短編
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あったかいんだか 寒いんだか
外は風がびゅうびゅう吹いていて
今日の最高気温5度。
でも部屋の中はぽかぽか 暖房ガンガンにかかってて全然寒くなくて
通学が寒いからいっぱい着込んで それでも寒いのに
教室は嘘みたいにあったかくて
つい ね
あたしのせいじゃない
だって ほら みんなうつらうつらしてる
窓から差し込む光は あったかくて やわらかくて それでいて冬の凛とした透き通ったお日様の光
窓を通してやんわりとあたしたちを包むその光が さらに眠気を誘う
あったかいな ねむいな
「名前…」
ん?
なんだろう 遠くで呼んでる
気持ちいい声 ちょうどいいトーン
「…おい名前…」
だんだんとはっきり でもまだぼんやりと
誰の声だろう 聞き覚えがある
「おい、起きねぇと…」
今度ははっきり聞こえた
目を開けるのと口になんか触れたのは ほぼ同時
「!?」
一気に意識が戻る 記憶が飛ぶ
現状理解に脳ミソがフル起動
「ぶっブン太っ なっ なに…!?」
「次あたるぞーって起こしてんのにちーっとも起きないからだろぃ。」
「だっだからって…!!!!!」
「眠り姫は王子のキスで目覚めるんだぜ?実際起きたろ。やっぱ俺って天才的~」
バカかこいつは
だって今は授業中 いくら一番後ろの席だからって 誰も気づかないとは限らない
しかもこいつは授業中にもかかわらずくっちゃくっちゃとガムを噛んでる
「あ?何?ほしい?」
いろいろな思いで睨んでいると何を勘違いしたかニヤリと笑って顔を近づけてくる
「いっいらない!」
「なんでーうまいのに」
「…そういう問題じゃなくて…」
ヤツのキスは青リンゴのあじ。
外は風がびゅうびゅう吹いていて
今日の最高気温5度。
でも部屋の中はぽかぽか 暖房ガンガンにかかってて全然寒くなくて
通学が寒いからいっぱい着込んで それでも寒いのに
教室は嘘みたいにあったかくて
つい ね
あたしのせいじゃない
だって ほら みんなうつらうつらしてる
窓から差し込む光は あったかくて やわらかくて それでいて冬の凛とした透き通ったお日様の光
窓を通してやんわりとあたしたちを包むその光が さらに眠気を誘う
あったかいな ねむいな
「名前…」
ん?
なんだろう 遠くで呼んでる
気持ちいい声 ちょうどいいトーン
「…おい名前…」
だんだんとはっきり でもまだぼんやりと
誰の声だろう 聞き覚えがある
「おい、起きねぇと…」
今度ははっきり聞こえた
目を開けるのと口になんか触れたのは ほぼ同時
「!?」
一気に意識が戻る 記憶が飛ぶ
現状理解に脳ミソがフル起動
「ぶっブン太っ なっ なに…!?」
「次あたるぞーって起こしてんのにちーっとも起きないからだろぃ。」
「だっだからって…!!!!!」
「眠り姫は王子のキスで目覚めるんだぜ?実際起きたろ。やっぱ俺って天才的~」
バカかこいつは
だって今は授業中 いくら一番後ろの席だからって 誰も気づかないとは限らない
しかもこいつは授業中にもかかわらずくっちゃくっちゃとガムを噛んでる
「あ?何?ほしい?」
いろいろな思いで睨んでいると何を勘違いしたかニヤリと笑って顔を近づけてくる
「いっいらない!」
「なんでーうまいのに」
「…そういう問題じゃなくて…」
ヤツのキスは青リンゴのあじ。