クリスマス2009
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"リン、俺は元気でやってる
会えなくても、いつもお前が笑っている事を祈ってる"
本当に時間が迫っているのだろう、少し足早に話している。
"リン、幸せでいてくれ
例え壁に当たったとしても自分を信じて
お前が愛した者達を信じて乗り越えろ
お前なら大丈夫だ
どんなに時間が過ぎていこうと、俺はお前を
……愛してる……
会い…たい……"
苦しそうに紡がれる声。
言うつもりはなかったのか、しまったというように唇を噛んだ。
『クロロ……ごめ……クロロ……』
私はまだ貴方にそんな顔をさせているの?
私も忘れた事なんてないよ
だってクロロ、たくさんたくさん愛をくれた
そして今も尚………
"俺は幸せだ
お前が生きている限り、空で繋がっている
だから元気で笑っていろ
きっと、また"
―――言葉の途中で、光は消えた。
クロロの姿も一緒に。
『クロロ………クロロ……!ありがとう……ごめ………』
枯れない想いが、雪と共にまた空から降り始める。
リンはただの箱になってしまったそれを、いつまでもいつまでも胸に掻き抱いていた。
クリスマスの夜に
幸せが降る
奇跡は終わらず、いつも私達を見てる
そしてこうして気まぐれに
私達の元に小さな幸せを運んでは
私達の笑顔を見ながら、笑っているんでしょう?
またきっと……ね
MerryChristmas!!
HappyNight foryou.
END.