短編:正々堂々と時に卑怯
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・借り物競走 前半戦
白組:太輔、レン、森尾、広瀬
赤組:勇太、華音、葵、ミケーレ
ユ“では皆さん、位置について、よ―――い、ドン!”
ピストルが鳴り、太輔達はグランドの真ん中にあるクジの入った箱へと走る。
箱は全部で3つ。
どれでも好きな箱を選ぶことができる。
太輔と華音とミケーレは真ん中の赤の箱、広瀬と勇太は右の黄色の箱、レンと森尾は左の青の箱。
それぞれの箱から折りたたまれた紙を取り出した。
紙には借りてくるものが書かれている。
最初に太輔が開いた。
“購買のメロンパン”
太「パシり…!?」
ショックを受けつつ、購買へと走る。
続いて森尾が紙を開いた。
“鷹”
森「た…、鷹ぁ!!?」
都会にはまずいない。
急いで空へと飛んだ。
レン「手で触れるものにしろよ!!」
レンが借りなければならないものは、“幸せ”だった。
ミケーレの借り物は“銅像”と書かれていたので、急いで正門へと行く。
華「“モップ”~?」
華音は校舎へと走る。
勇太は中庭へと向かった。
勇「どこだ、“アゲハ蝶”ー!」
葵は自分のチームの応援席へと走った。
葵「メガネ貸して―――!」
葵の借り物は“眼鏡”である。
麻「かまいませんよ」
麻生は笑みを浮かべ、眼鏡をはずし、葵に手渡した。
葵「よ~し、狙うは一着!」
葵はそのままゴールへ一直線しようとしたが、
ゴッ!
葵「痛た!?」
ガッ!
葵「う!?」
手渡された眼鏡をかけたまま走ったため、空席のパイプ椅子に突っ込んだり、木とぶつかったりしてしまった。
恵「かけなくていいのに…」
麻「度が合わなかったようですね」
論「痛そー」
その頃広瀬は、借り物が書かれた紙を苦渋な顔で見つめながら、放送席の前をウロウロとしていた。
それを見た由紀恵は声をかける。
ユ「なにか貸してほしいの?」
広「い…、いえ…」
“不老長寿”
広(なんとなくここに来ちゃったけど…、ギリギリOKかも…)
しばらくして、ミケーレが校長の銅像を抱えてグランドに戻ってきた。
ミ「銅像―――!」
そのままゴールへ向かおうとする。
焦りを覚えたレンは、舌打ちし、赤組の応援席へと走った。
レン「由良を借りるぞ!」
由「?」
由良の手首を引っ張り、テープを切って一着する。
借り物の確認役は雨宮だ。
雨「では、確認するわ」
レンは、差し出された雨宮の手に、自分が引いた紙を手渡した。
雨「“幸せ”…。…で、なんで由良先生?」
レンは自分のリュックを持ってきて、中を探り、あるものを取り出す。
レン「北海道名物、“白い○人”」
パアアアア、と一気に由良の表情が輝いた。
由「幸せ…」
レンからもらったクッキーを頭にのせ、感謝の意をこめてレンを抱きしめる。
レン「そ、そう…、これが…幸せ…」
雨「あなたも十分幸せそうね」
1位、レン。
続いて、購買のメロンパンを手に、太輔が2位にゴールする。
太「買ってきましたー!」
伶「借りてきたっていうのか?」
ミ「一歩遅れたー!」
3位、ミケーレ。
葵「えー、1位取られちゃってるー!」
4位、葵。
勇「捕まえてきた!」
泥だらけの勇太の両手の間には、隔離されたアゲハ蝶が飛んでいた。
5位、勇太。
森「つ…、捕まえてきた…」
空から降りてきた森尾の両手には、目を回した傷だらけの鷹が捕まえられていた。
熾烈な空中戦を繰り広げていたのか、森尾も傷だらけである。
6位、森尾。
広瀬も、あとで紙は処分しておこうと心に決め、由紀恵をつれてゴールした。
雨宮も納得した様子だ。
7位、広瀬。
華「うっそー、華音がビリー?」
意外にも、8位は校舎までモップを取りに行っていた華音だった。
続いて、後半戦が始まる。
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白組:太輔、レン、森尾、広瀬
赤組:勇太、華音、葵、ミケーレ
ユ“では皆さん、位置について、よ―――い、ドン!”
