最新情報
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
そのままクラピカに抱きかかえられ、ベットまで運ばれる。
『あ…ケーキ…』
「後で食べる」
ゆっくりベットに下ろされ、クラピカの優しい瞳に見つめられて、リンは目を閉じた。
そっと柔らかく唇が重なる。
深く、長く口付けて、クラピカの唇がリンの心臓の近くまで下りてくる。
『…っ…』
触れられた場所からどんどん体が熱くなって、今にも溶けてしまいそう。
こうして抱き締め合う度に、MAXだったクラピカへの想いがまたどんどん記録更新していくかのように高まっていく。
好きとか愛してるなんて言葉には収まりきらない
この人は私の存在そのものだ
いなくては生きられない
この気持ちを全て伝える術なんて、この世には存在しないんだ…
だからこうして、抱き合うんだね…
『…っ…クラピカ…』
何度も彼の名前を呼ぶ
「リン…」
クラピカも私の名前を呼んで、キスをする
幸せの海を漂いながら、手放しそうになる意識を何とか繋ぎ止める。
そして、リンの額に小さなキスを落とし、クラピカが口を開いた。
「リン…お前…
私に何を隠してる?」
その言葉にリンはハッとして目を開けた。
クラピカは穏やかな表情でこちらを見下ろしている。
「私にわからないと思うのか?重要な事なのだろう?」
や…ヤバイ…
絶対私、今おかしな顔してる
どうしよ、何て言えば…
リンは明らかに戸惑った表情で視線を逸らした。
「私を見ろ、リン。怒っているわけではない。私はお前を信じている。だからもし隠し事があるなら、それは私の為なのだろうと思っている」
リンはそれでも目を合わさずに頭の中で言葉を探している。
「…誰に聞いた?ヒソカか?」
『……!?』
────えっ!?
どういう事??
今の台詞…まるでクラピカは私が何を隠してるか知ってるみたいじゃん…
何で??メール…見たとか…?
戸惑っているリンに、クラピカは続けた。
「私は最初から、いつかこの時が来る事を知っていた。奴に念の刃を打ち込む時から覚悟していた事だ。…こんなに早いとは思わなかったがな」
リンはガバッと起き上がり、クラピカに詰め寄った。
・