短編:アライブクエスト
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勇者達は“KANONの館”に着いた。
外から見ても、メルヘンな館である。
レン「ハデな家だな」
由「おじゃましまーす」
魔王由良は躊躇わず扉を開けて入っていった。
太「いきなりかよ…」
ひとりずつ入っていくと、
バターンッ
全「!?」
魔王由良、勇者レン、勇者太輔、格闘家奈美の順番で入ると、いきなり扉が勝手に閉まった。
森「な!?」
勇「扉が!?」
太「おい!」
葵「太兄ぃー!」
奈「罠!?」
扉越しに声をかけ合っていると、
華「ひゃはははっ」
魔法使い華音の笑い声が聞こえた。
勇者達がエントランスホールを見回す。
すると、エントランスホールの2階の手すりに魔法使い華音が座って、こちらを見下ろしていた。
華「魔法使い華音ちゃんで~す!♪」
杖を振る魔法使い華音。
レン・由・太・奈「!」
華「先着4名様まで♪」
レン「なんでこんなこと…!」
華「勇者だよね? 何人か華音のとこに来たけど、あいつらみんな弱いし、カッコ悪かったのよねー」
魔法使い華音が杖を向けた。
ドオンッ
太「わ!?」
レン「くっ!」
突然、床が爆発した!
華「あんた達も、そうなの?」
魔法使い華音が上のシャンデリアに杖を向けると、
ドオンッ
太「!?」
勇者太輔に向かってそれが落ちてきた!
奈「離れて!」
格闘家奈美が腕を引っ張り、シャンデリアを避けることができた。
それでも、魔法使い華音の攻撃は続く。
華「ひゃっはあ!」
床を何度も爆破させ、勇者レンは壁に背中を打ち付けた!
レン「ぐっ」
華「まずひとり!」
レン「!」
ドオンッ
華「!?」
魔王由良が魔力の結界防いだ!
華「この…っ」
魔法使い華音が杖を振ろうとしたとき、
バアンッ
全「!?」
扉がバラバラになり、風とともに剣士森尾達が入ってきた。
森「無事か!?」
奈「!」
奈(今だ!)
魔法使い華音が驚いてる隙に、格闘家奈美はジャンプして魔法使い華音に向かう!
華「あ!」
杖を振る前に、それを取り上げた!
由「オレらの勝~ち♪」
レン「あたし達に協力してもらうからな」
華「…い…、嫌よ! 華音だって、相手は選…」
その時、手すりから降りようとして、誤って滑ってしまった。
華「きゃあっ」
太「あ…!」
森「危ない!」
剣士森尾がすぐに受け止めた!
森「ケガはないか!?」
華「う…、うん…」
魔法使い華音の表情を、魔王由良は見逃さなかった!
由「モリヲ~、城に行けないと、困るよな~?」
森「…当たり前だろ、なにを今さら…」
由「魔法使いがいないと、ムリだよな~?」
森「…ああ」
由「けど、魔法使いのジョーチャンは行きたくなさそ……」
華「いつ華音がそんなこと行ったのよ! 行く! 行くわよ!☆」
由(一丁上がり♪)
魔王由良、隠れてピース。
魔法使い華音が仲間になった!
*****
勇者達は館の外に出た。
奈「どうやって城に行く気だ?」
華「ふっふ~ん。船がダメなら、空よ!」
パチンッ
魔法使い華音が指を鳴らすと、
館から真っ赤な車が飛び出した!
勇「く、車!?」
レン「じゅうたんじゃないのか」
華「華音の手にかかれば、城までひとっ飛びよ♪」
勇者達は車に乗り込んだ。
華「この車は魔王由良のお城行きでーす。大変危険な場所なので、お降りになるお客様は今のうちですよ~?」
葵「いませ~ん」
華「では、発車いたしまーす!」
アクセルを全開に踏んだ!
全「わああああ!!」
森「スピード落として! 落として!」
速度が少し弱くなった。
由「……………」
レン「……顔色悪いぞ。車酔いか?」
よく見ると、汗まで流れている。
由「……ちょっと…、限界…」
レン「由良!?」
太「どうした!?」
由「……オレは城から離れて魔力を使うと、かなり弱る。城の玉座が魔力の集まり場でな。城しか、長くは持たねえ…。だから、魔王は城から出ちゃダメなんだ。…そういう………」
レン(呪い…。睡眠が多かっのも? なのに、魔力をあんなに使って…)
由「殺るなら今だぞ、勇者」
レン「ふざけんな! 今は敵じゃないだろ!」
由「……今は…、な」
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