結末
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私はあの時、あまりにも心臓が早く鼓動を打つから、このまま死ぬんじゃないかと思った
大好きなクラピカと
キスをした
優しいクラピカが、どんな気持ちでそうしたのかは想像がつく
同情と、愛情と、優しさ……
苦しそうに悲しそうに、震えながら重ねた唇は、ひやりと冷たかった──
私はまたクラピカを苦しめたんだと思った
クラピカは優しいから、今回だって放っとけなかっただけ
ただ私をいつもの様に闇の中から引っ張り上げてくれただけ
それだけ……
でもそれだけで私はもう、これから先、生きていけるんだよ
大丈夫、試験が終わったらバイバイだ
『またね!』って、笑ってさよならして、もう二度とクラピカの前には現れない
二度と苦しませない
今度は私が、クラピカを救う番だよね!
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