出逢い〜告白ラッシュ 編
name change
夢小説設定ここでは名前を自由に入力できるぞ。お前の好きな名前を入れてみてくれ。それにより面白みも増すだろ。
と言っても女性ばかりだが……
ん? 最後だけ男か。奴は、アイツが初めて……
いや、すまん。何でもない。では、よろしく頼む。
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仮入部期間も終了し、今日から正式に男子バスケット部の一員となった綾。
コートに入る前に一礼ををし、更衣室で体育着とジャージに着替え
髪型は動きやすいよう後頭部にまとめた。
部員が全員集まったところで、整列して新入部員の自己紹介をすることに。
( 一年生は桑田くんに佐々岡くん、石井くん。そして、桜木くんと楓くん。
二年生は安田先輩と角田先輩に、潮崎先輩。
三年生はキャプテンの赤木先輩と、副キャプテンの木暮先輩。
マネージャーは二年生の彩子さんと一年の私!)
「富ヶ丘中出身、流川楓。
趣味……うーん……寝ることかな。」
「プーーッ! 寝ること、寝ることだって!
なんてつまらない男なんでしょう、その上いつも無表情~。」
「んだと……?」
小馬鹿にする様にちょっかいを出してくる桜木に、流川は苛立っていた。
「桜木花道! 和光中出身! 188cm 83kg!
趣味は……」
ゴン!!
赤木が桜木の頭を殴った。
「たわけ! お前にゃ聞いとらんわ!」
「な、なんで俺だけ……」
「桜木くん……」
「ニ年のマネージャーの彩子よ。
ビシバシいくから覚悟しなさい!」
常に明るく、気立てやスタイルも抜群な彩子に新入部員たちはタジタジしていた。
そして綾の番に。
「えっと……一年の春野綾です。
中学時代からバスケをやっていました。
ポジションはガードです。
青春を謳歌したくて入部しました。やるからには必ず勝ちましょう!
マネージャーとして精一杯頑張りますので、みなさんよろしくお願いします!」
(( か、かわいい…… ))
「いい心がけだ。気に入った。
そうか、春野は経験者なのか。大会の出場経験はあるか?」
キャプテンの赤木が尋ねた。
「二、三年で……県大会まで出場しました。
MVPは獲得できませんでしたが、思い出に残るとても楽しい試合でした!」
綾はニッコリ微笑みながら話した。
「「 !? 」」
一同は彼女の経歴に度肝を抜かれている。
「県大会!? それも連続で!?
すごいじゃないか、なあ赤木!」
木暮は隣にいる赤木に対し、興奮気味に話を振った。
「ああ、なかなかだな。マネージャーにするにはもったいないぐらいだ。」
「…………」
流川もこれには驚いている。その可愛いらしい容姿からは想像もできないほど、勝利への執念の様なものを全身で感じ取っていたのだった。
ますます綾への興味が湧いてしまった流川‥‥
一方、赤い髪の男はというと
( 綾さんと一緒に部活……!
ジャージ姿に、ポニーテールも似合うなぁ……
これはひょっとしたらひょっとして急接近できるチャンスなのでは……!? )
と、ひとり期待に胸を躍らせていた。
そんな風に思われているとは露知らず。
綾は幸先の良いスタートを切れたな、と清々しい気持ちでいっぱいだった。