-
いじめっこ
うざい。
○ねよ。 -
Reluごめんなさい。
ごめんなさい。 -
Coe.
あいつの所為で僕らの株まで下がるんだけど

-
くに
本当に迷惑。

-
こったろ
学校、来なければいいのに

-
如月ゆう
あんな奴だって知っていれば関わらなかったのに、、、

-
Relu[なんでこんな目に合わないといけないんやろ。
なんもしてへんのに。] -
Reluがこうなったのはある出来事からだった。
-
一週間前
-
女の子
れるくん、いまから一緒に来てもらってもいいかな?

-
Reluいいけど。
[なんやろ。話したことないねんけど] -
とことことこ
ついたのはある空き教室だった。 -
いじめっこ
あ~。来た来た。
なんでかわからないって顔してるね。w -
女の子
は?何で呼ばれたかもわかってないわけ?

-
Relu……
-
女の子
まぁいいわ。
私たちはあんたのことが憎いの。大したとりえもないくせにCoe.様、くに様、ゆう様、こったろ様と一緒に居て。本当に邪魔なのよ。
-
いじめっこ
だから~、私たちがおまえを絶望の底に突き落としてあげる。
-
女の子がカッターを出す。
-
Relu[何する気なん?]
-
グサッ。
(女の子が自分の腕を切る)
-
女の子
これを持ちなさい。そして、嫌われる行動をしなさい。本当のことを言ったら、お前もお前の大切な人も殺すから。

-
Relu……はい。
-
女の子
キャー

-
バタバタバタ
ガラッ -
Coe.
○○ちゃん、うで!
大丈夫?
-
如月ゆう
何があったの?

-
女の子
大丈夫だよ。ちょっとReluさんに切られちゃっただけだから。

-
こったろ
は?
れるち、いやReluどういうこと?
-
Relu別に。
-
くに
自分でやっといてそんな言い方ないだろ!

-
Reluうるさいなぁ。
関係ないだろ。 -
Coe.
Reluがクラスメートを切ったんだから、関係ないわけないだろ。

-
Reluどうでもいい。
-
如月ゆう
そんな奴と話すよりも、○○ちゃんを保健室に連れて行くことの方が大切だよ。

-
くに
そうだね。もう行こ

-
とことこ
ピシャン。 -
いじめっこ
これで、もうお前の立場はないねw
さようならww -
Reluなんで。こえくんたちは信じてくれると思っとったのに、、、
-
初めに戻る
-
いじめっこ
あ、手が滑った。w
(バシャッ) -
Relu……
-
女の子
なんか言いなさいよ。

-
Relu……
-
いじめっこ
○○、話もできない奴なんかほっとこ。
-
女の子
そうね。
無駄だもんねw
-
このようなことが1か月ほど続いた。
この現状にCoe.たちは賛同してしまっていた。 -
それから2か月後
-
ついにReluが姿を消した。
そのころ、Coe.は違和感を感じ始めていた。
Reluがそんなことをするとは思えないといまさら気付いたからだ。 -
Coe.,くに、ゆう、こったろの話
-
Coe.あのさ、今頃だけどReluさんはあんなことしてなかったんじゃないかと思うんだよね。
-
くに
なんで?
何人もが見ていたんだから、やったんだろ。
-
如月ゆう
確かに人を大切にするれるちがやるとは思えないよね。

-
Coe.そうなの。冷静になって考えてみたら、ありえない気がして。
それに、見ていた人たちは○○ちゃんの友達たちだよ。本当のことを言っているかはわからないもん。 -
こったろ
……。
れるちに聞いてみるのが、はやいよね。
-
くに
やってたとしても、やってないっていうだろ。

-
Coe.じゃあ、僕たちだけで確認してくるよ。くにおは来なくていいよ。
-
如月ゆう
早速、今日行こうか。

-
こったろ
そうだね。
家にいるといいけど、、、
-
放課後、Reluの家
-
ピンポーン。
-
大人
はーい。
どちら様ですか? -
Coe.
Reluさんのクラスメートです。Reluさんいますか?

