結晶
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その日、家に帰ってもクラピカはほとんど口も利かず、すぐベットに入ってしまった。
リンは夜中まで眠れずに、ソファで一人、クラピカの寝顔を見つめながらワインを傾けた。
悲しげに俯いたクラピカの横顔が、頭から離れない
──私の存在って、クラピカの人生にとってマイナスにしかならないのなのかも知れない
クラピカの人生をかけた復讐を諦めさせた
私のせいで旅団との関わりが絶たれない
仮にもし、それがクラピカの同胞の思し召しだとしたら…
私は彼らに憎まれているだろうな
それでもクラピカをまた血塗られた道へと送りだす事なんてできない
…できないんです…
ごめんなさい……
恨むなら、私だけを恨んでください
クラピカは、もう十分苦しんだんです────
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