出逢い〜告白ラッシュ 編
name change
夢小説設定ここでは名前を自由に入力できるぞ。お前の好きな名前を入れてみてくれ。それにより面白みも増すだろ。
と言っても女性ばかりだが……
ん? 最後だけ男か。奴は、アイツが初めて……
いや、すまん。何でもない。では、よろしく頼む。
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惜しくも試合に敗れてしまった湘北。
やはり2m越えの魚住と、キレ者のエース・仙道が率いる陵南は強い。
「「 ありがとうございました!! 」」
解散後‥‥
「流川、桜木。俺を倒すつもりなら、死ぬほど練習してこい!」
二人を挑発する仙道。言い返す言葉もない。
( にゃろう…… )
( ぐぬぬ……センドー!! )
その光景を見ていた綾。
すると
「綾!!」
「えっ、紳ちゃん……!?」
振り返ると、なんとそこには愛しの彼が。
部活帰りなのだろうか。白いTシャツに海南のジャージを身にまとっている。
( あれが……
綾さんの恋人の、シンチャン…… )
( 牧、あいつが…… )
( 牧さん! )
( 牧! )
( 海南の、牧紳一…… )
( 牧さん!? アンビリーバブルや!! )
海南大附属の帝王・牧紳一。
突然の登場に、皆は驚きを隠せないでいた。
先日、綾が彼の恋人だと騒ぎになっていたためお互いの関係を知ってはいたが
実際に二人きりでいるところを見るのは初めてだった。
「紳ちゃん、突然どうしたの?
もしかして試合を見に来てたの?」
綾は牧の元へ駆け寄る。
「いや……たまには一緒に帰ろうと思ってな。
それに、わざわざ敵の手の内を知る必要もないからな。」
「ふーんだ、余裕たっぷりだね?
今日は陵南に負けちゃったけど……ウチの湘北は強いんだからね!」
試合後ということもあり彼女は少々ご立腹だ。
「フッ……
そう怒るな。可愛い顔が台無しだぜ。
本音は、お前に会いたかったからだ。」
「えっ……ご、ごめん……
私も、会いたかったよ…… 」
頬を紅潮させる綾。
牧は微笑みながらさり気なく彼女の荷物を持った。
その後、鋭い目つきに変わり大声で叫んだ。
「赤木! 仙道!
ここにいる奴らも全員!
インターハイ・決勝リーグで待っている!!
俺たちを倒したければ、ついて来い!!」
((( 牧……!! )))
「綾、帰るぞ。」
「うっ、うん……」
そう言い放った牧は振り返り、再び彼女を優しい眼差しで見つめる。公衆の面前で頭を撫でられ、恥ずかしさが止まらない。
( 紳ちゃん……?
あんなこと言うなんてどうしたんだろう……?)
「みなさん、今日は本当にお疲れ様でした!
失礼します!」
綾は慌ててペコッとお辞儀をし、足早に体育館を後にした。
彼の隣を歩く彼女の横顔はとても幸せそうだ。
残された者たちは呆然とその場に立ち尽くしていた。それもそのはず。
海南の主将が挑発をしてきたのだから‥‥
(( 上等だ!! ))
( 牧さんの彼女だったのか! どうりで魅力的なワケだ。ますます興味が湧いちまったな。
負けませんよ、俺も。)
( チッ……綾は渡さねーってことか。 )
( 二人とも、なんて表情してんのよ。
それにしても、牧のあの勝利に飢えた絶対的な存在感。息を呑んだわ。とんでもない男ね……)
( 海南の牧さんと、湘北のマネージャーさんはまさかの恋人同士!? よ、要チェックや!! )
( 今日はお姫様の護衛は必要なさそうだな……良かったな、春野さん…… )