遊園地デートのまき(キリリク)
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今日から一週間、仕事の休みを頂きました!
「お前達には感謝している。組が順調に回っているのも、他の組とうまく連携がとれているのもお前達のお陰だ」
そう言ってボスはまた二人に長期休みをくれた。
クラピカの普段の功績は大変なもので、ボスの信用も大きかった。
だからこうしてまとまった休みを特別にくれる事も多かった。
『でも私も同じ扱い受けていいのかな?』
「リンも組を建て直すのに一役かったのだ。
ボスの厚意に甘えよう」
リンが台所で夕食を作り、クラピカはいつものようにソファーで本を開いていた。
「また旅行にでも行くか?
リンが行きたいところがあれば今度はゆっくり三泊くらいしてもいいな」
クラピカが本を閉じて台所のリンの側へ来て、鍋の見張りをしていたリンを後ろからそっと抱き締めた。
『えへへへ…クラピカ…』
リンもうっとりとクラピカの腕にしがみつく。
『…あ!!そうだ!!』
いきなりリンが何かを思いつき、大声を出した。
「な、何だ?相変わらず突然だな…」
『行きたいとこあるっ!行こう!!つれてって!!』
「???」
そうだよ、ずっと思ってたんだ
次の休みにはあそこに行こうって!!
『きゃああああ~!!!
レオリオ~~~~!!!』
「よっ!よく来たな!」
空港に迎えに来てくれたレオリオが、予想通りに抱きついて来たリンを体を張って受け止めた。
───そうなんです!
私がずっと行きたかったところ………
それはレオリオの国!!
「ふーん。何か町並み独特だな。すげー田舎だし」
「くじら島に比べたら全然都会だよ!」
空港の窓から外の景色を見ながら、ゴンとキルアがレオリオの国の評価を始める。
「突然すまなかったな。勉強が忙しかっただろう」
「いいって事よ!たまには頭も休めねーと狂っちまう」
『へへへ!レオリオにどーしても会いたくて!!
意外と近いんだね!!いつでも会えるねっ!!』
「リンはレオリオが好きだからな」
「おっ?妬けるか?ん?」
「全く。レオリオ相手に妬く理由はない」
「んだとコラ!」
二人が言い合いを始めかけると、キルアが横から口を挟んだ。
「な~オッサン。何か楽しいところないのかよ?どっかつれてって」
リンに無理矢理誘われて、キルアとゴンもやって来たのだ。
「そうだ!この辺りは田舎だけどちゃんと街に出れば栄えてんだぜ!
最近新しくできたジズニーランドっつー遊園地もあるしな。
お子様ばっかだからそこ行くか?」
『遊園地!?行く!!絶対行く!!』
「ふーん。遊園地とか行った事ねーな。ゴンは?」
「俺も初めて!」
「決まりだな。んじゃあさっそく向かうか!」
『やったぁぁ!!!』
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