夢だけど夢じゃない
はじめにお名前変換してください
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
今日はハタ坊が帰ってくる日!
ハタ坊が怖いからなのか、最低限の世話はしてくれるけどやっぱり旗の人たちは私に冷たいので正直早く帰ってきて欲しい。ハタ坊が不在の間、私の食事は食堂ではなくお盆に乗せられた食事が部屋のドアから差し入れされる形式になっていた。牢獄かよ。
せっかくおそ松さんの世界にトリップしている夢を見ているのだから目が醒める前にむつごに会いたい。サブキャラはほぼ制覇した感があるのに一向にむつごと出会えないことにショックを受けていた私はすがるような気持ちで今日も青いサロペットに袖を通したのだった。
「今日は本当に誰にも会わないな…」
チビ太のおでん屋(今日も見当たらない)や公園の周り、商店街をうろうろしたのにむつごおろかサブキャラにも会わなくなってしまった。ここは紫を着てイヤミに会っとかないと次へ進めないシステムなのだろうか。戻って着替えて来ようかな、でももう夕暮れだしなぁ…
迷いながらトボトボ歩いているとふと頭頂部に軽い衝撃。
何かと上を向けば、ぽた、ぽた、と顔に雫が垂れてくる。ゲッやば…と思った時にはもうざあざあと雨が降ってきたのだった。
うえええマジかよおおおおさっきまで綺麗な夕暮れだったじゃんよおおお
突然の夕立に慌てふためき、とりあえず目についた公園まで走ってトンネル状になっている遊具へ滑り込む。
ここなら濡れない…と息をついた瞬間、反対側からズズッと鼻をすする音が聞こえてギョッとした。先客がいらした。気まずいけどこの雨の中出て行きたくはない。恐る恐るそちらを伺って、心臓が止まった。
よくよく見知ったその横顔。
雨に濡れて濃くなった青い服。
遊具の中で地面に座り込んでいて逆光だけれど、間違いなく探していたその人…
松野カラ松がそこにいた。
ハタ坊が怖いからなのか、最低限の世話はしてくれるけどやっぱり旗の人たちは私に冷たいので正直早く帰ってきて欲しい。ハタ坊が不在の間、私の食事は食堂ではなくお盆に乗せられた食事が部屋のドアから差し入れされる形式になっていた。牢獄かよ。
せっかくおそ松さんの世界にトリップしている夢を見ているのだから目が醒める前にむつごに会いたい。サブキャラはほぼ制覇した感があるのに一向にむつごと出会えないことにショックを受けていた私はすがるような気持ちで今日も青いサロペットに袖を通したのだった。
「今日は本当に誰にも会わないな…」
チビ太のおでん屋(今日も見当たらない)や公園の周り、商店街をうろうろしたのにむつごおろかサブキャラにも会わなくなってしまった。ここは紫を着てイヤミに会っとかないと次へ進めないシステムなのだろうか。戻って着替えて来ようかな、でももう夕暮れだしなぁ…
迷いながらトボトボ歩いているとふと頭頂部に軽い衝撃。
何かと上を向けば、ぽた、ぽた、と顔に雫が垂れてくる。ゲッやば…と思った時にはもうざあざあと雨が降ってきたのだった。
うえええマジかよおおおおさっきまで綺麗な夕暮れだったじゃんよおおお
突然の夕立に慌てふためき、とりあえず目についた公園まで走ってトンネル状になっている遊具へ滑り込む。
ここなら濡れない…と息をついた瞬間、反対側からズズッと鼻をすする音が聞こえてギョッとした。先客がいらした。気まずいけどこの雨の中出て行きたくはない。恐る恐るそちらを伺って、心臓が止まった。
よくよく見知ったその横顔。
雨に濡れて濃くなった青い服。
遊具の中で地面に座り込んでいて逆光だけれど、間違いなく探していたその人…
松野カラ松がそこにいた。