腕〜かいな〜
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次第に速くなる二人の吐息が、熱を含んで混ざり合う。
一枚一枚、互いを阻む壁を取り払い、直接触れ合う肌と肌の感触に心が逸る。
「リン…っ」
息を乱して名前を呼ばれる度に、愛しすぎて目眩を覚えた。
いつの間にか露になっていたリンの肌を、宝石たちがキラキラと美しく飾っている。
生まれる前からその身に宿してきた石達は、まるでリンの魂そのものを反映するかのように、一途で清廉な輝きを放っていた。
クラピカはその目映さに我に返り、ただただ目を奪われた。
『…私には何もないけど、これ全部、クラピカにあげるよ』
そう言って優しく微笑むリン。
クラピカはその体を彩る装飾ひとつひとつにキスをする。
『ク……ラピカ、わ、ちょっ…』
リンは恥ずかしさで真っ赤になり、両手で顔を隠した。
「可愛い」と正直に伝えると、必死で首を横に振る初な姿がまた可愛くて。
昂る想いを報いるように、クラピカはリンの体中に星のように、優しいキスを降らせた。
クラピカが本当に優しく私に触れる
どうしてそんなに大事そうにするの?
切なそうな顔するの?
愛しそうに見つめるの?
涙が出てくるよ
幸せすぎて怖い
愛しすぎて怖いよ……
クラピカは何度も私を気遣いながら、言葉をかけてくれた。
「大丈夫か?」
「怖くないか?」
「無理はするな」
そんな優しさが嬉しくて、涙が止まらなくなる。
ひとつひとつ、愛を交わす度
合間に何度も何度もキスをした。
愛しい気持ちを伝える為に。
抱き締めても抱き締めても足りない。
「リン…愛している」
クラピカはリンの額に自分の額を重ね、幸せそうに微笑んだ。
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