灰色の王女
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ハンター協会、会長のネテロ氏から父さんを通じて依頼された
俺のハンターとしての初仕事
今日は記念すべき第一日目
……なのだが……
「そんな話は聞いてない!!」
「言ってないからね!!大人しくしなさいっ!!」
何故か衣装から用意されていて、メンチに押し込められた更衣室で俺は絶叫した。
「嫌だ!!そうと知っていたら俺はっ……
なんで父さんは隠してたんだ!?」
「クラピカは会長に堅く口止めされてたのよ!
こうなるのがわかってたから!!
もう男なら腹くくりな!めんどくさい!!(怒)」
青筋立てて本領発揮のメンチに敵う術はもはやない。
俺はなすがままに作り立てられ、事が終わると更衣室の外で待つネテロ会長と両親の前に突き出された。
『ぎゃ―――っっ!!ラタル―――!!
似合うけど複雑なんだけど―――!!!』
「うむ、これなら二十日間、何とか乗り切れそうじゃな」
「すまない、ラタル……
どうしてもお前にしか頼めなくて……」
半泣きでおかしなテンションの母さんと
安心したように髭を撫でるネテロ会長と
申し訳なさそうに俯く父さん
「……今からお断りするのはナシでしょうか……」
自身にとって屈辱的な姿を晒しながら俺は寸前まで抵抗したのに
会長は無情にも笑顔で首を横に振った。
「お前さんの力が必要じゃて。
誇りに思って頑張ってきなさい。」
………無理です。
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