長編辞書 人物&その他②
🌷新しい思い出
2人がこれから作っていこうと決めたこと。
バスケットから心が離れ、さらには今まで牧と過ごした記憶まで失ってしまうと思い込んでいたが、それは彼女の杞憂であった。
記念すべき第1つ目の思い出は、分かり合えたばかりの時。
相手を想いながらも本音をぶつけ合うことに夢中になり、ベンチが残り雨で湿っていることに気が付かず下半身の衣服が濡れてしまっていたのだ。
「冷たい……お尻、濡れちゃったね……?」
「ああ。迂闊だったな……」
「つらい思い出には、させん!!」
「即答できなくてもいいさ。
今までもこれからも、たくさん思い出を作ればいい。
消え失せることはないだろ。
お前の悩みは、俺の悩みでもある。どんなことも二人三脚で乗り越えていこうぜ」
もう、何者にも縛られない ―
不快であろう染みも解消できた今の彼らにはなんのその。ちょっとした珍事件に笑い合い、嬉し恥ずかし幸せな思い出に。
今後はどういったメモリーが増えていくのだろうか?
🌷バッドエンド
神が主人公にさせまいとした最悪の結末。
別れを告げられ、深い谷底へ落ちてしまった主人公は牧と共通の好きであるバスケットへの意欲が低下してしまい、それは退部スレスレのところまで続いた。
真実を明かし、復縁するよう説得したはいいが心に闇を抱えていることに気付けず…
「バッドエンドにはさせない。
マスターしようよ、スリーポイント」
過去を振り返り後悔や自身への憤りを感じた彼は、彼女へ想いを伝えようと先輩に対し2人きりにさせてほしいと懇願。共にスリーポイントの練習を行い、これまでのことを謝罪し、そして2度目となる告白を済ませた。
「このことは「知らなかった」じゃ済まされないことなんだ。
俺は救世主なんかじゃない。
あれだけ大見得を切っておいて、守ってあげられなかった。その上、君を傷つけた。
謝ればいい問題じゃないけど……この場を借りて謝らせて。
〇〇ちゃん……本当に、ごめん……」
「おはよう。
〇〇ちゃんのためなら、いくらでも早起きするよ」
「えっ」
「最悪な結末にはしたくないからね」
「宗くん、ありがとう……」
屋外での早朝特訓では、ほぼ完成されたシュートに喜びを共有しつつも自分の役割は終えたのだと少々淋しさを感じているようだ。
🌷深いキス
彼女の要望の1つである、レベルが高い?
大人の愛情表現。
「キスはキスでも、ディープキスぐらいはしてるわよね?」
「え……? ディープ……?」
「舌と舌を絡ませるキス!」
「なっ……
そ、そんな大人びたこと、してないよっ!」
親友に言われたことがキッカケで、彼氏の唇をじっと見つめ、相手さえ構わないならと頻繁に目で訴えている。
「ふっ、深いキス……
したいな……なんて……」
「なおさら、歯止めがきかないかもしれん」
分かり合えた2人。
彼とてそれをしたいと願うが例の事件がトラウマとなってしまったか。「キスしてもいいよ」と口ではそう言っても、いざとなると全身が無意識に小さく震え、毎度要求を受け入れられずに終わってしまう。
( 言い出したのは自分だけど、まだ心の準備が……!)
その様子を切なげな顔で見つめる牧…
恐怖心を克服し、塗り替えられる日はいつだろうか。
🌷福田吉兆
陵南高校・2年
対海南戦で突如現れた、オフェンス力に長けた未だ謎多き選手。あだ名はフクちゃん。
フッキーと呼ぶ神とは中学時代からの仲。
「つまり……メッシュ猿も野猿も、ボス猿も……ミスはあると……」
「ジイも……牧紳一も……
最初はミスして怒られて、上手くできない自分が嫌で投げ出しそうになって挫折して。その繰り返しだったはずだよ?」
( アイツら……
仙道に一目置かれてる男と……
仙道が一目惚れしたっていう女…… )
桜木とは顔馴染みで、学校をサボりひとり広場にて黒星となった試合を思い出してはぼうっとし、主人公に励まされていた光景を遠目から傍観していた。また、
賛辞を受け騒がられていることが面白くないのか瓦礫に咲く花だと話す仙道に「ああいう女は嫌い」と、ハッキリそう吐き捨てた。
持ち上げ上手な天使が彼とどう絡んでいくのか?
勝負の結果以外にも少々気になるところ。
🌷ヘアオイル
主人公が愛用している美容のヘアケア剤。
牧はもとより神や藤真もかぐわしい花々の香りに酔いしれている。
( 手……温かかったな。
ずっと前から思ってたけど、〇〇ちゃんってイイ匂いがするんだ。
香水かな……?
君が好きな、花の香り。
その甘い蜜のような香りが……
俺の心を惑わせ、狂わせる。)
桜木においてはバスケットマン教室にて彼女とマッチアップ中、ふわっとイイ匂いがしたとその場に倒れ込んでしまっていた。
他にも道しるべとなり、これによって彼女の居場所を知らせる(把握できる)素にもなっている。
ちなみに香水は校則違反らしく、本人は不満げ?
