ダーク・キングダムSSログ
『いいおっぱい』
いいおっパイの日だと人間界に精通しているジェダイトから聞いたゾイサイトはクインベリルを思い出す。
(そう言えばベリル様、立派で美味しそうなおっパイ持ってらっしゃったわね~)
おっパイを拝みに行こうと考え、ベリルが行きそうな心当たりのある場所を闇雲に探すゾイサイト。
すると前方を歩くベリルに気づき、気づかれないよう恐る恐る忍び足で近づいていく。
グヮシッ!
「クインベリル様~」
名前を呼ぶと同時に後ろから思いっきりベリルの豊満なおっパイを両手いっぱいにわし掴む。
「ぎゃあああ~!な、な、な、何をする!ゾイサイト?」
「ベリル様!今日はいいおっパイの日だからたーっくさんサービスしないといけませんわよ!」
「だからって…な、何故わ、私なのだ?はぁ…ん」
「ジェダイトからいいおっパイの日って聞いて真っ先にベリル様を思い出しましたの♪」
おっパイを揉む手を緩めることなく平然と答え続けるゾイサイトに戸惑いながらもなされるがまま抵抗できないベリル。
「やはり思った通りベリル様のおっパイは豊満でサイコーですわ♪」
「ゾイサイト、お前、クンツァイトと恋仲なのは存じているが、仮にも男だろ?や、止めんか!」
「大丈夫ですわベリル様!わたし、心は女ですので」
「な、何がどう大丈夫なのだ?私が大丈夫では無いんだ!離せ!」
抵抗するもそこはやはりゾイサイトも男、鍛えていて力があるとはいえ、全く離れない。判断力も鈍ってしまい為す術もない。
「ベリル様!どうすればこんなにいいおっパイになるのですか?」
「し、知るか!気づけばデカくなっていただけだ。重くて仕方ない」
「まぁ!なんの努力も無くここまでお育ちに?羨ましいですわ!私もクンツァイト様の為に欲しいですわ」
胸を揉む手はそのままにそんな会話をしているとどこかへ行ってしまったゾイサイトを探してクンツァイトが現れ、目の前の光景を見てしまい絶句して固まってしまう。
「ゾイサイト…」
「あ!クンツァイト様」
一言ゾイサイトの名前を力なく呼ぶとこの状況に全く理解出来ず、頭が追いつかないクンツァイトはその場を無気力に去っていってしまった。
「クンツァイトさまぁ~」
愛しの人を呼びながらもベリルの胸の触り心地が良すぎて揉むのが止められず目で追うにとどまってしまう。
「何をしているゾイサイト!クンツァイトに誤解されてしまったでは無いか?今すぐ弁解に行け!」
自分が男だという事をすっかり忘れ、身も心も女だと思い込んでいたゾイサイトは一瞬意味が分からなかったの。
「どうしてですの?大丈夫ですわ!」
「私が大丈夫では無い!色々と不味い状況下にある。早く誤解を解きに行かんか!お前は男なのだろ!」
「…そうでしたわ!すっかり女の気分でいましたわ」
漸く我に返り、とんでもない事をしでかしていて事の重大さに気づいたゾイサイトは青ざめる。
と同時にずっと揉んでいた手を漸く離し、ベリルに平謝りするとクンツァイトの元へ慌てて追いかけて行った。
残されたベリルはこんなにも長く揉まれ続けた事が初めてだった為、身体は疲労困憊、心は疲弊し、エナジーをゾイサイトに持っていかれクタクタになっていた。
おわり