リクエスト:強さの決まりごと
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・カオル
翌日の道場。
友達にせがまれて、昨日のことを話した。
伏せるところは伏せて。
「で、負けたんだ? 結局」
呆れられるように言われ、ムッと顔をしかめて言い返す。
「あとちょっとだったんだ。でも、奈美も前より間違いなく強くなってた」
「言い訳してんじゃねえよ~」
「……………」
黙って怒りながら関節技をかける。
「いだだだだ!!」
「コラ、道場でふざけない」
厳しく注意してきたのは、先生ではなく、奈美だ。
道着姿も、見るのは久しぶりだ。
奈美が背中を向けて行ったあと、友達が奈美の背中を見つめながらヒソヒソと言う。
「奈美ちゃん、なんでこっちに…」
「さあ?」
理由は知ってる。
けれど、ボクはそれを言わない。
「ボクさ、稽古してる時の奈美が、一番好きだな…」
「本人に言ってやれよ」
「まだ早い…」
「奈美を倒す前に、まず、ワシを倒せ」
「「!!!?」」
後ろに振り返ると、障子の隙間から先生の顔がすぐそこにあった。
「わ―――!!」と友達と一緒に道場の奥へと逃げる。
必ず追いつくよ。
もうボクだけなんて言わない。
その時は、ちゃんと、思いを伝えるから…。
.END
翌日の道場。
友達にせがまれて、昨日のことを話した。
伏せるところは伏せて。
「で、負けたんだ? 結局」
呆れられるように言われ、ムッと顔をしかめて言い返す。
「あとちょっとだったんだ。でも、奈美も前より間違いなく強くなってた」
「言い訳してんじゃねえよ~」
「……………」
黙って怒りながら関節技をかける。
「いだだだだ!!」
「コラ、道場でふざけない」
厳しく注意してきたのは、先生ではなく、奈美だ。
道着姿も、見るのは久しぶりだ。
奈美が背中を向けて行ったあと、友達が奈美の背中を見つめながらヒソヒソと言う。
「奈美ちゃん、なんでこっちに…」
「さあ?」
理由は知ってる。
けれど、ボクはそれを言わない。
「ボクさ、稽古してる時の奈美が、一番好きだな…」
「本人に言ってやれよ」
「まだ早い…」
「奈美を倒す前に、まず、ワシを倒せ」
「「!!!?」」
後ろに振り返ると、障子の隙間から先生の顔がすぐそこにあった。
「わ―――!!」と友達と一緒に道場の奥へと逃げる。
必ず追いつくよ。
もうボクだけなんて言わない。
その時は、ちゃんと、思いを伝えるから…。
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