五人で初飲み会(キリリク)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
今日は久しぶりにキルアとゴン、それにレオリオと会う日!
みんなで家で食事会ってゆーか飲み会をする事になってるの!!
んも~コレが決まってから毎日楽しみで楽しみで眠れなくて、毎晩、眠りかけてるクラピカに声をかけては怒られた…
じれったいほど長い一日一日が過ぎて、そしてようやくその日がやってきたのだ!
クラピカが空港にレオリオを迎えに行ってる間に食事の準備を済ませるリン。
ソワソワしながら、つけたテレビもろくに見ないで何度も用意の抜けがないかを確かめる。
すると、外で車の音がして駐車場に明かりが見えた。
勢いよく玄関を開けて、車から降りようとしていたレオリオに思いきり飛びつく。
『レオリオー!!会いたかったっっ!!』
「んなー!?いって~!」
レオリオは車の中に倒れ込んでギアで背中を強打した。
そんな事はお構い無しにリンはレオリオの胸でうっとり。
『も~待ってたんだから!早く入って!』
「いやいや、お前が退かねーと起きる事もできねーっつの!!」
クラピカはそんな二人を無視して家の中に入る。
「ゴンとキルアはまだ来ていないのか」
『多分もーすぐ!』
背中をさすりながらレオリオが「お邪魔しまーす」と入って来た。
「おっ!ここがクラピカとリンの愛の巣かよ!!いい家だな!やるじゃねーかクラピカ~えっ!?このこのっ!!」
案の定なレオリオの言葉とからかいも、クラピカは無視。
「こんばんは~!あ、レオリオもう来てたんだ!」
「おーす、おっさん久しぶり~」
ハンター試験からの仲間五人が八ヶ月振りに揃い、祝いの乾杯をする。
「いや~、うまくいけばいいとは思ってたが、まさかこんなに早く結婚までしちまうとはな!」
機嫌良さげにワインを飲みながらリンの手料理を頬張るレオリオ。
「リンは最初からクラピカのお嫁さんになりたいって言ってたし、ホントよかったね!」
『あはは、ありがと~!みんなのお陰だよ!いや、やっぱし私の努力の賜物かな!?』
「つーかお前なに酒飲んでんだよ!まだ16だろ!?」
「リンの国では16から大人と見なされ、アルコールもOKなのだよ」
『ゴンとキルアも飲んじゃえば?大丈夫!酔ったら私が責任持って介抱してあげるから!』
リンが胸をドンと叩いて自信満々に言った。
「はぁ?絶対お前の方が弱いだろ」
『それがそーでもないんだな!勝負しようよ!』
「こないだはリン一人でワイン二本を開けた。意外にも酒は強いようだぞ」
「うそぉ!?凄い弱そうなのにね!!」
「よーっし!そういう事ならもうコレを出すとするかな!」
レオリオは鞄をゴソゴソあさくり、中から和紙に包まれた一本の酒瓶を取り出した。
「これは俺が最近ネットオークションで競り落としたエイジアン地方の焼酎という飲み物だ!
このまま飲んでも水で割ってもロックでもいいらしい。
アルコール度数は25度。
どうだ?リン。俺と勝負すっか?」
珍しい綺麗な紙から取り出すと、中からは透明な液が入った緑色の瓶が出てきた。
ラベルには太い筆で力強く書かれた見た事もない字が書かれてある。
クラピカも興味深々で手に取って珍しそうに上から下から眺めている。
『うわ…美味しいのかな?コレ…』
・
・