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また儀式か…
なんで毎回毎回呼ばれるのだろうか。
大きくため息をついて周りを見渡した。
『お。罠みーっけ。』
ああ、今日はトラッパーだ。
1つまだ仕掛けられていない罠が近くにある。コレがあるということは、トラッパー確定なのだ。
ひとつ手に取る。
意外と重い。
『ちょっと遊んじゃお。』
彼女は罠を仕掛けてみることにした。
端を足で押さえて、閉じた口を開く。
キリリ、と独特の音がなかなか心地よい。
『おお!』
出来た!と喜んで、また閉じて遊ぼうと近くの石を掴む。
そして、真ん中に落と…せなかった。
『ぐぇ!?』
いきなり襟を掴まれる後ろに引っ張らる。
「何をやってるんだお前はっ!!」
ひどく焦ったように彼は怒鳴った。
『トラッパー?』
まさか近くにいたのか。分からなかったよと呑気に彼女は言うが、トラッパーはとても怒っているようだった。
「いいか?これには絶対に触るな!解除もするな!」
『え、でもコレ…解除しないと使えないよ?』
「それはもういい!」
トラッパーは彼女をかつぎ上げると近くの小屋まで運んだ。
『ええ~!運ばないでよ~! 』
「いいか?終わるまでここから絶対に出るな!ハッチは見つけといてやる」
『えー…』
トラッパーに抗議の声を上げようとしたが、凄く不機嫌そうな上、また怒鳴られそうなので黙る。
トラッパーは少し彼女を見つめたあとどこかへ行ってしまった。
『むー…なんだよ!なんだよ!トラッパーめ!』
"すけまっせ"と言って周りを見渡す。
遠くでトラッパーが罠を仕掛けている。
…あれ解除したら怒るかなぁ…
1回罠解除しまくってたら見つかってお尻叩かれたんだよなぁ…。めっちゃ痛かったし。
その後、セクハラだっ!ハゲっ!って言ったらまた叩かれたんだよな。
あ、腹たってきた…
解除してやろ。
にしし!と笑って彼女は今しがたトラッパーが仕掛けた罠へと向かった。
そろりそろりと。
どこかでサバイバーの叫び声が聞こえたので、トラッパーの罠にでもかかったのかもしれない。
『ふひひ。あった~!』
こんな発電機の真横。わかりやすい所に設置してなぁ。
石を掴む。
コレを解除したら次のを探しに行ってどんどん解除してやろう。ひとの悪い笑顔をしながら彼女はそっと真ん中に石を落とした。
ガシャンと音と一緒に、
罠から何かが放たれた。
『きゃあ!あっ…!痛っ…!な、なにィい…』
まさか、解除したらダメージを受ける仕掛けがしてあるだと…!?
もう~~!!トラッパーめ!!はよ言えボケェ!!
そう、悪態つくが信じられないくらい痛い。
痛すぎて涙出てきた。
『ふぇ、ええ…』
「……!?」
罠解除でダメージ受けたサバイバーを追おうとしたのだろう。
トラッパーは傷つく彼女を見て狼狽えた。
「お前何してる!小屋から出るなと言っただろうがっ!!罠にも触りやがって!!」
トラッパーの怒鳴り声にビクッと彼女の小さな肩が揺れる。それに気がついてトラッパーはバツが悪そうに舌打ちをした。
彼女は泣きじゃくりながら
『だって、ひっく…こんな仕掛けしてあると思わなかったんだもん…』
トラッパーは大きくため息を吐いて、彼女を抱き上げた。
「取り敢えず、手当してやる。今度はウロチョロするなよ」
『自分で、戻っ、れるもん。はや、早くサバイバー探しに、ぅっ、行きなよ…!』
「ああ、誰かさんが言うこと聞かなかったせいで逃げられちまうかもな。」
『…お仕置きされちゃうよ』
「ふん…、だったら早く探しに行けるように大人しく手当されてろ。」
儀式が終わったら尻を思い切り叩いてやる!
そう言われて彼女は情けない声を上げた。
『ふぇえ…、ひどい…』
儀式が終わって、トラッパーに尻を叩かれた彼女は痛む尻を両手で押さえながら恨めしそうに彼を見上げた。
「お前が悪い。」
一仕事終えたように笑う。
『ぅぅ…トラッパーも言わないのが悪いんじゃないか!』
「サバイバーが近くにいたのが見えたからな。言えなかった」
『むぅ…!』
ほら、早く行けと言われて彼女はしぶしぶハッチまで歩く。
『じゃあな~!暴力ハゲ頭~!』
「ほう…?まだ反省してないようだな。」
『わっ!嘘!ちょっと離してよ!!』
暴言吐いてから帰ろうとしたら掴まれた。
「お仕置きが足りんようだな」
『ひぇえ…!』
二コーと笑ってトラッパーは彼女の頭をヘッドロックし、拳でグリグリした。
『いたたたたっ!ごめんなさい!もう、言いません!!』
痛ァあああ!!!
