短編:正々堂々と時に卑怯
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・騎馬戦
ユ“続いては騎馬戦です! 2人でペアを組んで、相手の鉢巻を奪ってください。生き残ったチームの勝ちとなります!”
レン「つーか、騎馬戦って、通常は4人で組んでやるんだろ?」
森「数が少ないんだ…」
レン「だからって、これじゃただのおんぶだ」
白組は、奈美&太輔、レン&森尾、広瀬&ルドガー。
赤組は、葵&勇太、恵&ミケーレ、華音&由良。
外れた伶と麻生は、相方と一緒にペアを組むことになった。
麻生は論を騎手役としてペアを組み、伶は純を馬役としてペアを組む。
太「あ、純先生!」
伶「救出してきた」
10分休みの間に学校中を捜して見つけたのだ。
レン「不審者とは組まないんだな(汗)」
伶「奴の背中には死んでも乗らん!」
顔をくわっとさせ、言い切る伶。
岡「!!」
岡田は遠くでショックを受けていた。
ユ“よ―――い、ドン!”
ピストルが鳴り、全員が出陣する。
太「かかれ―――!!」
しかし、まったく動かない者がいた。
純だ。
伶「ど、どうした? おい、純!?」
純「……………」
群れる中に飛び込みたくない純。
その間に、そんな2人の背後に近付く影があった。
葵「いっただき~!♪」
伶「なに!?」
伶が振り返った瞬間に、騎手役の葵は伶の鉢巻を奪う。
勇「よし!」
葵「勇太、やっぱり交代した方がよくない? その方が速いよ」
勇「女の背中に乗るなんてダセーことできるか」
団長としての威厳もある。
伶「純、なんのために出てきたんだ」
純「……ご…、ごめん…」
伶と純がそう言ってる間に、奈美は恵の鉢巻を奪い取っていた。
恵「取られちゃった…」
太「悪いな、メグ!」
奈「……………」
太輔におぶられている奈美は、若干恥ずかしそうだ。
レンと森尾は、論と麻生の方に行こうとしていた。
論は、鉢巻を頭に巻かず、液状化している体の中に入れている。
その時、レンの視界の端に、華音と由良の姿が映った。
華「もうちょっと早く走ってよ!」
由「重いんだから仕方ねえだろ」
華「なんですって!?」
由「痛てて!」
おぶられているのをいいことに、華音は由良の髪を引っ張る。
レン「森尾、先にあいつらからだ」
森「どうした?」
論と麻生の方が近いというのに。
レン「なんか知らんが、不愉快だ」
森尾は言われた通り、華音と由良の方向へと走る。
華音と由良は言い争いに夢中で2人に気付かない。
距離が近付き、森尾は一瞬立ち止まり、能力を発動させて空中を走った。
華音と由良の背後を通過する前に、レンは手を伸ばして華音の鉢巻を奪い取る。
華「え!?」
由「あ、ドジ!」
レン「ざまみろー!♪」
森「! レン!!」
森尾は背後に迫る人物に気付き、声を上げた。
しかし、時はすでに遅く、レンは葵に鉢巻を取られてしまう。
レン「あれ?」
葵「も~らい♪」
見ていた華音と由良は爆笑する。
一方、広瀬は、液状化した論に鉢巻を奪われてしまったところだった。
広「しまった」
論「とったよ」
広瀬の鉢巻を取るために、体を伸ばした論が元に縮んでいく。
麻「! 油断してはいけません!」
麻生の横から飛び出した太輔。
奈美は手を伸ばし、論の中に手を突っ込み、論の鉢巻を奪い取った。
論「あ」
太「ナイス、ナミ!」
奈「あ…、ああ…」
論の液体が手に付着し、奈美の顔は真っ青で、素直に喜んでいいのか困惑している。
だが、茫然としている暇はない。
勇太と葵が突進してきた。
勇・葵「もらった!!」
太・奈「!!」
太「うっ…!」
葵の伸ばされた手を、太輔は体を横に反らして避ける。
葵「!」
奈美は咄嗟に手を伸ばし、葵の鉢巻を奪い取ろうとした。
しかし、指先が届かない。
奈(ムリか…!? …いや!)
そこで奈美は考えた。
手の甲に氷の爪を出現させ、葵の鉢巻に引っ掛ける。
葵「うそ!?」
勇「!!」
葵の鉢巻が奈美の手に収まる。
ユ“勝者、白組!!”
白組の応援席から歓声が上がる。
太輔と勇太は向かい合った。
勇「最後だ。次で勝負を決めようぜ」
太「いよいよ大詰めだな」
.
