ギーマ夢主の名前変換
ギーマ(BW)×固定夢主💮
🪙夢主の名前
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フランがイッシュリーグのスタッフとして働き始めて、しばらくの月日が経った頃。
彼女には、ひとつだけどうしても直せない「癖」があった。それは、四天王達への呼び方である。
ある意味職場の上司でもある彼らに対し、最初は全員に「様」付けをして呼んでいたフランであったが、シキミやカトレアからは「様呼びじゃなくてかまわないわ」「堅苦しいのは抜きにしましょう!」と提案され、レンブからも「そんなに畏まる必要はない」と了承をもらったことで、割とすんなりと「シキミさん」「カトレアさん」「レンブさん」と呼べるようになっていた。
しかし、ただ一人。
彼女が長年憧れ、そして今や一人の異性として想いを寄せているあくタイプの四天王……ギーマに対してだけは、どうしても「様」呼びが抜けないままでいた。
(だって、長年ずっと『ギーマ様』って心の中で崇拝してたんだもん……! 憧れの人を急にさん付けで呼ぶなんて、恐れ多くて心臓が保たないよお……!)
「……というわけで、こちらが今までやってきた挑戦者の方達の資料です!置いておきますね、ギーマ様っ!」
「ご苦労様。……ところで、フラン」
四天王の控え室。ソファで優雅にトランプのカードを切っていたギーマが、ふと手を止めて視線をフランに向けた。
「はいっ! なんでしょうか、ギーマ様」
「……また『様』呼びになっているね。他の三人のことはすっかり『さん』付けで呼べているのに、なぜわたしだけ特別扱いなのかな?」
ギーマの尤もすぎる指摘に、フランはびくっと肩を揺らした。
「え、ええと! そ、それは……あのっ……!」
「ふふ、まあいい。仕事も終わったことだし、少しわたしに付き合ってくれないか? きみと勝負がしたくてね」
優しい物言いなのに、どこか有無を言わさない雰囲気があった。憧れのギーマにそうお願いされては逆らうことなどできるはずもなく。フランはふらふらと彼の後について、ギーマのプライベートルームへと足を踏み入れた。
ギーマの部屋は、どこかカジノのVIPルームを思わせるような、豪華絢爛な内装をしていて、いつ見ても落ち着かない心地になる。
ふかふかのソファに腰を下ろしたギーマは、隣のスペースをぽんぽんと叩いて、「こっちにおいで」とフランに座るよう促す。
「えっ、あ、あの……こんな近くに座ったら、あたし……」
「おや、自分から勝負を降りるつもりかい?」
挑発するようなその瞳に見つめられ、フランは恐る恐る、ソファの端にちょこんと腰掛けた。ギーマの纏う香水の冷たく甘い香りがふわりと鼻先を掠め、それだけで心臓がどぎまぎと高鳴る。
「さて、ルールの説明をしようか。……非常にシンプルな勝負だ」
ギーマは長い脚を組み替え、スッとフランの方へと身を乗り出した。至近距離にモデルのように整った美貌が迫り、フランの顔が一気に熱を持った。
「わたしのことを、ちゃんと『さん』付けで呼べるようになるまで……今日は、この部屋から帰してあげないよ」
「……えっ!?」
信じられないルール宣告に、フランは目を丸くした。たちの悪い冗談かとすら思ったが、ギーマの目は本気だった。いや、本気でこの状況を楽しむ、勝負師特有の悪戯な光が宿っている。
「さあ、はじめよう……。ほら、呼んでごらん?」
「ギ、ギーマ……さ、さまっ……!」
促されるままに咄嗟に挑戦してみるが、長年の癖がそう簡単に抜けるわけもなく。裏返ったような声が出てしまった。するとギーマは、「残念。ハズレだ」と低く笑いながら、さらに距離を詰めてきた。彼のしなやかな指先が、フランの髪をすっと撫でる。
「ひゃっ……!?」
「やり直しだ。……もっとリラックスして。わたしはきみの手の届かない存在ではなく、同じリーグで働く仲間であり……きみの目の前にいる、一人の男だぜ?」
(む、無理です! 近い! かっこよすぎる……っ!)
