短編
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「ちょっと!ここ教室!」
「わかってるてそんなこと」
そう言い、またひとつ
私の髪にその唇を落とす
放課後とか人のいない時間ではなく 人の行き来の多い休み時間
私の抗議もむなしく
人の目を集める行為を繰り返す彼
別に悪いことではないといってしまえばそれまでだけど
ほら、あるでしょう
なんていうんだっけ ええと
「俺はどこにいてもなにしててもいつでも、好き、って気持ち、抑えられへんけど」
名前は違うん?と耳元で囁かれて、違う、とは言えなくなる ずるい
また唇が近づき、今度は自分のそれと重なる
チャイムが遠くで聞こえ、我に返るまで もうまわりの目は気にならなかった
089 grandioso (グランディオーゾ * 堂々と)(忍足 * 庭球)
「わかってるてそんなこと」
そう言い、またひとつ
私の髪にその唇を落とす
放課後とか人のいない時間ではなく 人の行き来の多い休み時間
私の抗議もむなしく
人の目を集める行為を繰り返す彼
別に悪いことではないといってしまえばそれまでだけど
ほら、あるでしょう
なんていうんだっけ ええと
「俺はどこにいてもなにしててもいつでも、好き、って気持ち、抑えられへんけど」
名前は違うん?と耳元で囁かれて、違う、とは言えなくなる ずるい
また唇が近づき、今度は自分のそれと重なる
チャイムが遠くで聞こえ、我に返るまで もうまわりの目は気にならなかった
089 grandioso (グランディオーゾ * 堂々と)(忍足 * 庭球)