新しい出会い
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「……何?」
気だるそうにその子は答える。
…ん?何かやけに大人びた子だな。てか猫みたい
ま、いいや、と言葉を続ける。
『あのね、ハンターの試験会場に行きたいの!どっちに行けばいいの?』
ぶっきらぼう&適当すぎる言い方でリンは尋ねた。
「何、もしかしてアンタが受けに行くわけ?」
むっ……
『それが何か?』
若干頬を膨らませ、リンはその子を睨んだ。
「いや、俺も今から受けに行くところなんだけどさ、アンタは止めた方が良くない?」
『え!君も行くの!?
うそぉ!よぉかったぁぁ~!!一緒に行こっ?ねっ?ねっ!』
彼の話の後半を無視して、リンはその少年の腕にしがみついた。
「はぁぁ!?」
あからさまに嫌な顔をするその子を無視して、腕を引っ張り、リンはズンズン歩みを進める。
『ねぇ、ここはどっちに行くの?』
「ちょっと待てよ!
確かに試験は受けに行くけど、アンタとは行かねぇよ」
『何で!?あたし強いのに!役に立つよ、ボディガードしてあげるよっ(ウィンク)』
「バカかお前!ボディガードなんて必要ないっつの!
それにアンタよか俺の方が強いし」
ピキ……
いや、待て待て、コイツには会場まで案内してもらわなきゃ……
『いやね~意地張って……四の五の言わず案内してよん!』
青筋をたてながらも、リンは笑顔で堪える。
なんつー生意気なガキ!
殴ったろか!!(本音)
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