夢だけど夢じゃない
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「た、た、大変だ~~~」
ちゃぶ台の上で意気消沈してるチョロ松をみんなで邪険にしていた昼下がり。
血相変えて茶の間に飛び込んできたおそ松の爆弾発言。
「おいみんな!大変だ!トト子ちゃんが!トト子ちゃんが婚活してるよ!!!!」
「「「「「婚活ぅううう!?!?!?」」」」」
「しかも相手は石油王だって!!!」
「「「「「石油王!?急げ~~~~」」」」」
「あ、お、おい、抜け駆けすんなよ!!!」
こうしちゃいられない!!
いち早く石油を掘り当て石油王になるためにツルハシ片手に家を飛び出す。
「石油ってどこで掘れんの!?」
「知らん!!どっか砂漠だろ!」
「オッケー砂漠ね!!」
最寄りの砂漠がどこかもわからぬままとりあえず隣の兄弟を押しのけながら走る。
「もーチョロ松兄さんさっきまでしんでたんだから大人しく家帰ってそのまま沈んでろ!」
「うっせー!我らがトト子ちゃんが婚活だぞ!?絶対結婚なんてさせないからな!僕以外と!!」
「なに言ってんだおまえ」
「おこがましスキーだな」
「ついこないだダヨーン族と結婚しようとしてたくせに」
足を引っ張りあいながらも走っていると総攻撃を受けていたチョロ松がこっちを睨みつけた。
「それをいうならカラ松だって!名前ちゃんはどうしたんだよっ!!」
「そうだそうだ」
「おまえには名前ちゃんがいるだろっ」
「あ、そうか。ボク離脱~っと」
「「「「「はあ!?」」」」」
急に立ち止まったトド松を振り返るためにつんのめってみんなで団子になるように倒れこんだ。
「にーさん達は頑張って石油王になって~。ボクは名前ちゃんデートに誘おうっと」
るんるんとスマホをいじり出す末弟に怒りがこみ上げる。
なにどさくさに紛れてデートに誘おうとしてやがる!
「ふ、フン、名前はまだ起きてないから連絡とれないぜ」
「は?カラ松兄さんがなんでそんなこと知ってんの」
「オレとハニーは毎日おはようとおやすみをLINEしているからな、いつもハニーは早起きだが今日はまだ連絡がない。つまりまだスイートドリーミンの中というわけさ☆かわいいお寝坊姫だよな」
「毎日!?おはようとおやすみを!?毎日!?ねえ待って本当に付き合ってないんだよね!?!?」
それもう付き合ってるでしょ!?
血の涙を流しながら絶叫するトド松に悪い気がしない。隣で血の涙を流してるチョロ松に腕をやばい握力で握られているがそれもまあ別に…ウエイト、ブラザー。それ以上握られたら骨が折れ…アーッ痛…!!!
「お金がなくて…にゃーちゃんの握手会に行けなかった…どんなことをしてでも行くべきだったのに…それを…おまえは…余裕の笑みでまた会いに行けばいいさって…軽く言ったよな…いいよなおまえは…金なくて推しの握手会行けなくても!!!その推しと毎日イチャイチャおはようからおやすみまで連絡取ってんだもんなァ!!??そりゃあ軽くまた会えるとか言うよなア!?!?」
「ま、まてチョロ松、腕が、腕がア!!」
「…それなんだけど、結婚相談所に名前ちゃんもいたんだよ」
「「「「「は、はああああ!?!?」」」」」
地面が揺れるほどの大絶叫×6。
青ざめた顔で俯く長男に掴みかかる次男と六男。
「ど、どういうことだそれは!!」
「名前ちゃんも石油王狙いなの!?」
「わ、わっかんねーよ!でもトト子ちゃんの好みは今まで付き合った人数が4人以下で、でも童貞はだめで、年収は5000万以上で、別荘持ってる石油王だって…」
「がーん!!最初から射程範囲ガーイ!見逃し3アウトバッターチェンジ!!」
「十四松ダイジョウブ、4人以下ってことは0人でもOKだから…」
「それでも2つめの条件でアウトだわ!!!」
外野が喚いているがオレたちが気になっているのはそこじゃない!