🌷保健室
桜木と流川が屋上で殴り合いをしていた際、主人公は流川を半強制的に連れ出し、ここで止血や消毒・包帯などケガの手当てをした。「楓くん」と呼ぶようになったのもここからである。
🌷魔法使い
桜木と清田のこと。へっぴり腰になっている時、緊張や不安を感じている時。
彼らはある時は励ましの言葉をかけ、またある時はまじないなどのアクションを起こし、常に前を向いていこうと主人公を元気づけていた。
「〇〇さん! リラーックス!」
「やってる間、ちゃんと被っててくださいよ!」
「ダイジョーブ!」
「コートに入る時、いつもお辞儀をしてるじゃないスか。
大事に思っている証拠ですよ!」
元コーチの桜木に関してはもはや尊敬の域に達しているよう。湘北メンバーでは、三井にのみそのことを打ち明けている。
対2,3年の試合の際、調子づく男に三井が加わればそうもいかなくなるのではと懸念していると
「他人のことよりも自分のことを心配しろよな」と1年を応援するよう後輩に向けてタオルを放り投げ、なんとも不器用な激励を飛ばしていた。
「おらっ、魔法使いのコーチが待ってんぞ!」
罪を帳消しにした懐の深い彼女こそ、魔法使いだと思っているのかもしれない?
🌷悪い虫 🆕
牧が敵意を向けている人物。
愛しの女性を奪われないよう、威嚇的な態度で相手を睨みつけている。それはもう恐ろしいほどバチバチに鋭い目つきだ。
一番初めにそれを発したのは、以前復縁するよう諭した高頭監督であった。
失恋した後輩たちは頭数に入ってなく、現在では2、3人ほどに絞られている。
「あれから、虫は追い払ったのか」
「いえ……まだいますよ。
大きいものと、小さいものが1匹か2匹……」
その要注意人物とはおそらく
仙道に流川、そして…藤真。
「まったく……油断も隙もない……」
延長戦前の小休止また、試合直後であってもすかさず恋人のもとへと駆けつけ、徹底的にガードしているが
果たして根絶できる日は一体いつなのか。
「紳ちゃん……? 今、何して……?」
「虫除けだ」
「え……?」
「これでもう近寄らんだろ」
彼は男除けにと、首筋に口付けを落としたが予防策になるか否か…?
2人がこれから作っていこうと決めたこと。
バスケットから心が離れ、さらには今まで牧と過ごした記憶まで失ってしまうと思い込んでいたが、それは彼女の杞憂であった。
記念すべき第1つ目の思い出は、分かり合えたばかりの時。
相手を想いながらも本音をぶつけ合うことに夢中になり、ベンチが残り雨で湿っていることに気が付かず下半身の衣服が濡れてしまっていたのだ。
「冷たい……お尻、濡れちゃったね……?」
「ああ。迂闊だったな……」
「つらい思い出には、させん!!」
「即答できなくてもいいさ。
今までもこれからも、たくさん思い出を作ればいい。
消え失せることはないだろ。
お前の悩みは、俺の悩みでもある。どんなことも二人三脚で乗り越えていこうぜ」
もう、何者にも縛られない ―
不快であろう染みも解消できた今の彼らにはなんのその。ちょっとした珍事件に笑い合い、嬉し恥ずかし幸せな思い出に。
今後はどういったメモリーが増えていくのだろうか?
🌷バッドエンド
神が主人公にさせまいとした最悪の結末。
別れを告げられ、深い谷底へ落ちてしまった主人公は牧と共通の好きであるバスケットへの意欲が低下してしまい、それは退部スレスレのところまで続いた。
真実を明かし、復縁するよう説得したはいいが心に闇を抱えていることに気付けず…
「バッドエンドにはさせない。
マスターしようよ、スリーポイント」
過去を振り返り後悔や自身への憤りを感じた彼は、彼女へ想いを伝えようと先輩に対し2人きりにさせてほしいと懇願。共にスリーポイントの練習を行い、これまでのことを謝罪し、そして2度目となる告白を済ませた。
「このことは「知らなかった」じゃ済まされないことなんだ。
俺は救世主なんかじゃない。
あれだけ大見得を切っておいて、守ってあげられなかった。その上、君を傷つけた。
謝ればいい問題じゃないけど……この場を借りて謝らせて。
〇〇ちゃん……本当に、ごめん……」
「おはよう。
〇〇ちゃんのためなら、いくらでも早起きするよ」
「えっ」
「最悪な結末にはしたくないからね」
「宗くん、ありがとう……」
屋外での早朝特訓では、ほぼ完成されたシュートに喜びを共有しつつも自分の役割は終えたのだと少々淋しさを感じているようだ。
🌷深いキス
彼女の要望の1つである、レベルが高い?
