ハズビン
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死後の世界があるなんて誰が予想できたか。
さて。突然ですが、みなさん。生まれ変わったら何になりたいですか?
私は出来れば、金持ちのボンボンに生まれ変わって、親のスネを齧りながら無職で金を使いまくり、低収入で喘ぐ貧民を見下ろしたいです。
そんなクソみたいな願いを思い続けた結果なのか、あっという間になんかしらの原因で死んでしまった私は、言葉を発することが出来ない下等な生き物として生まれ変わってしまった。
……生まれ変わった?いや、今私は地獄という場所にいるわけで、生まれ変わったわけでなく、落ちた?のか?
まん丸ボディの可愛いフォルム。どっからどう見ても卵である。卵に顔と口、手と足が付いている生き物。
気がついたらいる同じ姿の仲間達。そして私達のボス。仲間たちもボスも私は大好きである。
仲間たちはおっちょこちょいなお調子者で、ボスは武器作って街襲ってみたり、ラジオデーモンに喧嘩打ったり(負けてる)凄く物騒だけど、とっても優しいのだ。寝る時は一緒だし、抱きしめてくれる。
私はボスが大好きだ。大好きなんだけど、ボスは周りのエッギーズよりもほんの少しだけ小さくて言葉を発さない私を赤ちゃんだと思っている様で、ある時私におしゃぶりをしゃぶらせた。
なんという屈辱……中身は成人女性だというのに、見た目が小さな卵だというだけでこの扱い……正直、嫌いじゃない……。
有難くおしゃぶりを口にした卵になった。
ボスはおしゃぶりを付け、他のエッギーズに比べ身振り手振りで必死に意思疎通を行う私を特別可愛がってくれた。
他の卵達からはブーイングの嵐であったが、ご自慢の高速ツッパリでひっくり返してやれば、誰も文句を言わなくなった。ふはは、軟弱モノめ……!!
他の卵をひっくり返しているのをボスに見られないようにしていたが、ある時うっかり3匹ひっくり返していたら見られてしまった。
あ、やべ……と思ってじっと見上げていたが、ボスは「懸命に攻撃してる……!なんて、勇敢なんだ……!将来有望だ!」と、涙を浮かべながら抱き締めてくれた。
いいのか、それで……
もう、私がなにをしてても怒らないのではないだろうか……?まるでネコっかわいがりだ。
ちょっぴり過保護気味なボスはいつも私を戦闘に連れて行ってはくれなかったが、ある時から急にハズビンホテルとかいう更生施設に住むことになったからと他の卵共々連れていかれた。なんだよ更生施設って。ボスは天国に行くためだって言ってた。ボスなら行けそうだけど、それ、ほんとかな?赤ちゃんよろしく抱きかかえられながら運ばれていく。
これから、ボスとエッギーズと仲良くホテルで暮らしていくのかぁと思っていたのだが。
どうやらなかなか上手くいかないらしい。
「こいつら捨ててきて!!」
ちょっと、我々エッギーズ以外の方々に対して疑心暗鬼気味のボスは自衛の為に武器を作っている。今日も新しく作り上げた武器を見せながらリアルガチプリンセスのチャーリーと、その恋人バギーにドン引きされ、更に武器商人が来てベタベタ確認がてら仲間が触っていたら、ヘマして天井に穴を空けてしまった。
我々までも危険と判断したらしい。しかし、捨てて来いとは……。我々は犬や猫ではないんだが?ボスは1人で寝れないのに……多分。
マジかよこの女、悪魔か?……悪魔だったわ。
バギーに私達エッギーズを捨てろと言われたボスは嫌がったが、「更生したいの?したくないの?」と詰められ、「……したいです」と答えるしかなかった。
「せめて、この子だけでも……!まだばぶちゃんなんです……!話すことも出来ないですし、こんなに小さいからきっと、生きていけないですよ……!!」
必死に私を抱き締めて抗議するボス、バギーは少し悩んだがハッキリと「ダメ!捨ててきて!」と言った。あんた、マジで鬼やで…
「そんなぁ……、う、うっ……」
ボスが泣き出してしまった。捨てられる自分の方が可哀想な筈なのに、ボスが可哀想でしかたない。私はボスを安心させたくて、頬にスリスリ擦り寄る。
(大丈夫だよ、ボス。こっそりちゃんと戻って来るからね。呪われた人形のように、捨てても捨ててもちゃんとボスの所に帰ってくるからね。)
私のそんな執着心の塊のような心の訴えを知らないボスは甘える様に擦り寄る私を堪らずギューっと抱き締め(やめて、割れて中身出ちゃう)
「この子は、いい子なんです……どうしても、どうしても……ダメですか……?」
と訴えた。さすがに、可哀想に見えたのか地獄のリアルガチプリンセス、チャーリーが「ねぇ、バギー……」と声を掛ける。しかし、彼女は意思が鋼の様に硬いらしく「ダメ!」と言うのだ。
ボスは、本当に絶望したように悲しげに私を降ろし、涙をボロボロ流しながら言う。
「エッギーズよ、もう、私はお前達と一緒にいられない……!!」
可哀想なボス、こんなに泣いて……。
めっちゃ可愛いな……。私がそんな感想を抱いてるというのに、他のエッギーズは即答で「はいボス!」と返事をし武器商人から買った商品を戻すバギーの後に着いて行ってしまった。
ちょ……おまいら……。めちゃくちゃシビア……。まだ、ボス話してるのに……。
慌てて後を追う私。途中後ろを振り向けば、わんわん泣き出してしまったボス。今すぐ駆け寄って慰めたい……しかし、今は決別の時。一時的のな。私はピョンピョン飛び跳ねてバイバイと手を振る。
(捨てられたら、すぐ戻ってくるからね!待っててね!ボス!)
