短編:アライブクエスト
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ミルク屋の春花に乗せられ、勇者達は町に着いた。
ミルク屋の春花と別れたあと、勇者達は酒場へと向かった。
酒場に入り、机を囲んでドリンクを飲んでいると、突然、魔王由良が眠ってしまった。
レン「由良…?」
肩を揺すってみるが、無反応。
由「Zz…」
レン「おまえ、さっき馬車で寝てただろ!」
つねってみるが、やっぱり無反応。
太「起きないな」
勇「どうする? 自分の城の案内はこいつの仕事だろ?」
森「城の場所は聞いてみる」
葵「誰に?」
剣士森尾は席を立ち、カウンターへと向かった。
森「マダム、城について教えてほしい」
マダム・杏はコップを洗いながら言った。
杏「1000Gになるけど?」
剣士森尾は懐から金を取り出し、カウンターに置いた。
森「情報と…、コーヒーひとつ」
勇「オレ、オレンジジュース!」
シーフ勇太が自分の分の金をカウンターに置き、カウンターの席に着いた。
剣士森尾もその隣に着く。
杏「はい」
マダム・杏は注文されたドリンクを置いたあと、
杏「ちょっと待ってて」
店の奥へ行った。
勇「情報屋?」
森「ああ。あんなに若いとは思わなかった」
剣士森尾とシーフ勇太がのんびりとドリンクを飲んでいると、
客「姉ちゃん、いいだろ」
奈「断ると言ってる」
勇者達の近くの席で、女が客に絡まれていた。
客「冷たいなぁ」
客のひとりが女の尻を触ろうとしたとき、
奈「しつこい!!」
ドゴッ
客「ぼぉ!?」
そいつの顔を斜めに蹴り飛ばした。
その客は見事に後ろに吹っ飛んだ。
レン「おおっ、強いな、あいつ!」
客「なにすんだ、このアマ!!」
奈「!」
逆上した客が女に殴りかかろうとしたとき、
太「やめろよ!」
勇者太輔が客の腕をつかんだ。
太「女相手に熱くなってんじゃねえ!」
奈「……………」
客「放…」
勇者太輔は力を発動させた!
ボッ
客「あちちち!!」
客の腕に火がついた!
レン「よしっ、加勢してやる!」
葵「あたしもー!」
暴れ出し、酒場が騒がしくなる。
煽る者や驚いて店から出ていく者もいた。
勇者2人とシーフ葵と女が客と暴れていると、マダム・杏が戻ってきた。
手には巻かれた地図を持っている。
杏「店、壊さないでね」
勇「負けた方が弁償するって♪」
杏「……そ。はい、地図」
森「ありがとう」
広げてみると、魔王由良の城は島にあることがわかった。
杏「一週間、休まず続けて歩けば着く。……けど、普通の船でその島には入れないよ。島の周りは渦が多いから」
勇「じゃあ、どうやって…」
杏「魔法使いを味方につければいい。この町から西へ歩けば、“KANONの館”に着くから、そこの魔法使いを仲間にすれば?」
森「わかった」
杏「ワガママな魔法使いだから、簡単にはいかないと思う」
森「……だそうだ」
ちょうど、勇者レン達が暴れた客を片付けた。
レン「それで城に行けるなら、無理やりでも味方につけるしかないだろ。ほら、行くぞ」
パンッ
勇者レンは魔王由良の顔面を叩いた。
由「う…?」
魔王由良が起きた。
太「じゃあ、行くか」
勇者達が出発しようとしたとき、一緒に戦った女が声をかけた。
奈「ま、待って」
全「!」
奈「私は奈美。修行の旅をしていて、強い仲間を捜していたところだ」
レン「……格闘家?」
奈「そうだ。私も一緒に行ってもいい?」
太「…いいよな?」
レン・由・勇・葵・森「異議なし」
太「よろしく!」
奈「あ…、ああ」
勇者太輔と格闘家奈美は握手する。
レン「修行のためか…。さすが格闘家」
由「本当にそれだけかねぇ」
レン「?」
魔王由良は乙女の恋心に気付いていた!
格闘家奈美が仲間になった!
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