出逢い〜告白ラッシュ 編
name change
夢小説設定ここでは名前を自由に入力できるぞ。お前の好きな名前を入れてみてくれ。それにより面白みも増すだろ。
と言っても女性ばかりだが……
ん? 最後だけ男か。奴は、アイツが初めて……
いや、すまん。何でもない。では、よろしく頼む。
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ふわりふわりと香る、春の風。
桜の花が舞い散る、暖かなこの季節。
私はこの季節が、貴方のことが、大好きです ―
ここは神奈川県立湘北高等学校。
樹齢何年だろうか。その大木からひらひらと舞い落ちる桃色の花びらが生徒たちの門出を祝い、また歓迎しているよう。
そう。この日は待ちに待った入学式。
( 今日から花の女子高生……!
受験勉強、結構大変だったもんなぁ……
本当に受かって良かった!)
と、ピカピカの制服を見つめながら
しみじみと感慨にふけっている本編の主人公・春野綾。
その時、何者かに声をかけられた。
「あんた、誰。」
「……!」
突如として目の前に立ちはだかった壁。ではなく軽く見積もっても180はあるであろう、見上げるほどの長身で端正な顔立ちの男子が突っ立っていた。
手元には何故かボロボロになっている自転車付きで。
「あ……ごめんなさい。お邪魔でしたよね。」
「名前。」
「え?」
「教えろ。」
「は、初めまして! 春野綾です! ……あなたは?」
「流川……楓。」
「るかわかえで……さん?
わぁ、素敵なお名前ですね!」
「……!」
「あ、式が始まっちゃう! 早く教室に行かなきゃ! それじゃ、失礼しまーす!」
そう言って彼女は猛スピードで走り去った。
「……変なやつ。」
( き、緊張した~。突然話しかけてくるんだもん。
さっきの人、上級生かな?
きっとそうだよね。背も高くて大人っぽかったなぁ……
" 彼 " はもっと大人っぽいけど……
あとで連絡してみようかな。)
入学早々、謎の青年と出会いを果たした綾。
式典も無事に終わり念願の高校生活が幕を開けた‥‥!