似てる!!
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リンのかかりつけの医師は、若い頃から産婦人科の個人医を開いている。
更にそれより以前、10代前半の頃には、裏世界で無免許医師をしながら生計を立てていた。
未だにそちらからも必要とされ、助力している。
腕は確かで、口も固い。
世界中のあらゆる特殊な人種を診てきただけあって、リンの身体の事を聞いても驚きはしなかった。
だいたい40代後半の女性。
リンが今抱える事情を何も知らない彼女は、嬉しそうに子供の性別を告げた。
リンは聞き終えるまで顔の前で手を組み、祈っていた。
運命を決する時。
さぁ、どちらだ──!?
「この子の性別は……」
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