そんな私の姿が健気に見えたのか、ボスはとうとう立ってられず、床に平伏して嗚咽を漏らしながら泣いていた。
可愛い。可哀想可愛い。
「あ、あ……っあの子は、捨てられるだなんて……!!きっと分からないんです……!可哀想にっ……!私の為に……っ!」
「………」
「まだっ、赤ちゃん、なのにぃ……!」
ひんひん泣いてるボスを、チャーリーが慰めるように背を撫でているが、彼女の顔は何とも言えなそうな顔をしていた。
そんなやり取りが聞こえていたが、我々はとりあえず、ボスと別れるきっかけになったバギーの後を着いて行った。泣いてるボスが可愛かったけど、やっぱり、大好きなボスから引き離そうとするバギーの事が面白くないので私の得意技の高速ツッパリをお見舞する。
ぺちぺちペちぺちぺちっ
最初はビックリしたようだが、まるで効果がない。おかしいな……他の卵達には通用するのによ……。負けじとひたすら細いしなやかな脚をぺちぺちぺちぺち……と叩き続ける。
気が付いたら他の卵も応戦していた。よろしかろう。この悪魔をひっくり返してやるのだー!と頑張っていたが、彼女はどうやらそんな我々を「うざいから捨ててきて!」と宿敵、ラジオデーモンに頼んだようだった。
(この卑怯者~~~!!)
他のエッギーズは違うと思うが、私は初見だ。
ボスだって1度も勝てた事がない、口の裂けたようなニンマリ顔の赤い悪魔に頼むなんて…、こんな胡散臭そうな雰囲気の悪魔がまともなわけないじゃないですか~!やだーーっ!
チェンジだ!チェンジ~!!
(このこのこの~~~!!)
ぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちっ
私が必死にバギーの脚へツッパリをかましていれば、突然頭をグワシッ!と掴まれた。文字通り掴まれた。そして、そのまま身体が宙に浮かぶ感覚、何事か分からず手足をバタバタ動かせば、すぐ側からノイズ混じりの不思議な声がした。
「ほらほら、あなたも一緒に行きましょうね」
顔の圧が強い。ていうか、持ち方ェ……。
我々は、この男に捨てられるのか……死亡フラグかよ。初見の宿敵に運ばれる我……無念……。
スタスタ歩く悪魔に連れられ、ホテルの入口まで辿り着いた。というのに、未だに私の頭は掴まれたままである。どうゆうことなの?
「アラスター……!!その子はまだ赤ちゃんですからっ!!そんな持ち方しないでくださいぃ~!!」
すれ違ったボスが凄く叫んでた。私の頭を鷲掴むこの悪魔は「だって捨てるんでしょう?この子を」と私を掲げて見せながら愉快そうに言ってボスを更に泣かした。おのれ、ラジオデーモン!怒りを露わにしてじたばたと激しく抵抗すれば、「ご心配には及びません。ちゃんと捨ててきますからね!」といいながらパッ…と手を離す。
ちょ、おま~~~っ!?結構高さあるんですが?!割れちゃう!!
しかし、床に叩きつけられる前にボスがキャッチしてくれたので割れずにすんだ。だいちゅきすぎる。
うるうるしながらそっと私を降ろしてくれたボスにニコニコしながらピョンピョン跳ねて手を振る。
(ボス、ボス~!ちょっと行ってくるからね!)
