Type-Zero 本編
戦うことを恐れず立ち向かうそれは・・・
人の姿をした兵器・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
時は×000年。
地球の半分は砂漠と化していた。
その砂漠にたたずむ少年が一人。
その少年は・・・
戦うために作り出された・・・
【兵器】
助手『博士?白鶴博士?』
大きな研究室の奥。分厚いガラスが張られている。その中に一人の白衣を着た老人がPCを片手に何かの作業を行っている。
PCから一本のコードが伸び、その先はオレンジ色の丸い球につながっていた。
助手『何をなさっているのですか?』
一人の若い女性は老人に近づいていく。
老人は黙ったまま振り向くこともなかった・・・
助手『あぁ、またその機械の修復ですか・・・』
半分呆れたかのように女性は機械をそっと撫でる。
白鶴博士『お前には分かるまい。この機械は戦争を終わらせるためにある。』
老人は機械からコードを抜くと、球を人の形をした機械の中に戻した。
白鶴博士『こいつは特別だ。政府の奴等なんかに渡してたまるものか。これはわしの発明だ・・・』
助手『自分の発明が戦争を起こしたことを・・・』
白鶴博士『やつらはわしの発明を盗み自らの首を絞めているだけでなく、罪無き人々の命をも多くの犠牲にして・・・』
助手『お気持ちお察しします・・・』
老人は機械にそっと覆いかぶさった。
白鶴博士『この子は・・・戦争を・・・終わらせるために・・・』
老人はそのまま目を閉じた・・・
助手『白鶴博士・・・?』
女性が老人の手を取った瞬間あたりは眩い光に包まれた。
『研究所が落ちたぞー!!』
『これでこの戦争は、俺たちの勝ちだな!』
『政府の奴等め!!これで懲りただろ!!』
外では多数の若者たちの歓喜に包まれていた。
手を取り合い喜びを分かち合う者。その場に泣き崩れる者。まだ怒りが治まらず石を壁に投げつける者。
そんな中、一人の男の子が空を指差した。
男の子『ねぇ、あれは何?』
近くに居た人々も空を見上げる。
今日は晴天。雲ひとつ無い中、きらりと光る多数の何かが目に入ってきた。
それはだんだん近くなってくる。
『機械だ!!政府の殺人機械が来たぞー!!』
歓喜の声は消え去った。人々は逃げ惑い混乱に陥る。
『・・・』
それは一瞬だった。機械の波が押し寄せた後、町は一瞬にして業火に飲み込まれた。その中に、生きるものは何も無かった・・・
その日、世界各国でミサイルが打ち落とされた。地上にあるもの全てが焼き尽くされた。一部のものは、シェルターに逃げ何とか生きることができた。生き残った人々は、この日を【終幕の日】と呼んだ・・・
人の姿をした兵器・・・
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時は×000年。
地球の半分は砂漠と化していた。
その砂漠にたたずむ少年が一人。
その少年は・・・
戦うために作り出された・・・
【兵器】
助手『博士?白鶴博士?』
大きな研究室の奥。分厚いガラスが張られている。その中に一人の白衣を着た老人がPCを片手に何かの作業を行っている。
PCから一本のコードが伸び、その先はオレンジ色の丸い球につながっていた。
助手『何をなさっているのですか?』
一人の若い女性は老人に近づいていく。
老人は黙ったまま振り向くこともなかった・・・
助手『あぁ、またその機械の修復ですか・・・』
半分呆れたかのように女性は機械をそっと撫でる。
白鶴博士『お前には分かるまい。この機械は戦争を終わらせるためにある。』
老人は機械からコードを抜くと、球を人の形をした機械の中に戻した。
白鶴博士『こいつは特別だ。政府の奴等なんかに渡してたまるものか。これはわしの発明だ・・・』
助手『自分の発明が戦争を起こしたことを・・・』
白鶴博士『やつらはわしの発明を盗み自らの首を絞めているだけでなく、罪無き人々の命をも多くの犠牲にして・・・』
助手『お気持ちお察しします・・・』
老人は機械にそっと覆いかぶさった。
白鶴博士『この子は・・・戦争を・・・終わらせるために・・・』
老人はそのまま目を閉じた・・・
助手『白鶴博士・・・?』
女性が老人の手を取った瞬間あたりは眩い光に包まれた。
『研究所が落ちたぞー!!』
『これでこの戦争は、俺たちの勝ちだな!』
『政府の奴等め!!これで懲りただろ!!』
外では多数の若者たちの歓喜に包まれていた。
手を取り合い喜びを分かち合う者。その場に泣き崩れる者。まだ怒りが治まらず石を壁に投げつける者。
そんな中、一人の男の子が空を指差した。
男の子『ねぇ、あれは何?』
近くに居た人々も空を見上げる。
今日は晴天。雲ひとつ無い中、きらりと光る多数の何かが目に入ってきた。
それはだんだん近くなってくる。
『機械だ!!政府の殺人機械が来たぞー!!』
歓喜の声は消え去った。人々は逃げ惑い混乱に陥る。
『・・・』
それは一瞬だった。機械の波が押し寄せた後、町は一瞬にして業火に飲み込まれた。その中に、生きるものは何も無かった・・・
その日、世界各国でミサイルが打ち落とされた。地上にあるもの全てが焼き尽くされた。一部のものは、シェルターに逃げ何とか生きることができた。生き残った人々は、この日を【終幕の日】と呼んだ・・・
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