フランの脳内では、けたたましくエラー音が鳴り響いていた。顔はマトマの実のように真っ赤に染まり、目はぐるぐると回りそうだ。それでもギーマは容赦しない。フランが口を開こうとするたびに、じっとその空色の瞳で見つめ、わざと吐息がかかる距離で微笑みかけてくるのだ。
「ギ、ギーマさ、さ……っ、ギーマさま……!」
「惜しいな。あと少しだ。……きみは本当に、素直でからかい甲斐がある」
ギーマは心底楽しそうに目を細め、今度はフランの手をそっと取った。彼自身の白く美しい指が、フランの指に絡められる。
「……っ!」
もはや限界だった。全身の血液が沸騰したかのように熱い。心臓は痛いほどに高鳴り、呼吸すらまともにできない。
それでも、このままでは本当に帰してもらえない。それどころか、もっと刺激の強いことをされかねない。そう悟ったフランは、ぎゅっと目を瞑り、残された最後の力を振り絞った。
「ギ……ギーマ、さんっ……!!」
震える声で、ようやく絞り出したその言葉。部屋に一瞬の静寂が落ちる。
おずおずとフランが目を開けると、ギーマは少し驚いたように瞬きをした後、とても優しく、甘く、とろけるような笑みを浮かべた。
「……よく言えたね、フラン。とてもいい響きだ」
甘やかな褒め言葉と共に、優しく頭を撫でられる。
「あ……ああ……!」
その破壊力たるや、まさに効果はばつぐんだった。長年憧れ続けた相手から、至近距離で極上の微笑みを浮かべられ、頭を撫でられるコンボ。これに耐えられる人間なんてこの世に存在するのだろうか?
ついに許容量を超えたフランは、限界を迎えてぱたりとソファの上に倒れ込んだ。完全に「ひんし」状態である。
「……おや。やりすぎてしまったかな」
気絶したフランの体を優しく抱きとめながら、ギーマは困ったように、けれどどこか嬉しそうに呟いた。
ぐったりと目を回しているフランの赤い頬を、彼自身の指先で愛おしげに撫でる。
「勝ったものがすべてを手に入れる……それが勝負だ。きみのその可愛い反応は、わたしだけの戦利品としていただいておくよ」
意識のないフランに小さく囁くと、ギーマは満足げに彼女の寝顔を見つめ続けるのだった。
彼女には、ひとつだけどうしても直せない「癖」があった。それは、四天王達への呼び方である。
ある意味職場の上司でもある彼らに対し、最初は全員に「様」付けをして呼んでいたフランであったが、シキミやカトレアからは「様呼びじゃなくてかまわないわ」「堅苦しいのは抜きにしましょう!」と提案され、レンブからも「そんなに畏まる必要はない」と了承をもらったことで、割とすんなりと「シキミさん」「カトレアさん」「レンブさん」と呼べるようになっていた。
しかし、ただ一人。
彼女が長年憧れ、そして今や一人の異性として想いを寄せているあくタイプの四天王……ギーマに対してだけは、どうしても「様」呼びが抜けないままでいた。
(だって、長年ずっと『ギーマ様』って心の中で崇拝してたんだもん……! 憧れの人を急にさん付けで呼ぶなんて、恐れ多くて心臓が保たないよお……!)
