大好きがいっぱい
大好きがいっぱい・2
「パパ。お父様、大丈夫?」
「ん?」
氷枕を用意するパパに声をかける。パパはお父様よりうんと大きい。あとね。お父様と違って大きな三角のお耳があって、大きくて手触りのいい尻尾があるの。パパはね。狼の獣人属なのよ。だからお耳とてもいいけれどわたしの首のためにいつも膝をついてくれるの。ほら今みたいに。
「お父様が心配か?」
「うん。だって、お父様人魚さんなんでしょ?」
お熱が辛いってフロイドおじ様がこの間言っていたわ。だから、今のお父様もとっても苦しいんだと思うの。
「お前はよく出来た娘だな」
「お父様とパパの娘だもの」
「そうだな。よく口が回るところは本当にお父様そっくりだ」
「えへへ」
嬉しいって思いながら抱っこしていたぬいぐるみのイルカさんをパパに渡す。
このイルカさんは前の誕生日にアズールおじ様にもらったぬいぐるみ中のひとつ。他にもウツボさんとか、タコさん、とか狼さんとかいる。全部可愛くて大好きだけどわたしはこのイルカさんが一番大好き。
「わたしのお気に入りのイルカさん。お父様に貸してあげる」
「……いいのか?」
「うんいいの」って言ってイルカのぬいぐるみをパパに渡す。パパはお父様よりも大きな手でそっと優しくイルカさん抱いてくれる。そういう丁寧なパパが大好き。
「お父様、早くよくなる?」
「なるさ」
「そしたらおでかけいきたいわ」
「ん。一緒に行こうな」
「約束だからね」
パパとお父様はたまに急にお仕事が入るからしっかり約束しないとダメなの。じっと見ればパパのカッコイイ眉がへたって下がった。いつもカッコイイパパの可愛いなぁって思うところ。わたしのお気に入り。
「約束よ」
「うん。約束する」
「ん! じゃあ、お父様によろしくね」
「ああ」
片腕に抱かれるイルカさんを撫でてわたしはお父様の風邪が早くなればいいなって思った。
「パパ。お父様、大丈夫?」
「ん?」
氷枕を用意するパパに声をかける。パパはお父様よりうんと大きい。あとね。お父様と違って大きな三角のお耳があって、大きくて手触りのいい尻尾があるの。パパはね。狼の獣人属なのよ。だからお耳とてもいいけれどわたしの首のためにいつも膝をついてくれるの。ほら今みたいに。
「お父様が心配か?」
「うん。だって、お父様人魚さんなんでしょ?」
お熱が辛いってフロイドおじ様がこの間言っていたわ。だから、今のお父様もとっても苦しいんだと思うの。
「お前はよく出来た娘だな」
「お父様とパパの娘だもの」
「そうだな。よく口が回るところは本当にお父様そっくりだ」
「えへへ」
嬉しいって思いながら抱っこしていたぬいぐるみのイルカさんをパパに渡す。
このイルカさんは前の誕生日にアズールおじ様にもらったぬいぐるみ中のひとつ。他にもウツボさんとか、タコさん、とか狼さんとかいる。全部可愛くて大好きだけどわたしはこのイルカさんが一番大好き。
「わたしのお気に入りのイルカさん。お父様に貸してあげる」
「……いいのか?」
「うんいいの」って言ってイルカのぬいぐるみをパパに渡す。パパはお父様よりも大きな手でそっと優しくイルカさん抱いてくれる。そういう丁寧なパパが大好き。
「お父様、早くよくなる?」
「なるさ」
「そしたらおでかけいきたいわ」
「ん。一緒に行こうな」
「約束だからね」
パパとお父様はたまに急にお仕事が入るからしっかり約束しないとダメなの。じっと見ればパパのカッコイイ眉がへたって下がった。いつもカッコイイパパの可愛いなぁって思うところ。わたしのお気に入り。
「約束よ」
「うん。約束する」
「ん! じゃあ、お父様によろしくね」
「ああ」
片腕に抱かれるイルカさんを撫でてわたしはお父様の風邪が早くなればいいなって思った。