素敵レオリオのまき(キリリク)
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『レオリオ~~~!!』
でかい声で、会うといつも心底嬉しそうな顔して俺に飛びついてくる
俺は確かに女好きだが、コイツはそういうの抜きで大事な女なんだ
……いや、女なんて言い方すんのもピンと来ねぇな
面白いヤツなんだ、これが
天然入ってて真っ正直で空気読めないガキだけど
何か可愛いんだよな
とにかく特別な存在だ
俺たちにとって
リンは向かいの席に座るレオリオをジッと見つめながら、運ばれてきたドリアをつくじっている。
「??
何だよ。こっちが食いてぇのか?」
明日のリンとクラピカの結婚式に出席する為、レオリオとメイカが遥々やってきた。
出迎えに来たついでに、空港のレストランで四人で食事をしている最中なのである。
『猫舌なんだもん。熱くて食べらんない』
ムスッとしながらひたすらドリアを混ぜ返している。
「そんな食い方美味くねーだろ?冷めるまでこれつまんどけよ」
レオリオが自分の頼んだハンバーグのプレートをリンの方へズイッと差し出した。
『えっ、いいの!?』
リンの表情がパァッと明るくなる。
しかし横からクラピカが皿を押し返した。
「甘やかすな。子供じゃあるまいし。
リン、自分で頼んだのに嫌な顔をするな」
クラピカのみならず、メイカもチラチラと気になっている様子。
はっきりとは言わないが、何だか二人はいい感じになっているらしい。
『でもレオリオがいいってゆってるし!ホントこれ尋常じゃないくらい熱いんだもん!』
「冷たいドリアが出てくるわけがなかろう!」
「おいクラピカ、俺は別に構わねぇから食わしてやれよ」
「甘やかすなというに!リンの単なる我が儘なのだ。気にかける事はない」
「けどよぉ…」
口をへの字に曲げて怒られた子供のような顔をするリンを、レオリオが気まずそうに見ている。
すると、メイカがパスタを掬うフォークを置いて口を開いた。
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