短編
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「おー寝てる寝てる」
外の雪の降る音に掻き消されてしまうくらいの小さな声で独り言を溢す。
無断で真夜中に彼女の部屋に忍んだ事と起こしたいけど起こしてはいけないというジレンマとで心臓含めいろんな内蔵が変な感じになっている。
ベッドに近付けば規則正しい寝息が聞こえ、枕に沈んだ頭がごろん、とこっちを向く。
「あーあ、無防備な」
寝顔、と続けようとして彼女が小さく唸ったので慌てて口を噤む。
シャンプーの香る柔らかな髪にゆっくりと手を伸ばす。
「ダメじゃん俺をフリーにしちゃ」
なんてね、と触れるか触れないかのキスを落とし、目的の物を枕元に置いて、名残惜しいけれどしょうがなく、静かに部屋を出た。
ばれないようご注意を (佐伯*庭球)
外の雪の降る音に掻き消されてしまうくらいの小さな声で独り言を溢す。
無断で真夜中に彼女の部屋に忍んだ事と起こしたいけど起こしてはいけないというジレンマとで心臓含めいろんな内蔵が変な感じになっている。
ベッドに近付けば規則正しい寝息が聞こえ、枕に沈んだ頭がごろん、とこっちを向く。
「あーあ、無防備な」
寝顔、と続けようとして彼女が小さく唸ったので慌てて口を噤む。
シャンプーの香る柔らかな髪にゆっくりと手を伸ばす。
「ダメじゃん俺をフリーにしちゃ」
なんてね、と触れるか触れないかのキスを落とし、目的の物を枕元に置いて、名残惜しいけれどしょうがなく、静かに部屋を出た。
ばれないようご注意を (佐伯*庭球)