短編
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「はぁあ?!」
昼休みに突如
他階まで響く奇声が発されました。
「ありえねー!弁当に納豆持ってくんなよな!」
「好きなんだからいーだろ?!名前に関係ねーし」
教室で仲良くお弁当を食べて…いたはずが初っ端から大喧嘩。
何が悪いってこいつ。向日岳人。
弁当に、しかも弁当箱の中に、納豆入れてくるやつっている…?
「ねーちょっとなんとか言ってよ忍足!」
「は?」
話聞いてろよこのメガネ!!!
そんなだから好きな食べ物・かす汁なんだよ!(関係ない)
「宍戸!!お前は変だと思うよな?」
常識人に助けを求める。
が。
「いいんじゃね?別に。」
なんだその適当さは!!!
しかもお前、くわえてんのなんだそれ。ポ●モンかまぼこって…中学生男子…
納豆は好きだよ。
でも白飯、玉子焼き、ブロッコリー、ウィンナー、納豆っておかしいだろ…
え?私が変なの?違うよね?
「わっ何、納豆臭いよ?」
まともな発言が耳に飛び込んできたと同時に凄い勢いで振り向いてしまった。
「滝ィ!!」
「な、なに泣きそうになってんの?」
あああ
来てくれてありがとせんきゅーめるしー!!(全部同じ意味)
滝は岳人の弁当箱に目を移すとちょっと眉をひそめた。
「納豆…」
「滝も食う?」
「や、いい…」
わぁぁぁあああああ
まともな反応だぁ…
もう滝ありがとう。大好きだ。まともでいてくれてありがとう。
準レギュになってからまともな人と接する時間が長くなったからまともになれたんだね!!(いろいろ失礼)
「…なんだよ納豆うまいじゃんか」
「うまいけど学校で食うもんじゃないよ」
「給食で出ただろ?小学校のとき!」
「出たけど…」
そうだけど!!!!
弁当に入れるものじゃ…ないよ…ねぇ?
「…なんかすっげ否定された気分。」
「や、否定してるし。弁当に納豆を。」
「別にいいじゃんか…なあ侑士?」
「ん?」
だから話聞いとけ!!
ハブるぞゴルァ
「…名前が嫌ならくわねぇよ弁当…」
「えっ?弁当は食べていいよ?」
「でも…」
「弁当に納豆が変だって言ってるだけで納豆別に嫌いじゃないし。」
「マジ?聞いた?滝!名前が俺のこと好きだって!!」
「は?!言ってないし!!」
「俺は納豆!納豆は俺!」
「いつからあんた納豆になったの?!」
「やるねー」
「意味わかんない!何?!ちょっと宍戸!助けて!!」
「やぁるねーぃ」
「何それ滝の真似?似てないし。」
誰か!!
納豆って弁当に入れるものなの…???
「…名前も食ってみろよ。」
「はぁ?!」
「美味いから!」
「や、納豆の味くらい知って…んむ!!」
有無を言わさず口に突っ込まれた納豆。
美味いけど…味の話はしてないし…
「美味いだろー?」
「はいはい美味いよ」
「…。」
「…。」
「…。」
あれ
何?なんか痛い視線が…
「…岳人ったら大胆~」
「いきなりいちゃこかれるとは思わんかったわ…」
「…マジかよ」
え?
なに いみわかんないし
「箸。間接ちゅーだろーが。」
宍戸の言葉にハッとする。
そうだ。岳人の箸で納豆食ったんだ…!!!
「わっマジだ!!でもさー今時、小学生でも間接ちゅーとか言わないって!!
ねっ岳…人…???」
あれ あれあれあれ
岳人ってば真っ赤ですよ???
「ごっごめっ…!!うわぁっ箸洗ってくるし!!」
「や、遅せーだろ。」
「納豆で間接ちゅーかぁ。色気ないなぁ」
箸洗うって…
そんなにやなら突っ込むなよ(私の口に)
「名前…マジごめん…俺…そんな気は…
名前に納豆の素晴らしさを知ってもらいたかったんだ。そしたら名前も納豆好きになって俺のことも好きになってくれるかなって…」
別に納豆嫌いじゃないってば。
素晴らしさってアンタどんだけ納豆愛してるんだ。
…つか何さいごのっえぇっ!!!???
「…岳人っていっつもとんでるけど言うこともぶっとんでんのな。」
「告白とは…がっくん…ドサクサにまぎれすぎやで」
「やるねー♪」
まだ自分の爆弾発言を理解してなくてきょとんとしてる岳人。
冷やかされてひとりで赤くならなきゃいけない私。
こんな告られ方あるか。
でもまぁ岳人だし許そう。
納豆を弁当で持ってきてもいいよ
岳人なら許すよ
そんなことが言える様になるまでまだしばらくかかる頃のお話し。
昼休みに突如
他階まで響く奇声が発されました。
「ありえねー!弁当に納豆持ってくんなよな!」
「好きなんだからいーだろ?!名前に関係ねーし」
教室で仲良くお弁当を食べて…いたはずが初っ端から大喧嘩。
何が悪いってこいつ。向日岳人。
弁当に、しかも弁当箱の中に、納豆入れてくるやつっている…?
