短編集
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暁のアジト、サソリの部屋にて。
「なーサソリ、なぁってば」
「邪魔だ、どけ」
板間に座布団を敷き、その上に座って傀儡のメンテナンスを行うサソリと、そんな彼の背中にしがみつきしつこく絡むナルト。サソリは、いくら邪険に扱っても離れようとしないナルトに苛立ちを隠せないでいた。
「ちょっとぐらい構ってくれたっていいじゃん」
「糞ガキが……」
フラストレーションを込めたサソリの手が、工具を一層強く握り締める。決して長いとは言えないサソリの堪忍袋の緒は、そろそろ切れてしまいそうだった。このままではサソリに怒鳴られ部屋を追い出されるのは時間の問題だが、ナルトはそんなことは意にも介さずサソリの耳元に口を寄せる。
「そのガキに、昨日いっぱい啼かされた癖に」
「な、っ……!」
動揺するサソリの腰を抱き寄せるナルト。首筋についたキスマークを舌でなぞれば、サソリの身体が震えた。
服の下にはもっと沢山の情痕が残っている。その事を思い出すだけで、昨日の情事を思い出し頬が熱くなる。なるべく意識しないように努めようとしたサソリだったが……。
「っ、テメェ、何しやがっ……!」
「だってサソリが構ってくれないから」
「ソコでっ、しゃべ……ひぁっ!」
ナルトに耳を
「ホラ、集中しろよ……傀儡の整備するんだろ?」
「っるせぇ……あ、あぁっ!♡」
ナルトの台詞にはっとしたサソリは、手から滑り落ちかけていたレンチを握り直す……が、乳首を軽く摘ままれただけで、大きく喘いで工具を落としてしまった。
「やめっ、おい! いい加減に、ぃっ♡」
「勃たせながら言っても説得力ねーよ?」
「ぅあっ♡ま♡やめっ♡♡」
ズボンの上から硬くなった性器を掴まれ、更に擦られてしまえば……サソリはもう、甘い声が止められなくなる。更なる快感を想像し、求めてしまう。
「余計なこと考えられないぐらい、ヨくしてやっから」
「しなくてっ、いいっ♡あ♡ソコはっ――♡♡♡」
「またカワイイとこ、いっぱい見せてくれよ……サソリ♡」
素早くサソリの服を脱がせ、覆い被さるナルト。
今日もナルトに押し切られ性行為に耽る羽目になったサソリに待っているのは、昨日と同じ……めくるめく快楽地獄だろう。
ナルトHBD!
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