「うっ、ううう~~~!!すまない、すまない~~~~!」
そんな私が健気に見えたらしく、再びわんわん泣き出したボスに後ろ髪(髪ねぇわ)引かれつつ、全身真っ赤っか野郎の後を着いて行く。……若干見下ろしてくる目がめっちゃガンギマリみたいな感じで怖ったが……、まぁ、この低い位置から見たら大概の視線はこうである。決して睨まれた訳では無いと思いたい。
ボスに捨てられたので、早くも見限ったのかラジオデーモンをボスと呼ぶエッギーズ。マジかよ、おまいら……。寝返るの早くね?私はちゃんと戻るつもりだよ、ボスの所に。
しかし、褒めてるつもりの言葉が割と馬鹿にしてるような囃し立てるような感じだから若干彼はイラついているようだった。
私は?私は本当は高速張り手をお見舞いしたかったが、そこまで無謀ではない。絶対割られる。私は良い子、空気が読める子。
ちょっと隙を見て、ホテルに戻ろうとしたら前を向いているはずのアラスターに「何処へいくんです?」と言われたのでさっきから帰りたいのに帰れない。ちくしょー、後ろに目がついてんのかよ……。
しょぼしょぼと肩を落としながら最後尾を着いていく。私の身体はほんの少し小さいだけだが、歩幅が若干短いらしく時折小走りしないとはぐれてしまう。
あーあ……、ボスだったら抱っこして運んでくれるのに……。キュッと口を結べばおしゃぶりもぐにゅっと動く。
再び距離が離れた時に突然アラスターが、止まって振り向いた。
「ふむ……、やはり小さいので歩くのが遅いですね。些か面倒ですが、持ちましょうか」
そんな風に言って近付いて来るので結構です、と手を振る。
(自分、ボス以外の抱っことか……地雷なんで……)
そして全く初対面の人であるアラスターが自動販売機よりもデカイ(そう見える)図体を屈めて私を抱きあげようとしたので、その手を弾くように高速突っ張りをお見舞いした。
ぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちっ
ビクともしねぇなこの手。
卵である私に一方的にツッパリを受けるラジオデーモン。めっちゃ拒絶されている事に気が付いたらしい彼は、暫しの硬直の後
グワシッ!
と再び私の頭を掴んだ。
Oh……ジーザス……
手足をバタバタとしながら、運ばれる私。
「此方の方が、お望みのようなので。これで行きましょう」
先程よりも握り方が強いのでイラついているのかもしれない。握りつぶされやしないだろうか……、めっちゃ怖い。
手足をバタバタしてても大した抵抗にならないらしく微動だにしない……くそがよぉ……このまま運ばれるしかねぇのか……。
そうして歩き出したアラスター、頭を鷲掴みされたまま運ばれる私……。持ち方ェ……。
遥か下にいる「ボス、ワタシも掴んで~!」とはしゃぐおまいらは後で転がすからな。
ふっ、と気が付いたら何処かの会社の会議室にいた。
信じられます? 私、頭鷲掴みにされたまま眠っていたんですけど!?
なんか、あの浮遊感がまた眠気を誘ったらしくそのまま眠ったらしいんだよね。何処でも寝れてしまう特技が発動したらしい。
アラスターもアラスターで私を鷲掴みしたまま会議室に連れてきちゃって、何してんの??というか、何の集まり??
アラスターの膝の上で眠るという屈辱……。
突然鳴り出した音楽に歌うギャルっぽい悪魔と強強な女です! って感じの悪魔の白熱した歌で起こされた。
「じつに、実りある話し合いでした」
曲が終わり、アラスターのそんな発声と共に会議はお開きになった。
膝から降りようと、モタモタとしていれば普通に彼に降ろされた。存外紳士だな。私の頭鷲掴みしてたけど。
アラスターは、仲間のエッギーズに任務を与えた。何故かはぐれたのか何処かに捨てられたのか、1匹しかいないが彼(彼女?)は元気よく「はい、ボス! 」と言ってさっきの強強の悪魔のいる別室に忍び込んでいった。
私もついて行こうとしたが、ステッキの先が目の前に突き刺さったので、やめた。
「任務を与えたのは、アレだけだ」
見上げたら、めちゃ怖い顔してた。
大人しくトボトボとアラスターに着いていく。
心配だ……フランク、大丈夫かな……あいつそういや、生意気にも名前あるんだよな……。私には無いのに。
外に出て(みんないた)アラスターからせめて2mくらい離れようとしたら、逃げようとしているのかと思われたらしく地面から伸びた変な触手で掴まれた。そんな……触手プレイはちょっとハードルが高過ぎる……そんなアホな事を思っていたら再び鷲掴みされる頭……フィット感が凄まじい。なんだろう、もう逆に安心するまである。
すぐ真横に、壁があって行き止まりになっている側に無言で降ろされる。仕方無しに壁側にベッタリくっ付いて座り、ゴミ箱の中に入って遊ぶエッギーズを見ながらフランクの帰りを待つ。
