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『私、足速いから必ず追い付く!今のうちに逃げて!』
クラピカとレオリオにこの場を離れるよう促すが
「バカを言うな!!早くやめろ!!」
「てめーこのやろ!リンは女でまだガキなんだぞ!!外道がぁ!!」
『レオリオ来ないで!!』
「こちとらやられっ放しで我慢できる程、気ィ長くねーんだよォォ~!!」
『レオリオ!!』
レオリオの振りかぶった攻撃はアッサリかわされ、ヒソカが後ろからレオリオに掴みかかる……とその時。
ドコッ――
『!?』
どこからか飛んできた釣り竿のルアー。
ヒソカの顔に見事にヒットした。
「ゴン!」
ヒソカはゴンの方に振り向き、ゆっくり歩みを進めた。
「面白いモノ持ってるねぇ…◇」
ゴンと呼ばれた元気な黒髪の少年に、ヒソカは気味の悪い笑みを浮かべながら近づいていく。
それを阻止すべく、もう一度臨むレオリオ。
「てめーの相手は俺だぁ!!」
しかし、今度はヒソカの強烈なパンチを喰らい、吹っ飛ばされてしまった。
ゴンがもう一撃ヒソカに浴びせようと、釣り竿で攻撃する……が。
かわされたヒソカに首元を捕まれ……万事休す!!
……と、思いきや。
ヒソカは機嫌良さそうにニコニコしている。
「仲間を助けに来たのかい?イイコだね~◆」
ゴンは冷や汗が止まらない様子。
「大丈夫、殺してはいないよ◇彼は合格だから。うん、君も合格!いいハンターになりなよ◆」
ヒソカは仲間らしき者と携帯で連絡を取り、レオリオを抱えて去っていった。
リンはすぐにゴンに駆け寄り、声をかけた。
『大丈夫!?怪我ない!?ゴメンね、私……あんな大きな事言ってて何もできなくて……』
「(この娘誰だろ??)俺は大丈夫だよ。それより君の方が怪我してるよ。大丈夫?」
『うん大丈夫!余裕すぎ!!ゴメンね!』
あははっとゴンは笑った。
それからお互いに自己紹介して、次の会場まで一緒に行く事となった。
クラピカは走りながら一人、リンとヒソカの闘いを思いだしていた。
(リン…君は一体…何者なのだ…)
~続く~