ユ“続いては騎馬戦です! 2人でペアを組んで、相手の鉢巻を奪ってください。生き残ったチームの勝ちとなります!”
レン「つーか、騎馬戦って、通常は4人で組んでやるんだろ?」
森「数が少ないんだ…」
レン「だからって、これじゃただのおんぶだ」
白組は、奈美&太輔、レン&森尾、広瀬&ルドガー。
赤組は、葵&勇太、恵&ミケーレ、華音&由良。
外れた伶と麻生は、相方と一緒にペアを組むことになった。
麻生は論を騎手役としてペアを組み、伶は純を馬役としてペアを組む。
太「あ、純先生!」
伶「救出してきた」
10分休みの間に学校中を捜して見つけたのだ。
レン「不審者とは組まないんだな(汗)」
伶「奴の背中には死んでも乗らん!」
顔をくわっとさせ、言い切る伶。
岡「!!」
岡田は遠くでショックを受けていた。
ユ“よ―――い、ドン!”
ピストルが鳴り、全員が出陣する。
太「かかれ―――!!」
しかし、まったく動かない者がいた。
純だ。
伶「ど、どうした? おい、純!?」
純「……………」
群れる中に飛び込みたくない純。
その間に、そんな2人の背後に近付く影があった。
葵「いっただき~!♪」
伶「なに!?」
伶が振り返った瞬間に、騎手役の葵は伶の鉢巻を奪う。
勇「よし!」
葵「勇太、やっぱり交代した方がよくない? その方が速いよ」
勇「女の背中に乗るなんてダセーことできるか」
団長としての威厳もある。
伶「純、なんのために出てきたんだ」
純「……ご…、ごめん…」
伶と純がそう言ってる間に、奈美は恵の鉢巻を奪い取っていた。
恵「取られちゃった…」
太「悪いな、メグ!」
奈「……………」
太輔におぶられている奈美は、若干恥ずかしそうだ。
レンと森尾は、論と麻生の方に行こうとしていた。
論は、鉢巻を頭に巻かず、液状化している体の中に入れている。
その時、レンの視界の端に、華音と由良の姿が映った。
華「もうちょっと早く走ってよ!」
由「重いんだから仕方ねえだろ」
華「なんですって!?」
由「痛てて!」
おぶられているのをいいことに、華音は由良の髪を引っ張る。
レン「森尾、先にあいつらからだ」
森「どうした?」
論と麻生の方が近いというのに。
レン「なんか知らんが、不愉快だ」
森尾は言われた通り、華音と由良の方向へと走る。
華音と由良は言い争いに夢中で2人に気付かない。
距離が近付き、森尾は一瞬立ち止まり、能力を発動させて空中を走った。
華音と由良の背後を通過する前に、レンは手を伸ばして華音の鉢巻を奪い取る。
華「え!?」
由「あ、ドジ!」
レン「ざまみろー!♪」
森「! レン!!」
森尾は背後に迫る人物に気付き、声を上げた。
しかし、時はすでに遅く、レンは葵に鉢巻を取られてしまう。
レン「あれ?」
葵「も~らい♪」
見ていた華音と由良は爆笑する。
一方、広瀬は、液状化した論に鉢巻を奪われてしまったところだった。
広「しまった」
論「とったよ」
広瀬の鉢巻を取るために、体を伸ばした論が元に縮んでいく。
麻「! 油断してはいけません!」
麻生の横から飛び出した太輔。
奈美は手を伸ばし、論の中に手を突っ込み、論の鉢巻を奪い取った。
論「あ」
太「ナイス、ナミ!」
奈「あ…、ああ…」
論の液体が手に付着し、奈美の顔は真っ青で、素直に喜んでいいのか困惑している。
だが、茫然としている暇はない。
勇太と葵が突進してきた。
勇・葵「もらった!!」
太・奈「!!」
太「うっ…!」
葵の伸ばされた手を、太輔は体を横に反らして避ける。
葵「!」
奈美は咄嗟に手を伸ばし、葵の鉢巻を奪い取ろうとした。
しかし、指先が届かない。
奈(ムリか…!? …いや!)
そこで奈美は考えた。
手の甲に氷の爪を出現させ、葵の鉢巻に引っ掛ける。
葵「うそ!?」
勇「!!」
葵の鉢巻が奈美の手に収まる。
ユ“勝者、白組!!”
白組の応援席から歓声が上がる。
太輔と勇太は向かい合った。
勇「最後だ。次で勝負を決めようぜ」
太「いよいよ大詰めだな」
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