あー、ボスにゴミ箱で遊ぶなっていつも怒られてるのに。多分、また匂いついて「クサッ!? 」って怒られるんだからな。
……でも、コイツら、ボスの事もうどうでもいいんだろうな……だって、アラスターの事をボスって呼んでたし……。
あんなに一緒にボスに尽くしてきたのに、そんな簡単に寝返りやがって。私は絶対にボスがいい。アラスターなんか嫌だ。頭鷲掴みしてくるし。なんか怖い顔するし。
みんな、アラスターについて行っちゃうのかな……。
アラスターはどうするんだろうか。ここまで連れまわしているけど、やっぱり何処かに捨てるのかな……。
そんな事を思いつつ、チラリ、と何となしにアラスターの方を見たら、こっち見てらしくバッチリ目が合ってしまった。
思わずビクッとした。何を考えているか分からないが、じーっと見られている。
こっち見んな……。
「キミは、他の卵君達とは違うみたいだ」
そんな事を言ってきたので首を(首ねぇな)傾げた。
「彼が特別扱いするのも、なんとなく分かりますよ」
それきり、なんか満足したのか分からないが興味無さそうな人がやる仕草ベストテンに入る、自分の爪を見る行為をし、何も言わなくなった。
地面に落ちていた錆びた釘で、ボスの絵とエッギーズの絵を描く。早く帰りたいなぁと、思っていれば、ビルの中からフランクが漸く出てきた。
アラスターに中の出来事を報告するよう言われ、まとまりの無い言葉を発する。痺れを切らして「つまりどうゆうことです? 」と言われフランクは一言「彼女が天使を殺した」と言った。
まじで??天使殺せるの?
え、知りたい、万が一の時ボスを守れるかもしれないじゃん!
近寄って詳しく聞こうとしたら、アラスターがめちゃくちゃ怖い顔で「我々だけの秘密だ、分かったな!」と凄むもんだからビックリしてひっくり返ってしまった。
くそぅ……普段は私が卵達をひっくり返すのに……。なんという屈辱……。
それから、彼に連れられて再び歩き出す。
ひっくり返って動けない私をアラスターがステッキの先を使って器用に起こしてくれた。
ペコり、とお辞儀をしてお礼を渋々したが、顔を上げた瞬間グワシッ! と頭を鷲掴みされた。
Oh......あなたクレイジー……
もう、私はこうして運ぶものだという認識なのか……。プラーンと、ぶら下がる中、キーホルダーってこんな気持ちなのかなぁと思った。
いつの間にか再び眠っていたらしく、道中全く覚えていない。これ、もしや私は眠っているのではなく気絶しているのでは……? と思案した。そんな、頭を鷲掴みされたまま、ボスの歓喜余った声とすぐに「部屋の掃除をしろっ! 」と命令する声。
(あっ!ボスだっ! )
と、ホテルに帰って来れた喜びにパタパタと手足を動かした。因みに未だに鷲掴みされたままである。
「あのぅ……、アラスター? その子を返して欲しいんですけど…… 」
ボスが前にいる。ニコニコ笑いながら抱っこをせがむ様に手を伸ばす。
早く離してくれよ、アラスター! ボスが来てるんだよボスが~~!
「ああ、そうでした! あまりに手に馴染むので、うっかり……」
「手に、馴染む……」
何言ってんだこいつ、という空気を誰もがみんな醸し出しながらアラスターは素直に私をボスに手渡した。また、落とされると思ったからちょっと意外だった。
私を受け取ったボスは涙を流して喜んだ。
ギュッと抱き締められ、頬擦りされる。やっぱりボスが1番好きだ!
「ごめんよ、怖かったねぇ~~~!もう大丈夫だからね~~~! よちよち~~!」
たった半日一緒にいられなかったくらいで一生会えないかと不安にもなった。なんたってラジオデーモンに連れ回されていたんだから。でも、何だかんだ彼のおかげで再び戻ってもこれたので、良かったのかもしれない。
……例え、私の小さき帽子が鼻かんだティッシュの様にくちゃくちゃに潰れていてもだ。
階段を登って行く彼の背を見つめた。階段を登り切った時、こっちを見た気がしたので手を振った。
彼は何の反応もせずにそのまま奥へと行ってしまったので無駄な行為だったが。
夜、一日何をしていたかボスに報告するフランク。本当の事を言っているのだが、いまいちボスは我々エッギーズの言うことを信じない。
本当にカミラって人は天使を殺したんだろうか。
アラスターが、信じるのにボスは信じないんだよなぁ……まぁ、普段からいい加減な報告ばかりするから仕方無し。
「さあ、寝る時間だ」
そう言ってみんなボスにくっ付いて眠る。
私はボスに抱き締められながら眠るのだ。
おやすみボス、エッギーズ。
明日は宇宙人に会えるといいなぁ。
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