短編:正々堂々と時に卑怯
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・借り物競走 後半戦
白組:奈美、ルドガー、伶
赤組:恵、由良、麻生
ユ“では皆さん、位置について、よ―――い、ドン!”
ピストルが鳴り、奈美達はグランドの真ん中にあるクジの入った箱へと走る。
ルドガーと由良と麻生は真ん中の赤の箱、恵と伶は右の黄色の箱、奈美は左の青の箱。
“マグロ”
最初に紙を開いたのは、ルドガーだった。
ル「……………」
ザッパ―――ン!!
一瞬、一本釣りを想像したが、食堂へと走る。
続いて、奈美と恵が同時に紙を開く。
奈美、“結婚したい人”
恵、“好きな人”
奈・恵(ええええええ!!?)
一方、麻生はなにも手をつけずにテープを切ってゴールした。
雨「な、なんでなにも持ってないんですか?」
麻「いえ、あなたが持ってるものをお借りしたいと思って…」
雨「私が?」
麻「ええ」
笑顔で答える麻生。
雨「な…、なにかしら…。紙にはなんて?」
雨宮に尋ねられ、紙を渡した。
“まな板”
雨「どういうこと!!? 返答によってはお相手するわよ腹黒神父!!!」
麻「いつも懐に隠し持ってるではありませんか。お料理がお好きなのですね」
笑顔続行。
雨「きいいいい!!!」
雨宮が激怒しているころ、由良はレンに借り物を頼みにきていた。
由「さっき借りてやったんだから、レンもオレに貸せよ?」
レン「わかってるって。…で? なに貸してほしいんだ?」
由「……………」
由良は黙ったまま、折りたたまれたままの紙をレンに渡した。
レン「?」
レンは怪訝な顔をしながら、紙を開き、借り物を読む。
“ブルマ”
直後、それを地面に叩きつけた。
レン「ブッ飛ばすぞ、テメ―――!!」
由「借り物なんて選べねえんだから仕方ねえだろ!! オレを責めんな!!」
確かに由良は悪くない。
レン「だからって渡すか!! バッカじゃねえの!!?」
由「ああそうかよ! だったら、カノンかメグミかナミに頼むからいい!!」
レン(なんかそれもヤだ!!)
レン「わかったよ!! 下、ジャージに穿き替えてくるから待ってろ!!」
由良に背を向け、はき替えに行く。
向かい側の赤組の応援席では、伶と葵が言い合いをしていた。
葵「行かない!」
伶「レンと由良先生を見習え!」
伶の借り物は“妹”である。
葵「伶兄が1位になっちゃうもん!」
伶「あ、そ」
葵「え?」
伶は葵に背を向け、煙草を咥えて火をつけた。
伶「明日、出席簿で名前が呼ばれると思うなよ」
葵「悪徳教師―――!!」
というわけで、伶は葵をおぶったままゴールし、見事1位を獲得する。
続いて由良がゴールした。
由「2位か…」
由良、2位。
ル「持ってきた…」
麻「私も」
食堂から、マグロの頭を持ってきたルドガーとまな板を持ってきた麻生が順番にゴールする。
3位、ルドガー。
4位、麻生。
伶「で、あいつらはまだなのか…」
伶が振り向いた先には、太輔を引っ張り合う奈美と恵がいた。
恵「どうしても太輔じゃないとダメなんです!」
奈「たとえ恵さんでも、これだけは譲れない。他がいないんだ!」
右腕を引っ張る恵と、左腕を引っ張る奈美。
太「痛たたたたた!!」
自分達のことで精一杯で、太輔の叫びなど完全に無視だ。
由「モテる男は辛いっていうが…、なるほど、アレは辛い」
勇「あれが修羅場ってやつか…」
やがて、眺めているだけでは物足りなくなった者がいた。
ミ「メグミ、手伝うゾ」
ベキンッ!!
応援席から立ち上がったミケーレは、力を見せつけるように、パイプ椅子をひん曲げて見せて放り投げる。
そのあと、恵の背後に近付き、太輔の右腕を引っ張り始めた。
奈「くっ…!」
太「あだあああああ!!?」
ミ「GAHAHAHA! パワーなら誰にも負け―――ん!」
その言葉にピクリと反応したのは、レンだった。
レン「パワー勝負か…」
バキンッ!!
ミケーレがひん曲げたパイプ椅子を手にし、反対に曲げて元に戻して放り投げる。
レン「その勝負乗った!!」
奈美の背後に近付き、太輔の左腕を引っ張り始めた。
太「張り合うな―――!!」
それから次々と参加する者が現れる。
葵「あたしも手伝う―――!」
広「あっちに渡しちゃダメだ!」
由「おっ、なんだ、参加していいのか?♪」
森「オレも手伝ってやる!」
華「負けるな、メグちゃーん!」
ル「答えが見つかるのか?」
麻「皆さんがやるのなら…」
論「ボクもー」
伶「こっちは数じゃ負けるが、力なら上だ!」
全員参加。
ユ“さあ、ここで急遽、綱引きの競技に変更です! どちらが勝つのでしょうか?”
勝“見物ですな”
全員は声を合わせる。
白組「オーエス、オーエス、オーエス」
赤組「オーエス、オーエス、オーエス」
太「裂けるぅぅうぅぅ!!!」
.
