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「おはようございます」
誰もいないリビングに挨拶をするルル。
どうやら起床第一号。
時間はAM5時58分。
夜行性なタチなのに何故か朝は得意だった。
顔を洗おうと洗面所に向かう。
と、廊下の途中で足音が聞こえた。
振り返ると、そこにいたのは………
「おはよう、ルルちゃん」
「え……ダリア!?」
夕べのやり取りを知らないルルは驚いて大きな声を上げた。
「しー、まだみんな寝てる」
「あ、ごめんなさい!それよりいつから?全然知らなかった!」
「昨日の夜来たの。リンちゃんのお陰で両親の許可も取れたし、私もここでお世話になる事になって」
「本当に!?嬉しい!!たくさんお話できるわね!」
ルルは大喜びでダリアに飛びついた。
ダリアは抱きしめ返しながらも、くもりのないルルの純粋な心に少し引け目を感じた。
恋のライバルでありながら友達として真っすぐに慕ってくれるルル。
逆の立場ならこんな風に臆面なく喜べるだろうかと。
「今日からよろしくね、ルルちゃん」
それでも想って貰っている
ラタルくんの愛情だけが
私の今の自信なんだ
背中を伸ばして歩ける糧なんだ――――
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