いや、トト子ちゃんの理想のタイプも気になるけど!今は名前のタイプが最重要だ!!
「なんか言ってなかったのか!?ほんとに!?」
「言ってなかった…ただ、トト子ちゃんの理想聞いて『半分くらいハタ坊だね』って言って怒られてた…」
「半分くらいハタ坊!?」
「どこ!?どこが半分!?」
「今まで付き合った人数が4人以上で、年収は5000万以上で、別荘持ってるでしょ絶対!?!?女侍らせてクルーズしてたし!!!なんなら石油王でしょ!?!?童貞じゃないってこと!?」
「知らねーーーー今はそこじゃねえ!!」
うわあああと6人で頭を抱えて騒いでいると見慣れた上裸おじさんが通りがかった。
「ホエホエ、元気ダスねみんな」
「デカパン!!!聞いてよトト子ちゃんが!」
「ホエ、トト子ちゃんといえば、明日婚活パーティーに行くってドレスを買ってたダスよ」
「こぉんかつぱあてぃいいい!?!?!?!?」
「なんでデカパンがそんなこと知ってんの!?」
「デパートのドレス売り場にいたのを見たんダス」
「なんでデカパンはそこに!?」
「おニューのパンツを買ったからダス」
「デカパンのパンツってデパートのドレス売り場で買ってんの!?」
「そうダスよ。あ、名前ちゃんも買ってたダス」
「名前ちゃんもパンツを!?!?」
「いや、ドレスを」
思わずデカパンのパンツをまとったセクシーな名前の想像をして鼻血が出かけたが聞き捨てならない言葉が聞こえて血の気が引く。
「ま、まさか名前も婚活パーリィに行くつもりなのか!?ホワイ!?」
「半分石油王のハタ坊と同棲してるのに!?」
「同棲って言うな!!!」
「こうしちゃいられない!!石油掘る組と婚活パーティー乗り込む組に分かれよう!!!」
誰がどっちに行くか壮絶に揉めたがオレ、一松、トド松がパーリィに行くことになった。
ちゃぶ台の上で意気消沈してるチョロ松をみんなで邪険にしていた昼下がり。
血相変えて茶の間に飛び込んできたおそ松の爆弾発言。
「おいみんな!大変だ!トト子ちゃんが!トト子ちゃんが婚活してるよ!!!!」
「「「「「婚活ぅううう!?!?!?」」」」」
「しかも相手は石油王だって!!!」
「「「「「石油王!?急げ~~~~」」」」」
「あ、お、おい、抜け駆けすんなよ!!!」
こうしちゃいられない!!
いち早く石油を掘り当て石油王になるためにツルハシ片手に家を飛び出す。
「石油ってどこで掘れんの!?」
「知らん!!どっか砂漠だろ!」
「オッケー砂漠ね!!」
最寄りの砂漠がどこかもわからぬままとりあえず隣の兄弟を押しのけながら走る。
「もーチョロ松兄さんさっきまでしんでたんだから大人しく家帰ってそのまま沈んでろ!」
「うっせー!我らがトト子ちゃんが婚活だぞ!?絶対結婚なんてさせないからな!僕以外と!!」
「なに言ってんだおまえ」
「おこがましスキーだな」
「ついこないだダヨーン族と結婚しようとしてたくせに」
足を引っ張りあいながらも走っていると総攻撃を受けていたチョロ松がこっちを睨みつけた。
「それをいうならカラ松だって!名前ちゃんはどうしたんだよっ!!」
「そうだそうだ」
「おまえには名前ちゃんがいるだろっ」
「あ、そうか。ボク離脱~っと」
「「「「「はあ!?」」」」」
急に立ち止まったトド松を振り返るためにつんのめってみんなで団子になるように倒れこんだ。
「にーさん達は頑張って石油王になって~。ボクは名前ちゃんデートに誘おうっと」
るんるんとスマホをいじり出す末弟に怒りがこみ上げる。
なにどさくさに紛れてデートに誘おうとしてやがる!
