波
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───その場で一番冷静に動けたのは俺だった
クラピカは精神的に動揺やら何やらが先に来て一瞬出遅れた
リンの倒れゆく様は、まるでビデオのスローモーションのようで
でも、とっさに出した自分の手すら同じようにスローだった
苦しむような素振りはなく、ただ突然、意識を手放してその場に崩れ落ちた
その表情は穏やかで、まるでいい夢でも見ながら眠っているようだった
「リン!!」
「病院だ!頭を動かさないよう!」
「わかった!」
誰もが必死だった
こいつを失うのが、嘘のようにただ恐ろしくて─────
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