再会?
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
一次試験は、最後まで試験官について行く事らしい。
シンプルだけど、ゴールまでどれくらいなのかわからない。
体力も精神力も試される、意外と辛い試験である。
始めはただ歩いていたが、少しずつ試験官の足が速さを増し、走りだすまでになった。
キルアはスケボーに乗って余裕顔。
「おいリン、大丈夫か?」
『じゃないっつったら貸してくれんの?ソレ』
「やだよ。まぁせいぜい頑張れよ!」
はははっと可愛い顔で笑うキルア。
まぁ、走るのは得意だし半日位なら余裕だけどね。
鍛えてくれた師匠に感謝。
(しかしクラピカはどこ?前にいるのか後ろにいるのかもわからない)
キルアは大分先に行ってしまった。
リンはクラピカを探してキョロキョロしながら少しゆっくり進んだ。
(どれ位走ったかな?)
長い階段に差し掛かり、多くの受験生がバテてリタイアしている横を通りすぎ、
尚もまだまだ多く残っている受験生の中に、リンはあの青色を探した。
クラピカ………
あ!!
い……いた!!
黒髪長身の上半身裸の男と、何か話ながら走ってる。
よかった、余裕みたい。
リンは一気にスピードを上げた。
クラピカの姿を見た瞬間から、足がうまく動かない。
クラピカ、会いたかった!
やっと会えた!
クラピカ……クラピカ……
貴方のお陰で私
貴方がいたから私―――
『クラピカァ!!!』
リンは地上にまで響き渡りそうな程の大声で、その名を叫んだ。
~続く~