短編
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「名前」
「何?」
「好き」
飲んでいたお茶を盛大に噴出して
盛大に咳き込んだ
本当に
死ぬかと思った
「は…はぁあ?!」
「なにそれ傷つくー」
いやいやそんな
傷つくーじゃなくてですね不二さん
屋上で、暑くなく寒くなく、日差しも気温もちょうど良くて
人もあんまりいない お弁当には最適の場所
いつものごとく居座って
お弁当をつついていた3-6の名物仲良し四人組
菊丸とその彼女(私の親友でもある)はぽかんとそれぞれ箸をくわえたり、おにぎりにかぶりついたまま凝視
「…罰ゲーム?」
「いや、本気。」
そんないつもと変わんない表情で
普通の話のように切り出す事か…?
「友達として…ってコト?」
親友が助け舟を出してくれたが
「あはは、そんな事だったら今更言わないよ」
と軽く流された。
何事だ。
さっきまで社会の教師がハゲだの国語の教師がウザいだの普通の会話をしていたというのに。
菊丸は菊丸でさっきから固まったまんまだ。
「だって英二と彼女ちゃん遠慮なくラブラブでしょう?僕だって目の前に好きな子がいるのになんで僕は何も出来ないのか考えたら告らないのアホらしく思えて。告れない理由もないし?」
いつもの何考えてるかわからない笑顔で小首傾げて言われても…
唐突過ぎてびっくりだ。
「うん。と、いうわけでキスするね」
「はい?!」
話が早すぎませんか富士山!←違
私まだ何も言ってな…!
「名前」
「な、んですかかか???」
「可愛い」
本当に
この男はわからない
どう対応すればいいのかも
わからない
「名前」
「はい」
「好き」
またそうやって
それしか言わない
にこっと笑って
拒む隙も与えないすばやいキス
まさしく「奪われた」感じで
「名前も好きだよね?」
その自信は一体何処から来るのか
そう言ってやりたかったが、図星をさされてとても口答えなんて出来なかった
「何?」
「好き」
飲んでいたお茶を盛大に噴出して
盛大に咳き込んだ
本当に
死ぬかと思った
「は…はぁあ?!」
「なにそれ傷つくー」
いやいやそんな
傷つくーじゃなくてですね不二さん
屋上で、暑くなく寒くなく、日差しも気温もちょうど良くて
人もあんまりいない お弁当には最適の場所
いつものごとく居座って
お弁当をつついていた3-6の名物仲良し四人組
菊丸とその彼女(私の親友でもある)はぽかんとそれぞれ箸をくわえたり、おにぎりにかぶりついたまま凝視
「…罰ゲーム?」
「いや、本気。」
そんないつもと変わんない表情で
普通の話のように切り出す事か…?
「友達として…ってコト?」
親友が助け舟を出してくれたが
「あはは、そんな事だったら今更言わないよ」
と軽く流された。
何事だ。
さっきまで社会の教師がハゲだの国語の教師がウザいだの普通の会話をしていたというのに。
菊丸は菊丸でさっきから固まったまんまだ。
「だって英二と彼女ちゃん遠慮なくラブラブでしょう?僕だって目の前に好きな子がいるのになんで僕は何も出来ないのか考えたら告らないのアホらしく思えて。告れない理由もないし?」
いつもの何考えてるかわからない笑顔で小首傾げて言われても…
唐突過ぎてびっくりだ。
「うん。と、いうわけでキスするね」
「はい?!」
話が早すぎませんか富士山!←違
私まだ何も言ってな…!
「名前」
「な、んですかかか???」
「可愛い」
本当に
この男はわからない
どう対応すればいいのかも
わからない
「名前」
「はい」
「好き」
またそうやって
それしか言わない
にこっと笑って
拒む隙も与えないすばやいキス
まさしく「奪われた」感じで
「名前も好きだよね?」
その自信は一体何処から来るのか
そう言ってやりたかったが、図星をさされてとても口答えなんて出来なかった