再び叫び声が響いた。
なんで毎回毎回呼ばれるのだろうか。
大きくため息をついて周りを見渡した。
『お。罠みーっけ。』
ああ、今日はトラッパーだ。
1つまだ仕掛けられていない罠が近くにある。コレがあるということは、トラッパー確定なのだ。
ひとつ手に取る。
意外と重い。
『ちょっと遊んじゃお。』
彼女は罠を仕掛けてみることにした。
端を足で押さえて、閉じた口を開く。
キリリ、と独特の音がなかなか心地よい。
『おお!』
出来た!と喜んで、また閉じて遊ぼうと近くの石を掴む。
そして、真ん中に落と…せなかった。
『ぐぇ!?』
いきなり襟を掴まれる後ろに引っ張らる。
「何をやってるんだお前はっ!!」
ひどく焦ったように彼は怒鳴った。
『トラッパー?』
まさか近くにいたのか。分からなかったよと呑気に彼女は言うが、トラッパーはとても怒っているようだった。
「いいか?これには絶対に触るな!解除もするな!」
『え、でもコレ…解除しないと使えないよ?』
「それはもういい!」
トラッパーは彼女をかつぎ上げると近くの小屋まで運んだ。
『ええ~!運ばないでよ~! 』
「いいか?終わるまでここから絶対に出るな!ハッチは見つけといてやる」
『えー…』
トラッパーに抗議の声を上げようとしたが、凄く不機嫌そうな上、また怒鳴られそうなので黙る。
トラッパーは少し彼女を見つめたあとどこかへ行ってしまった。
『むー…なんだよ!なんだよ!トラッパーめ!』
"すけまっせ"と言って周りを見渡す。
遠くでトラッパーが罠を仕掛けている。
…あれ解除したら怒るかなぁ…
1回罠解除しまくってたら見つかってお尻叩かれたんだよなぁ…。めっちゃ痛かったし。
その後、セクハラだっ!ハゲっ!って言ったらまた叩かれたんだよな。
あ、腹たってきた…
解除してやろ。
にしし!と笑って彼女は今しがたトラッパーが仕掛けた罠へと向かった。
そろりそろりと。
どこかでサバイバーの叫び声が聞こえたので、トラッパーの罠にでもかかったのかもしれない。
『ふひひ。あった~!』
こんな発電機の真横。わかりやすい所に設置してなぁ。
石を掴む。
コレを解除したら次のを探しに行ってどんどん解除してやろう。ひとの悪い笑顔をしながら彼女はそっと真ん中に石を落とした。
ガシャンと音と一緒に、
罠から何かが放たれた。
『きゃあ!あっ…!痛っ…!な、なにィい…』
まさか、解除したらダメージを受ける仕掛けがしてあるだと…!?
もう~~!!トラッパーめ!!はよ言えボケェ!!
そう、悪態つくが信じられないくらい痛い。
痛すぎて涙出てきた。
『ふぇ、ええ…』
「……!?」
罠解除でダメージ受けたサバイバーを追おうとしたのだろう。
トラッパーは傷つく彼女を見て狼狽えた。
「お前何してる!小屋から出るなと言っただろうがっ!!罠にも触りやがって!!」
トラッパーの怒鳴り声にビクッと彼女の小さな肩が揺れる。それに気がついてトラッパーはバツが悪そうに舌打ちをした。
彼女は泣きじゃくりながら
『だって、ひっく…こんな仕掛けしてあると思わなかったんだもん…』
トラッパーは大きくため息を吐いて、彼女を抱き上げた。
「取り敢えず、手当してやる。今度はウロチョロするなよ」
『自分で、戻っ、れるもん。はや、早くサバイバー探しに、ぅっ、行きなよ…!』
「ああ、誰かさんが言うこと聞かなかったせいで逃げられちまうかもな。」
『…お仕置きされちゃうよ』
「ふん…、だったら早く探しに行けるように大人しく手当されてろ。」
儀式が終わったら尻を思い切り叩いてやる!
そう言われて彼女は情けない声を上げた。
『ふぇえ…、ひどい…』
儀式が終わって、トラッパーに尻を叩かれた彼女は痛む尻を両手で押さえながら恨めしそうに彼を見上げた。
「お前が悪い。」
一仕事終えたように笑う。
『ぅぅ…トラッパーも言わないのが悪いんじゃないか!』
「サバイバーが近くにいたのが見えたからな。言えなかった」
『むぅ…!』
ほら、早く行けと言われて彼女はしぶしぶハッチまで歩く。
『じゃあな~!暴力ハゲ頭~!』
「ほう…?まだ反省してないようだな。」
『わっ!嘘!ちょっと離してよ!!』
暴言吐いてから帰ろうとしたら掴まれた。
「お仕置きが足りんようだな」
『ひぇえ…!』
二コーと笑ってトラッパーは彼女の頭をヘッドロックし、拳でグリグリした。
『いたたたたっ!ごめんなさい!もう、言いません!!』
痛ァあああ!!!
再び叫び声が響いた。
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