「……というわけで、こちらが今までやってきた挑戦者の方達の資料です!置いておきますね、ギーマ様っ!」
「ご苦労様。……ところで、フラン」
四天王の控え室。ソファで優雅にトランプのカードを切っていたギーマが、ふと手を止めて視線をフランに向けた。
「はいっ! なんでしょうか、ギーマ様」
「……また『様』呼びになっているね。他の三人のことはすっかり『さん』付けで呼べているのに、なぜわたしだけ特別扱いなのかな?」
ギーマの尤もすぎる指摘に、フランはびくっと肩を揺らした。
「え、ええと! そ、それは……あのっ……!」
「ふふ、まあいい。仕事も終わったことだし、少しわたしに付き合ってくれないか? きみと勝負がしたくてね」
優しい物言いなのに、どこか有無を言わさない雰囲気があった。憧れのギーマにそうお願いされては逆らうことなどできるはずもなく。フランはふらふらと彼の後について、ギーマのプライベートルームへと足を踏み入れた。
ギーマの部屋は、どこかカジノのVIPルームを思わせるような、豪華絢爛な内装をしていて、いつ見ても落ち着かない心地になる。
ふかふかのソファに腰を下ろしたギーマは、隣のスペースをぽんぽんと叩いて、「こっちにおいで」とフランに座るよう促す。
「えっ、あ、あの……こんな近くに座ったら、あたし……」
「おや、自分から勝負を降りるつもりかい?」
挑発するようなその瞳に見つめられ、フランは恐る恐る、ソファの端にちょこんと腰掛けた。ギーマの纏う香水の冷たく甘い香りがふわりと鼻先を掠め、それだけで心臓がどぎまぎと高鳴る。
「さて、ルールの説明をしようか。……非常にシンプルな勝負だ」
ギーマは長い脚を組み替え、スッとフランの方へと身を乗り出した。至近距離にモデルのように整った美貌が迫り、フランの顔が一気に熱を持った。
「わたしのことを、ちゃんと『さん』付けで呼べるようになるまで……今日は、この部屋から帰してあげないよ」
「……えっ!?」
信じられないルール宣告に、フランは目を丸くした。たちの悪い冗談かとすら思ったが、ギーマの目は本気だった。いや、本気でこの状況を楽しむ、勝負師特有の悪戯な光が宿っている。
「さあ、はじめよう……。ほら、呼んでごらん?」
「ギ、ギーマ……さ、さまっ……!」
促されるままに咄嗟に挑戦してみるが、長年の癖がそう簡単に抜けるわけもなく。裏返ったような声が出てしまった。するとギーマは、「残念。ハズレだ」と低く笑いながら、さらに距離を詰めてきた。彼のしなやかな指先が、フランの髪をすっと撫でる。
「ひゃっ……!?」
「やり直しだ。……もっとリラックスして。わたしはきみの手の届かない存在ではなく、同じリーグで働く仲間であり……きみの目の前にいる、一人の男だぜ?」
(む、無理です! 近い! かっこよすぎる……っ!)
フランの脳内では、けたたましくエラー音が鳴り響いていた。顔はマトマの実のように真っ赤に染まり、目はぐるぐると回りそうだ。それでもギーマは容赦しない。フランが口を開こうとするたびに、じっとその空色の瞳で見つめ、わざと吐息がかかる距離で微笑みかけてくるのだ。
「ギ、ギーマさ、さ……っ、ギーマさま……!」
「惜しいな。あと少しだ。……きみは本当に、素直でからかい甲斐がある」
ギーマは心底楽しそうに目を細め、今度はフランの手をそっと取った。彼自身の白く美しい指が、フランの指に絡められる。
「……っ!」
もはや限界だった。全身の血液が沸騰したかのように熱い。心臓は痛いほどに高鳴り、呼吸すらまともにできない。
それでも、このままでは本当に帰してもらえない。それどころか、もっと刺激の強いことをされかねない。そう悟ったフランは、ぎゅっと目を瞑り、残された最後の力を振り絞った。
「ギ……ギーマ、さんっ……!!」
震える声で、ようやく絞り出したその言葉。部屋に一瞬の静寂が落ちる。
おずおずとフランが目を開けると、ギーマは少し驚いたように瞬きをした後、とても優しく、甘く、とろけるような笑みを浮かべた。
「……よく言えたね、フラン。とてもいい響きだ」
甘やかな褒め言葉と共に、優しく頭を撫でられる。
「あ……ああ……!」
その破壊力たるや、まさに効果はばつぐんだった。長年憧れ続けた相手から、至近距離で極上の微笑みを浮かべられ、頭を撫でられるコンボ。これに耐えられる人間なんてこの世に存在するのだろうか?
ついに許容量を超えたフランは、限界を迎えてぱたりとソファの上に倒れ込んだ。完全に「ひんし」状態である。
「……おや。やりすぎてしまったかな」
気絶したフランの体を優しく抱きとめながら、ギーマは困ったように、けれどどこか嬉しそうに呟いた。
ぐったりと目を回しているフランの赤い頬を、彼自身の指先で愛おしげに撫でる。
「勝ったものがすべてを手に入れる……それが勝負だ。きみのその可愛い反応は、わたしだけの戦利品としていただいておくよ」
意識のないフランに小さく囁くと、ギーマは満足げに彼女の寝顔を見つめ続けるのだった。