大人の愛情表現。
「キスはキスでも、ディープキスぐらいはしてるわよね?」
「え……? ディープ……?」
「舌と舌を絡ませるキス!」
「なっ……
そ、そんな大人びたこと、してないよっ!」
親友に言われたことがキッカケで、彼氏の唇をじっと見つめ、相手さえ構わないならと頻繁に目で訴えている。
「ふっ、深いキス……
したいな……なんて……」
「なおさら、歯止めがきかないかもしれん」
分かり合えた2人。
彼とてそれをしたいと願うが例の事件がトラウマとなってしまったか。「キスしてもいいよ」と口ではそう言っても、いざとなると全身が無意識に小さく震え、毎度要求を受け入れられずに終わってしまう。
( 言い出したのは自分だけど、まだ心の準備が……!)
その様子を切なげな顔で見つめる牧…
恐怖心を克服し、塗り替えられる日はいつだろうか。
🌷福田吉兆
陵南高校・2年
対海南戦で突如現れた、オフェンス力に長けた未だ謎多き選手。あだ名はフクちゃん。
フッキーと呼ぶ神とは中学時代からの仲。
「つまり……メッシュ猿も野猿も、ボス猿も……ミスはあると……」
「ジイも……牧紳一も……
最初はミスして怒られて、上手くできない自分が嫌で投げ出しそうになって挫折して。その繰り返しだったはずだよ?」
( アイツら……
仙道に一目置かれてる男と……
仙道が一目惚れしたっていう女…… )
桜木とは顔馴染みで、学校をサボりひとり広場にて黒星となった試合を思い出してはぼうっとし、主人公に励まされていた光景を遠目から傍観していた。また、
賛辞を受け騒がられていることが面白くないのか瓦礫に咲く花だと話す仙道に「ああいう女は嫌い」と、ハッキリそう吐き捨てた。
持ち上げ上手な天使が彼とどう絡んでいくのか?
勝負の結果以外にも少々気になるところ。
🌷ヘアオイル
主人公が愛用している美容のヘアケア剤。
牧はもとより神や藤真もかぐわしい花々の香りに酔いしれている。
( 手……温かかったな。
ずっと前から思ってたけど、〇〇ちゃんってイイ匂いがするんだ。
香水かな……?
君が好きな、花の香り。
その甘い蜜のような香りが……
俺の心を惑わせ、狂わせる。)
桜木においてはバスケットマン教室にて彼女とマッチアップ中、ふわっとイイ匂いがしたとその場に倒れ込んでしまっていた。
他にも道しるべとなり、これによって彼女の居場所を知らせる(把握できる)素にもなっている。
ちなみに香水は校則違反らしく、本人は不満げ?
🌷保健室
桜木と流川が屋上で殴り合いをしていた際、主人公は流川を半強制的に連れ出し、ここで止血や消毒・包帯などケガの手当てをした。「楓くん」と呼ぶようになったのもここからである。
🌷魔法使い
桜木と清田のこと。へっぴり腰になっている時、緊張や不安を感じている時。
彼らはある時は励ましの言葉をかけ、またある時はまじないなどのアクションを起こし、常に前を向いていこうと主人公を元気づけていた。
「〇〇さん! リラーックス!」
「やってる間、ちゃんと被っててくださいよ!」
「ダイジョーブ!」
「コートに入る時、いつもお辞儀をしてるじゃないスか。
大事に思っている証拠ですよ!」
元コーチの桜木に関してはもはや尊敬の域に達しているよう。湘北メンバーでは、三井にのみそのことを打ち明けている。
対2,3年の試合の際、調子づく男に三井が加わればそうもいかなくなるのではと懸念していると
「他人のことよりも自分のことを心配しろよな」と1年を応援するよう後輩に向けてタオルを放り投げ、なんとも不器用な激励を飛ばしていた。
「おらっ、魔法使いのコーチが待ってんぞ!」
罪を帳消しにした懐の深い彼女こそ、魔法使いだと思っているのかもしれない?
🌷悪い虫 🆕
牧が敵意を向けている人物。
愛しの女性を奪われないよう、威嚇的な態度で相手を睨みつけている。それはもう恐ろしいほどバチバチに鋭い目つきだ。
一番初めにそれを発したのは、以前復縁するよう諭した高頭監督であった。
失恋した後輩たちは頭数に入ってなく、現在では2、3人ほどに絞られている。
「あれから、虫は追い払ったのか」
「いえ……まだいますよ。
大きいものと、小さいものが1匹か2匹……」
その要注意人物とはおそらく
仙道に流川、そして…藤真。
「まったく……油断も隙もない……」
延長戦前の小休止また、試合直後であってもすかさず恋人のもとへと駆けつけ、徹底的にガードしているが
果たして根絶できる日は一体いつなのか。
「紳ちゃん……? 今、何して……?」
「虫除けだ」
「え……?」
「これでもう近寄らんだろ」
彼は男除けにと、首筋に口付けを落としたが予防策になるか否か…?