白組:奈美、ルドガー、伶
赤組:恵、由良、麻生
ユ“では皆さん、位置について、よ―――い、ドン!”
ピストルが鳴り、奈美達はグランドの真ん中にあるクジの入った箱へと走る。
ルドガーと由良と麻生は真ん中の赤の箱、恵と伶は右の黄色の箱、奈美は左の青の箱。
“マグロ”
最初に紙を開いたのは、ルドガーだった。
ル「……………」
ザッパ―――ン!!
一瞬、一本釣りを想像したが、食堂へと走る。
続いて、奈美と恵が同時に紙を開く。
奈美、“結婚したい人”
恵、“好きな人”
奈・恵(ええええええ!!?)
一方、麻生はなにも手をつけずにテープを切ってゴールした。
雨「な、なんでなにも持ってないんですか?」
麻「いえ、あなたが持ってるものをお借りしたいと思って…」
雨「私が?」
麻「ええ」
笑顔で答える麻生。
雨「な…、なにかしら…。紙にはなんて?」
雨宮に尋ねられ、紙を渡した。
“まな板”
雨「どういうこと!!? 返答によってはお相手するわよ腹黒神父!!!」
麻「いつも懐に隠し持ってるではありませんか。お料理がお好きなのですね」
笑顔続行。
雨「きいいいい!!!」
雨宮が激怒しているころ、由良はレンに借り物を頼みにきていた。
由「さっき借りてやったんだから、レンもオレに貸せよ?」
レン「わかってるって。…で? なに貸してほしいんだ?」
由「……………」
由良は黙ったまま、折りたたまれたままの紙をレンに渡した。
レン「?」
レンは怪訝な顔をしながら、紙を開き、借り物を読む。
“ブルマ”
直後、それを地面に叩きつけた。
レン「ブッ飛ばすぞ、テメ―――!!」
由「借り物なんて選べねえんだから仕方ねえだろ!! オレを責めんな!!」
確かに由良は悪くない。
レン「だからって渡すか!! バッカじゃねえの!!?」
由「ああそうかよ! だったら、カノンかメグミかナミに頼むからいい!!」
レン(なんかそれもヤだ!!)
レン「わかったよ!! 下、ジャージに穿き替えてくるから待ってろ!!」
由良に背を向け、はき替えに行く。
向かい側の赤組の応援席では、伶と葵が言い合いをしていた。
葵「行かない!」
伶「レンと由良先生を見習え!」
伶の借り物は“妹”である。
葵「伶兄が1位になっちゃうもん!」
伶「あ、そ」
葵「え?」
伶は葵に背を向け、煙草を咥えて火をつけた。
伶「明日、出席簿で名前が呼ばれると思うなよ」
葵「悪徳教師―――!!」
というわけで、伶は葵をおぶったままゴールし、見事1位を獲得する。
続いて由良がゴールした。
由「2位か…」
由良、2位。
ル「持ってきた…」
麻「私も」
食堂から、マグロの頭を持ってきたルドガーとまな板を持ってきた麻生が順番にゴールする。
3位、ルドガー。
4位、麻生。
伶「で、あいつらはまだなのか…」
伶が振り向いた先には、太輔を引っ張り合う奈美と恵がいた。
恵「どうしても太輔じゃないとダメなんです!」
奈「たとえ恵さんでも、これだけは譲れない。他がいないんだ!」
右腕を引っ張る恵と、左腕を引っ張る奈美。
太「痛たたたたた!!」
自分達のことで精一杯で、太輔の叫びなど完全に無視だ。
由「モテる男は辛いっていうが…、なるほど、アレは辛い」
勇「あれが修羅場ってやつか…」
やがて、眺めているだけでは物足りなくなった者がいた。
ミ「メグミ、手伝うゾ」
ベキンッ!!
応援席から立ち上がったミケーレは、力を見せつけるように、パイプ椅子をひん曲げて見せて放り投げる。
そのあと、恵の背後に近付き、太輔の右腕を引っ張り始めた。
奈「くっ…!」
太「あだあああああ!!?」
ミ「GAHAHAHA! パワーなら誰にも負け―――ん!」
その言葉にピクリと反応したのは、レンだった。
レン「パワー勝負か…」
バキンッ!!
ミケーレがひん曲げたパイプ椅子を手にし、反対に曲げて元に戻して放り投げる。
レン「その勝負乗った!!」
奈美の背後に近付き、太輔の左腕を引っ張り始めた。
太「張り合うな―――!!」
それから次々と参加する者が現れる。
葵「あたしも手伝う―――!」
広「あっちに渡しちゃダメだ!」
由「おっ、なんだ、参加していいのか?♪」
森「オレも手伝ってやる!」
華「負けるな、メグちゃーん!」
ル「答えが見つかるのか?」
麻「皆さんがやるのなら…」
論「ボクもー」
伶「こっちは数じゃ負けるが、力なら上だ!」
全員参加。
ユ“さあ、ここで急遽、綱引きの競技に変更です! どちらが勝つのでしょうか?”
勝“見物ですな”
全員は声を合わせる。
白組「オーエス、オーエス、オーエス」
赤組「オーエス、オーエス、オーエス」
太「裂けるぅぅうぅぅ!!!」
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