ピストルが鳴り、太輔達はグランドの真ん中にあるクジの入った箱へと走る。
箱は全部で3つ。
どれでも好きな箱を選ぶことができる。
太輔と華音とミケーレは真ん中の赤の箱、広瀬と勇太は右の黄色の箱、レンと森尾は左の青の箱。
それぞれの箱から折りたたまれた紙を取り出した。
紙には借りてくるものが書かれている。
最初に太輔が開いた。
“購買のメロンパン”
太「パシり…!?」
ショックを受けつつ、購買へと走る。
続いて森尾が紙を開いた。
“鷹”
森「た…、鷹ぁ!!?」
都会にはまずいない。
急いで空へと飛んだ。
レン「手で触れるものにしろよ!!」
レンが借りなければならないものは、“幸せ”だった。
ミケーレの借り物は“銅像”と書かれていたので、急いで正門へと行く。
華「“モップ”~?」
華音は校舎へと走る。
勇太は中庭へと向かった。
勇「どこだ、“アゲハ蝶”ー!」
葵は自分のチームの応援席へと走った。
葵「メガネ貸して―――!」
葵の借り物は“眼鏡”である。
麻「かまいませんよ」
麻生は笑みを浮かべ、眼鏡をはずし、葵に手渡した。
葵「よ~し、狙うは一着!」
葵はそのままゴールへ一直線しようとしたが、
ゴッ!
葵「痛た!?」
ガッ!
葵「う!?」
手渡された眼鏡をかけたまま走ったため、空席のパイプ椅子に突っ込んだり、木とぶつかったりしてしまった。
恵「かけなくていいのに…」
麻「度が合わなかったようですね」
論「痛そー」
その頃広瀬は、借り物が書かれた紙を苦渋な顔で見つめながら、放送席の前をウロウロとしていた。
それを見た由紀恵は声をかける。
ユ「なにか貸してほしいの?」
広「い…、いえ…」
“不老長寿”
広(なんとなくここに来ちゃったけど…、ギリギリOKかも…)
しばらくして、ミケーレが校長の銅像を抱えてグランドに戻ってきた。
ミ「銅像―――!」
そのままゴールへ向かおうとする。
焦りを覚えたレンは、舌打ちし、赤組の応援席へと走った。
レン「由良を借りるぞ!」
由「?」
由良の手首を引っ張り、テープを切って一着する。
借り物の確認役は雨宮だ。
雨「では、確認するわ」
レンは、差し出された雨宮の手に、自分が引いた紙を手渡した。
雨「“幸せ”…。…で、なんで由良先生?」
レンは自分のリュックを持ってきて、中を探り、あるものを取り出す。
レン「北海道名物、“白い○人”」
パアアアア、と一気に由良の表情が輝いた。
由「幸せ…」
レンからもらったクッキーを頭にのせ、感謝の意をこめてレンを抱きしめる。
レン「そ、そう…、これが…幸せ…」
雨「あなたも十分幸せそうね」
1位、レン。
続いて、購買のメロンパンを手に、太輔が2位にゴールする。
太「買ってきましたー!」
伶「借りてきたっていうのか?」
ミ「一歩遅れたー!」
3位、ミケーレ。
葵「えー、1位取られちゃってるー!」
4位、葵。
勇「捕まえてきた!」
泥だらけの勇太の両手の間には、隔離されたアゲハ蝶が飛んでいた。
5位、勇太。
森「つ…、捕まえてきた…」
空から降りてきた森尾の両手には、目を回した傷だらけの鷹が捕まえられていた。
熾烈な空中戦を繰り広げていたのか、森尾も傷だらけである。
6位、森尾。
広瀬も、あとで紙は処分しておこうと心に決め、由紀恵をつれてゴールした。
雨宮も納得した様子だ。
7位、広瀬。
華「うっそー、華音がビリー?」
意外にも、8位は校舎までモップを取りに行っていた華音だった。
続いて、後半戦が始まる。
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