君を想う
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「…そうか。とうとう行く時がきたか」
「はい。もう一人のジュエリストと共に行ってこようと思います」
クラピカはリンの入院中、ハンター協会会長のネテロに連絡を取った。
遥か海の真ん中にあるというジュエリストの島。
その道のりは危険極まりなく、ハンターですら時として命を落とすほど。
「生まれた息子も連れていくのか」
「ええ。リンの意向です。私も賛成しました」
「危険が襲ってきた時、はて、護る事ができるかの?」
「護ります。この命を懸けて、リンとラタルを」
そう、絶対に
しかしリンは夢の中で皆が呼んでいたと言った。
あるいはジュエリストが向かうのであれば災難は……
「"ラタル"か。まぁ、無事成長したらその子にもハンター試験を受けさせるがいい」
ネテロは「フォッフォ」と笑って言った。
「考えておきます」
丁重に答えるクラピカ。
ネテロは島の場所を詳しく教え、無事を祈ると言って電話を切った。
────とうとう来るべき時が来た
リンを呼ぶ島へ
彼等が生きていた島へ
神の島へ──────
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