「ふ、フン、名前はまだ起きてないから連絡とれないぜ」
「は?カラ松兄さんがなんでそんなこと知ってんの」
「オレとハニーは毎日おはようとおやすみをLINEしているからな、いつもハニーは早起きだが今日はまだ連絡がない。つまりまだスイートドリーミンの中というわけさ☆かわいいお寝坊姫だよな」
「毎日!?おはようとおやすみを!?毎日!?ねえ待って本当に付き合ってないんだよね!?!?」
それもう付き合ってるでしょ!?
血の涙を流しながら絶叫するトド松に悪い気がしない。隣で血の涙を流してるチョロ松に腕をやばい握力で握られているがそれもまあ別に…ウエイト、ブラザー。それ以上握られたら骨が折れ…アーッ痛…!!!
「お金がなくて…にゃーちゃんの握手会に行けなかった…どんなことをしてでも行くべきだったのに…それを…おまえは…余裕の笑みでまた会いに行けばいいさって…軽く言ったよな…いいよなおまえは…金なくて推しの握手会行けなくても!!!その推しと毎日イチャイチャおはようからおやすみまで連絡取ってんだもんなァ!!??そりゃあ軽くまた会えるとか言うよなア!?!?」
「ま、まてチョロ松、腕が、腕がア!!」
「…それなんだけど、結婚相談所に名前ちゃんもいたんだよ」
「「「「「は、はああああ!?!?」」」」」
地面が揺れるほどの大絶叫×6。
青ざめた顔で俯く長男に掴みかかる次男と六男。
「ど、どういうことだそれは!!」
「名前ちゃんも石油王狙いなの!?」
「わ、わっかんねーよ!でもトト子ちゃんの好みは今まで付き合った人数が4人以下で、でも童貞はだめで、年収は5000万以上で、別荘持ってる石油王だって…」
「がーん!!最初から射程範囲ガーイ!見逃し3アウトバッターチェンジ!!」
「十四松ダイジョウブ、4人以下ってことは0人でもOKだから…」
「それでも2つめの条件でアウトだわ!!!」
外野が喚いているがオレたちが気になっているのはそこじゃない!
いや、トト子ちゃんの理想のタイプも気になるけど!今は名前のタイプが最重要だ!!
「なんか言ってなかったのか!?ほんとに!?」
「言ってなかった…ただ、トト子ちゃんの理想聞いて『半分くらいハタ坊だね』って言って怒られてた…」
「半分くらいハタ坊!?」
「どこ!?どこが半分!?」
「今まで付き合った人数が4人以上で、年収は5000万以上で、別荘持ってるでしょ絶対!?!?女侍らせてクルーズしてたし!!!なんなら石油王でしょ!?!?童貞じゃないってこと!?」
「知らねーーーー今はそこじゃねえ!!」
うわあああと6人で頭を抱えて騒いでいると見慣れた上裸おじさんが通りがかった。
「ホエホエ、元気ダスねみんな」
「デカパン!!!聞いてよトト子ちゃんが!」
「ホエ、トト子ちゃんといえば、明日婚活パーティーに行くってドレスを買ってたダスよ」
「こぉんかつぱあてぃいいい!?!?!?!?」
「なんでデカパンがそんなこと知ってんの!?」
「デパートのドレス売り場にいたのを見たんダス」
「なんでデカパンはそこに!?」
「おニューのパンツを買ったからダス」
「デカパンのパンツってデパートのドレス売り場で買ってんの!?」
「そうダスよ。あ、名前ちゃんも買ってたダス」
「名前ちゃんもパンツを!?!?」
「いや、ドレスを」
思わずデカパンのパンツをまとったセクシーな名前の想像をして鼻血が出かけたが聞き捨てならない言葉が聞こえて血の気が引く。
「ま、まさか名前も婚活パーリィに行くつもりなのか!?ホワイ!?」
「半分石油王のハタ坊と同棲してるのに!?」
「同棲って言うな!!!」
「こうしちゃいられない!!石油掘る組と婚活パーティー乗り込む組に分かれよう!!!」
誰がどっちに行くか壮絶に揉めたがオレ、一松、トド松がパーリィに行くことになった。