4コマ世界シリーズ
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「…そちらはどうですか」
「なにもない。そっちは?」
「同じく」
手分けして部屋中くまなく探したけれど怪しいものも出入り口も何もなし。
もう一度、二人並んで壁の張り紙を見る。
「…閉じ込めることはあっても閉じ込められることがあるとは思いませんでした」
「日頃の行いがヤバすぎるせいなのかな…それにしても二人で目覚めたらここにいるっておかしいよ!誰かに連れてこられたにしても途中で起きないなんて!」
「ナマエはともかく私が誰かの気配で起きないなんてことありえませんからね…まあ、死神がいるくらいなんですからこの世には科学で証明できないことなんて多々あるんでしょうが…はあ、ありえないことがありうる前提なんて…やってられない」
「不貞腐れないで!壁に張り紙があるんだから人為的なものだよ」
「デスノートにも人間の言葉で記載があったんだからそうとも言えませんよ。暇な神が溢れているとしか。この『どちらかが3日間幼児化してしまう薬』も真偽不明な以上飲むわけにはいきませんし」
「……」
「ナマエ?」
「…こどものエル、ちょっと見たい」
「…………」
「そんな目で見ないで!!だ、だってエルは幼児の私を知ってるけど私は知らないもん!エルの幼少期!出会ったときにはもうティーンだったし!」
「すごーーーくかわいいですよ、幼少期の私」
「小さい時のニアに似てそう、無表情で目つきの悪いところとか」
「……二人の時に他の男の名前を出すなんて、どういうつもりですか?」
「ほかの男って。ニアだよ?まだこども、」
「男でしょう」
口を塞ぐように、言い訳を飲み込むように、唇を食まれ、息を食べられる。
「っは、ちょっと!誰かに監視されていたらどうするの!」
「見せつけてやるまでです」
どちらかが幼児化してしまう薬を飲まないと出られない部屋
「幼いナマエよりも今の貴女がいいですし」
「で、でもこのままじゃ出られないよ」
「だったら一生ここにいましょう」
「え」
「二人きりの世界なんて願ってもない。幼児化などせず、共に年を重ねましょう、皺々になるまで二人で生きましょう」
そんな夢 が叶うなら。
お題:Lと壁に「どちらかが3日間幼児化してしまう薬を飲めば出口が現れます ※脱出したあとも効果は持続します」と書いた紙が張られた部屋に閉じ込められました。
「なにもない。そっちは?」
「同じく」
手分けして部屋中くまなく探したけれど怪しいものも出入り口も何もなし。
もう一度、二人並んで壁の張り紙を見る。
「…閉じ込めることはあっても閉じ込められることがあるとは思いませんでした」
「日頃の行いがヤバすぎるせいなのかな…それにしても二人で目覚めたらここにいるっておかしいよ!誰かに連れてこられたにしても途中で起きないなんて!」
「ナマエはともかく私が誰かの気配で起きないなんてことありえませんからね…まあ、死神がいるくらいなんですからこの世には科学で証明できないことなんて多々あるんでしょうが…はあ、ありえないことがありうる前提なんて…やってられない」
「不貞腐れないで!壁に張り紙があるんだから人為的なものだよ」
「デスノートにも人間の言葉で記載があったんだからそうとも言えませんよ。暇な神が溢れているとしか。この『どちらかが3日間幼児化してしまう薬』も真偽不明な以上飲むわけにはいきませんし」
「……」
「ナマエ?」
「…こどものエル、ちょっと見たい」
「…………」
「そんな目で見ないで!!だ、だってエルは幼児の私を知ってるけど私は知らないもん!エルの幼少期!出会ったときにはもうティーンだったし!」
「すごーーーくかわいいですよ、幼少期の私」
「小さい時のニアに似てそう、無表情で目つきの悪いところとか」
「……二人の時に他の男の名前を出すなんて、どういうつもりですか?」
「ほかの男って。ニアだよ?まだこども、」
「男でしょう」
口を塞ぐように、言い訳を飲み込むように、唇を食まれ、息を食べられる。
「っは、ちょっと!誰かに監視されていたらどうするの!」
「見せつけてやるまでです」
どちらかが幼児化してしまう薬を飲まないと出られない部屋
「幼いナマエよりも今の貴女がいいですし」
「で、でもこのままじゃ出られないよ」
「だったら一生ここにいましょう」
「え」
「二人きりの世界なんて願ってもない。幼児化などせず、共に年を重ねましょう、皺々になるまで二人で生きましょう」
そんな
お題:Lと壁に「どちらかが3日間幼児化してしまう薬を飲めば出口が現れます ※脱出したあとも効果は持続します」と書いた紙が張られた部屋に閉じ込められました。
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