-
大人
……。
一週間ずっと帰ってきてなくて、探しているの。
だから、帰ってもらえる? -
Coe.
……。
わかりました。
失礼しました。
-
その後
-
こったろ
れるちを探しに行こうよ。本当じゃなかったとしたら、危ないよ。

-
如月ゆう
そうだね。探そう。

-
Coe.、ゆう、こったろは学校にも伝え、探し続けたが見つかることはなかった。
そんなある日、Reluの居場所がわかったと担任から伝えられた。
そこは、隣の県の家だった。 -
隣の県にて
-
大人
何があったの?
理由を話してくれないかな? -
Relu……。
もう全部どうでもよくなっただけ。 -
大人
そう、、、。
家には戻らないの?戻らないなら、ここに住んでいいわよ。 -
Relu別にいい。
生きている意味とか無いから -
大人
そんなこと
-
ピンポーン
-
大人
誰かしら。
はい。どちらさま? -
Coe.
ここにれるさんがいると聞いてきたんですけど。本当にいますか?いるなら、話させてもらえますか?

-
大人
いるけど、、、。
ちょっと待っていて。
貴方に会いたいって人が来たけど、どうする? -
Relu会いたくない。
-
大人
そう。わかったわ。
ごめんなさいね。あなた方と会いたくないらしいから、帰って頂戴。 -
如月ゆう
でも!
お願いします!会わせてください。
-
大人
あの子は、崖から落ちて死にかけているところを見つけたの。これ以上なにかがあれば確実に死ぬわ。
-
こったろ
……。
じゃあ、Reluさんに伝えといてもらえますか?くにお以外は、れるちがそんなことするはずないって、思っているって。信じられなくてごめんって言っているって。
-
大人
……。
わかったわ。
その代わり、もうここには来ないでほしい、そしてここのことはだれにもいわないで。 -
Coe.
はい。わかりました。

-
それから一週間後の教室
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Coe.(ピコン!)
-
こったろ
誰から?

-
Coe.れるさんからだ。
-
如月ゆう
っ。なんて?

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Coe.えっと、「本当に信じてくれているんだったら、話したいからあの家に来てほしい。」だって
-
こったろ
今すぐ行こう!

-
如月ゆう
そうだね。

-
隣の県の家
-
大人
本当に大丈夫なのね?
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Reluうん。
自分はみんなのことを信じたいから。今でもだいすきやから。(泣) -
大人
ならいいわ。
一緒に居るから無理しないでね。 -
ピンポーン
-
大人
はい。
どうぞ。 -
Coe.
れるさん!
本当にごめん。
いなくなってから、そんなわけないって気づいたんだ。
-
如月ゆう
ゆさんたちが理解してあげるべきだったのに、、、。

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こったろ
でも、なんで本当のことを言わなかったのか教えてほしい。

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Relu自分な、○○たちにな、こえくんたちの周りにいるのがうざいって、だから嫌われろっていわれて、
-
Coe.
……。そんな。

-
Reluでな、○○が自分の腕にカッター刺した後れるに持たしてな、本当のことを言ったら大切な人も自分も殺すって言われたから、
-
Relu自分はええけど、大切な人たち、こえくんたちは殺されてほしくなかったから。本当のことを言えんかった。
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如月ゆう
自分はいいなんて言わないでよ。本当にごめん。

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こったろ
これからどうするの?
もう学校には来ないの?
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Relu行かへん。昨日、退学届けを出してもらってきた。
ずっとここにおる。 -
Coe.
わかった。
また会いに来てもいい?
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Reluええよ。
-
こったろ
ありがとう。
くにおにも、本当のことを話しておくよ。
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Reluありがとう。でも、もうええよ。3人が信じてくれただけでじゅうぶんやから。
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如月ゆう
……。
ゆさんも退学する。
れるちと一緒に居たい。
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Coe.
じゃあ、僕も。

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こったろ
俺も。くにおに話さないならもう行かなくてもいいし。

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Relu自分が言えることやないけど、それはあかん。こえくんたちには、未来があんのやから。
-
Coe.
れるさんにもあるよ、
未来。だからこそ、一緒に居たいんだよ。
-
大人
3人も親の許可が取れるならここに住んでもいいわよ。
-
如月ゆう
!ありがとうございます。

-
これにより、3人も退学し一緒に生活していきました。
<完>
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