出逢い〜告白ラッシュ 編
name change
夢小説設定ここでは名前を自由に入力できるぞ。お前の好きな名前を入れてみてくれ。それにより面白みも増すだろ。
と言っても女性ばかりだが……
ん? 最後だけ男か。奴は、アイツが初めて……
いや、すまん。何でもない。では、よろしく頼む。
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「春野さん、ちょっといいかな……?」
放課後、水戸はおもむろに綾を屋上へと誘った。
「水戸くん? どうしたの? 何かあった?」
真剣な顔つきで見つめる水戸。
「……単刀直入に言う。
春野さんは牧って奴のこと、好きなのか?」
「えっ……!? う、うん……」
綾は頬を真っ赤に染める。
「……!」
俯きながら話すその姿に居ても立っても居られなくなり
綾をギュッと抱き締めた‥‥
「水戸くん!? やっ……離して……!」
少し乱暴的に力を込めながら抱き締める水戸。
綾は離れようと胸部を押し必死に抗うが、男の力には敵わない。
しばらくして、彼はゆっくりと口を開いた。
「俺……春野さんのことが好きだ。」
「!!」
「悪い。さっき西東さんと話してるの、聞こえちまったんだ。
勝手なこと言ってるって、分かってる。
彼氏がいるのも知ってる。
けど、どうしても伝えたかった……」
水戸は腕を解放し、綾の顔を優しく見やる。
「水戸くん……わ、私……」
「おーっと! それ以上は言わないでくれよ。
俺の一世一代の告白だったんだからさ。」
「…………」
「……俺は見ての通り、不良だからな。
こんな卑怯なやり方しかできねえ。
だけど、春野さんを想う気持ちはその牧ってヤツにも負けてないと思うぜ。
返事はまだいいから……
今はボディーガードでいさせてくれないか?
絶対に守ってやる。何があっても、な……」
「水戸くん……こんな私を好きになってくれて、ありがとう……」
「……これからまた部活だろ?
そんな赤く腫れた目で行ったら、殺されちまうな、俺。花道にも、流川にも……」
「え……?」
「いや、何でもねえ。それじゃあな。」
水戸は最後にボソッと嘆き、去っていった。
その後ろ姿をずっと見つめていた綾。
( 入学して、初めてお友だちになろうってお願いした、水戸洋平くん。
見た目は怖そうだけど
実はとても優しくて、頼り甲斐があって……
あなたはいつから私のことを……?
今までどんな想いでいたの……?
知らず知らずのうちに、傷付けていたのかもしれない……
全然周りを見ていなかった自分に腹が立つ。
これからは、ちゃんと見ていよう。
でも……これだけは揺るがない。
私は " 彼 " のことが、好きだから…… )