出逢い〜告白ラッシュ 編
name change
夢小説設定ここでは名前を自由に入力できるぞ。お前の好きな名前を入れてみてくれ。それにより面白みも増すだろ。
と言っても女性ばかりだが……
ん? 最後だけ男か。奴は、アイツが初めて……
いや、すまん。何でもない。では、よろしく頼む。
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今日から1年の仮入部期間が始まった。
野球、サッカー、テニス、陸上などの運動部をはじめ吹奏楽や調理、美術などといった文化部の部活もあり、まさによりどりみどりだ。
放課後、色々な部活を見て回ったのだが
いまいちピンと来るものがなかった。
( やっぱり、大好きなバスケに関わりたい!)
そんな強い想いを胸に綾は一心不乱に体育館へと向かった。
お気に入りのバッシュに履き替え、いつもの様に一礼をする。
このバスケットコートは彼女に‥‥いや全選手にとっての大切な場所。もともと真面目な性格もあってか、本人には当然の行為なのだ。
「失礼します……!」
「あ、もしかして仮入部のコ?
私はマネージャーの彩子。よろしくね」
「はっ、はい! よろしくお願いします!」
( わぁ、この彩子って人、すごく美人。
スタイルも良いし憧れちゃうなぁ……ん? )
ふと辺りを見渡すと、隅っこで不満そうに基礎練習をしている桜木と巧みなプレイを着々とこなす流川の姿が目に入った。
慣れた手付きで自由自在にボールを操り、綺麗なフォームにより放たれた1本のシュート。吸い込まれる様にゴールネットをくぐっていく。
「ナイッシュー! 楓くん!」
「!!」
「「 !? 」」
慌てて名前を呼ぶほうを振り返ると
そこには
笑顔でこちらを見つめる彼女の姿が。
表情こそ変わらない流川だが、内心嬉しくて仕方がない様子‥‥?
( ……アイツ…… )
そして館内中の視線が1人の女子に向けられた。
「綾さん!」
「「 誰だ? 」」
思わず声が出てしまっていたことに気が付き、ちょっぴり恥ずかしくなってしまう。
「あ……ごめんなさい、つい……」
すると、主将の赤木がこちらに近付いてきた。あまりの巨体ぶりに一瞬怖気づくが‥‥
「流川の知り合いか……?
まあいい。バスケットが好きな人間に悪い奴はいないだろうからな。
ゆっくり見学していくと良い」
「はい、ありがとうございます……!
1年の春野綾と申します。喜んで見学させていただきますね!」
綾は丁寧に挨拶をした。
( ふっ、しっかりした娘だ。)
その後、休憩時間に入ると
桜木と共に眼鏡をかけた雰囲気のやわらかそうな男性がこちらに歩み寄ってきた。
「やぁ、初めまして。
俺は副キャプテンの木暮。君は?」
「初めまして! 1年の春野綾です。
大好きなバスケに関わりたくて、見学させていただいています。今日は仮入部としてですが、よろしくお願いします!」
「ああ、よろしくな」
「ふっふっふ。メガネ君!
何を隠そう、こちらの綾さんと俺は同じクラスで、友人でもあるのだよ」
「へぇ、そうなのか」
「桜木くん、さっき隅で
一生懸命練習してたね。バウンドの基礎練?」
「そーっす! まぁ最近始めたばかりですが、今に奴らをこてんぱんに蹴散らしてみせますよ!ガーッハッハッハ!」
得意げに話し大笑いをする桜木。
が、次の瞬間
「!?」
「るせー、テメーはすっこんでろ」
流川に足蹴りを喰らってしまった。
「さっ、桜木くん……! 大丈夫……!?」
「ルカワ! 何しやがる!
この天才・桜木に向かって!」
綾の心配をよそに、桜木はピンピンしている。
何かと対立する彼らに木暮はオロオロと慌てふためき困惑し、赤木はやれやれといった表情で呆れ果てていた。
無視して綾に向き合う流川は
「どあほぅがうつる。コイツとは喋るな」
「え? でも……」
「あ"ぁ!? なんだとこのキツネ!!」
「俺のことだけ見てろ」
「「 !? 」」
「え……楓くん……?」
告白とも言わんばかりに紡いだ言葉の意味は、果たして‥‥?
「うーん……
楓くんだけを見てるのはちょっとなぁ。桜木くんの成長ぶりも見ていきたいし。
それに私、みんなと仲良くなりたいよ……」
「……」
「綾さん?」
( もー、あのコったら……鈍いわね…… )
「それより、怪我はもう大丈夫なの?」
「たぶん」
「そっかぁ、良かった~! もうケンカなんてしちゃダメだよ? 次は手当てしてあげないからね。練習頑張って、楓くん!」
「うす」
( やっぱりコイツは、どあほぅだ )
( 手当てだァ?
綾さんがキツネに!?
ゆ、許さん……!!)
メラメラと嫉妬の炎を燃やす桜木。
何はともあれ綾が見ている以上、下手な失敗はできない。彼女の声援を受け彼らのモチベーションも上がるのだった。
( 流川、アンタには同情するわ…… )
その1週間後、綾は晴れて正式な部員となったのだった。
( マネージャー業、頑張らなくちゃ! )