「ねーちょっとなんとか言ってよ忍足!」
「は?」
話聞いてろよこのメガネ!!!
そんなだから好きな食べ物・かす汁なんだよ!(関係ない)
「宍戸!!お前は変だと思うよな?」
常識人に助けを求める。
が。
「いいんじゃね?別に。」
なんだその適当さは!!!
しかもお前、くわえてんのなんだそれ。ポ●モンかまぼこって…中学生男子…
納豆は好きだよ。
でも白飯、玉子焼き、ブロッコリー、ウィンナー、納豆っておかしいだろ…
え?私が変なの?違うよね?
「わっ何、納豆臭いよ?」
まともな発言が耳に飛び込んできたと同時に凄い勢いで振り向いてしまった。
「滝ィ!!」
「な、なに泣きそうになってんの?」
あああ
来てくれてありがとせんきゅーめるしー!!(全部同じ意味)
滝は岳人の弁当箱に目を移すとちょっと眉をひそめた。
「納豆…」
「滝も食う?」
「や、いい…」
わぁぁぁあああああ
まともな反応だぁ…
もう滝ありがとう。大好きだ。まともでいてくれてありがとう。
準レギュになってからまともな人と接する時間が長くなったからまともになれたんだね!!(いろいろ失礼)
「…なんだよ納豆うまいじゃんか」
「うまいけど学校で食うもんじゃないよ」
「給食で出ただろ?小学校のとき!」
「出たけど…」
そうだけど!!!!
弁当に入れるものじゃ…ないよ…ねぇ?
「…なんかすっげ否定された気分。」
「や、否定してるし。弁当に納豆を。」
「別にいいじゃんか…なあ侑士?」
「ん?」
だから話聞いとけ!!
ハブるぞゴルァ
「…名前が嫌ならくわねぇよ弁当…」
「えっ?弁当は食べていいよ?」
「でも…」
「弁当に納豆が変だって言ってるだけで納豆別に嫌いじゃないし。」
「マジ?聞いた?滝!名前が俺のこと好きだって!!」
「は?!言ってないし!!」
「俺は納豆!納豆は俺!」
「いつからあんた納豆になったの?!」
「やるねー」
「意味わかんない!何?!ちょっと宍戸!助けて!!」
「やぁるねーぃ」
「何それ滝の真似?似てないし。」
誰か!!
納豆って弁当に入れるものなの…???
「…名前も食ってみろよ。」
「はぁ?!」
「美味いから!」
「や、納豆の味くらい知って…んむ!!」
有無を言わさず口に突っ込まれた納豆。
美味いけど…味の話はしてないし…
「美味いだろー?」
「はいはい美味いよ」
「…。」
「…。」
「…。」
あれ
何?なんか痛い視線が…
「…岳人ったら大胆~」
「いきなりいちゃこかれるとは思わんかったわ…」
「…マジかよ」
え?
なに いみわかんないし
「箸。間接ちゅーだろーが。」
宍戸の言葉にハッとする。
そうだ。岳人の箸で納豆食ったんだ…!!!
「わっマジだ!!でもさー今時、小学生でも間接ちゅーとか言わないって!!
ねっ岳…人…???」
あれ あれあれあれ
岳人ってば真っ赤ですよ???
「ごっごめっ…!!うわぁっ箸洗ってくるし!!」
「や、遅せーだろ。」
「納豆で間接ちゅーかぁ。色気ないなぁ」
箸洗うって…
そんなにやなら突っ込むなよ(私の口に)
「名前…マジごめん…俺…そんな気は…
名前に納豆の素晴らしさを知ってもらいたかったんだ。そしたら名前も納豆好きになって俺のことも好きになってくれるかなって…」
別に納豆嫌いじゃないってば。
素晴らしさってアンタどんだけ納豆愛してるんだ。
…つか何さいごのっえぇっ!!!???
「…岳人っていっつもとんでるけど言うこともぶっとんでんのな。」
「告白とは…がっくん…ドサクサにまぎれすぎやで」
「やるねー♪」
まだ自分の爆弾発言を理解してなくてきょとんとしてる岳人。
冷やかされてひとりで赤くならなきゃいけない私。
こんな告られ方あるか。
でもまぁ岳人だし許そう。
納豆を弁当で持ってきてもいいよ
岳人なら許すよ
そんなことが言える様になるまでまだしばらくかかる頃のお話し。