短編:過去拍手文
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・ゴレンジャー
悪の皇帝岡田が現れた!
「ぶふふふ~っ。ボク参上!」
「おまえ退場」
ドカッ!
「おぶっ!?」
捕まりそうになり、顔面を蹴ってやった。
岡田はスピンしながら吹っ飛んで地面を滑る。
「人攫いとはいい度胸じゃねえか。攫う相手考えろ」
睨みつけると岡田は「ヒッ」と萎縮し、その場に正座してあたしと向かい合った。
「キミを攫って奴らをおびき寄せる作戦なんだから手伝ってよ~」
「なんであたしなんだよ。お姫様ポジションの恵が適任だろうが」
「そういう設定なんだからお願いします」
ついには土下座までされた。
とても悪の皇帝とは思えない行動だ。
見ていられないので、仕方なく協力してやることにした。
とにかく悲鳴を上げろとのことだ。
「あ―――れ―――助けて―――!(棒読み)」
「ぶはははは! ムダだムダだ―――! 誰も助けになど来ないよ―――!」
「来ないなら帰っていいか?」
「あ、ちょっとっ」
調子に乗られた気がして腹が立って帰ろうとしたとき、
「待て!!」
突如、目の前に5人組が登場。
「お、おまえ達はああああ!!」
岡田は待ち兼ねていたように興奮気味に声を上げた。
いくらなんでも上げすぎ。
右から、
イエロー-勇太
ブルー-奈美
レッド-太輔
ピンク-華音
ブラック-由良
「オレ達が現れた限り、悪さはさせねーぞ!」
なぜかイエローの勇太がそのセリフを言った。
真ん中の太輔がなんだかショックを受けている。
「出たな邪魔し隊!!」
岡田はあたしの前に飛び出して背を向け、短いマントをバサッとなびかせた。
太輔がなにか喋ろうと口を開けたと同時に、今度はブラックの由良が言い出す。
「んな戦隊名じゃねーよ」
「ひゃっはぁ! さっさとかかってきなさいよ!」
「好き勝手はさせない」
ピンクの華音に続いてブルーの奈美が言ったあと、勇太は両手をかざし、華音は人差し指を向け、奈美は氷の爪を構え、由良はシャボン玉を浮かばせる。
戦闘シーンが始まると思ったとき、太輔は前に出て4人に振り返った。
「みんなズリーよ! オレにも喋らせろよ! まだなーんにも言ってないし! さっきの「待て」だってユータが言ったじゃん!」
リーダーとして文句を言っている。
勇太はムッとして言い返した。
「リーダーはオレ! 前から思ってたけど、なんでオレがレッドじゃねえんだよ。イエローは似合わないから嫌だ!」
勇太の言葉が引き金となったのか、次々とメンバーが文句を言い始める。
「リーダーはどうでもいいけど、華音はピンクじゃなくて赤がいい! 取り替えてよ!」
「急にそんなこと言われても困るって! オレがピンク着なきゃいけねーじゃん!」
「叶、ピンクも似合うと思うぞ」
「!?」
奈美の発言に驚く太輔。
「いつからレッドがリーダーなんて決まったんだ? ブラックの方がいいじゃん」
由良はブラックのままリーダーがやりたいようだ。
当然太輔は納得しない。
「ふざけんな! なにがなんでもリーダーはレッドなんだよ!」
「じゃあクジで決めるってのは?♪」
華音の意見に全員は首を横に振る。
次に由良が意見を出した。
「戦って強い奴がリーダーってのは?」
「戦るぅ?」
由良と華音は戦る気満々だ。
などと意見を出し合っているが、こちらを忘れてないだろうか。
「あ…、あの…」
岡田も困惑している。
勝手にリーダー争いをされてずっとこのまま放置されるのも困るから、あたしは割り込んで提案を出してみた。
「なあ、岡田(こいつ)先に倒した奴がリーダーってのは?」
その言葉に5人はピクリとしてこちらに振り返り、岡田はビクッと体を震わせた。
「異議なし」
5人の心がひとつになり、こちらに突進してくる。
あたしは巻き添えを食らわないように離れた。
「ギャ―――!!」
岡田はすぐに逃げ出したが、追いつかれるのも時間はかからないだろう。
誰がリーダーでもいいが、あいつらに平和を任せていいのか不安になる。
あたしも戦隊(あの中)入ろうかな…。
.
悪の皇帝岡田が現れた!
「ぶふふふ~っ。ボク参上!」
「おまえ退場」
ドカッ!
「おぶっ!?」
捕まりそうになり、顔面を蹴ってやった。
岡田はスピンしながら吹っ飛んで地面を滑る。
「人攫いとはいい度胸じゃねえか。攫う相手考えろ」
睨みつけると岡田は「ヒッ」と萎縮し、その場に正座してあたしと向かい合った。
「キミを攫って奴らをおびき寄せる作戦なんだから手伝ってよ~」
「なんであたしなんだよ。お姫様ポジションの恵が適任だろうが」
「そういう設定なんだからお願いします」
ついには土下座までされた。
とても悪の皇帝とは思えない行動だ。
見ていられないので、仕方なく協力してやることにした。
とにかく悲鳴を上げろとのことだ。
「あ―――れ―――助けて―――!(棒読み)」
「ぶはははは! ムダだムダだ―――! 誰も助けになど来ないよ―――!」
「来ないなら帰っていいか?」
「あ、ちょっとっ」
調子に乗られた気がして腹が立って帰ろうとしたとき、
「待て!!」
突如、目の前に5人組が登場。
「お、おまえ達はああああ!!」
岡田は待ち兼ねていたように興奮気味に声を上げた。
いくらなんでも上げすぎ。
右から、
イエロー-勇太
ブルー-奈美
レッド-太輔
ピンク-華音
ブラック-由良
「オレ達が現れた限り、悪さはさせねーぞ!」
なぜかイエローの勇太がそのセリフを言った。
真ん中の太輔がなんだかショックを受けている。
「出たな邪魔し隊!!」
岡田はあたしの前に飛び出して背を向け、短いマントをバサッとなびかせた。
太輔がなにか喋ろうと口を開けたと同時に、今度はブラックの由良が言い出す。
「んな戦隊名じゃねーよ」
「ひゃっはぁ! さっさとかかってきなさいよ!」
「好き勝手はさせない」
ピンクの華音に続いてブルーの奈美が言ったあと、勇太は両手をかざし、華音は人差し指を向け、奈美は氷の爪を構え、由良はシャボン玉を浮かばせる。
戦闘シーンが始まると思ったとき、太輔は前に出て4人に振り返った。
「みんなズリーよ! オレにも喋らせろよ! まだなーんにも言ってないし! さっきの「待て」だってユータが言ったじゃん!」
リーダーとして文句を言っている。
勇太はムッとして言い返した。
「リーダーはオレ! 前から思ってたけど、なんでオレがレッドじゃねえんだよ。イエローは似合わないから嫌だ!」
勇太の言葉が引き金となったのか、次々とメンバーが文句を言い始める。
「リーダーはどうでもいいけど、華音はピンクじゃなくて赤がいい! 取り替えてよ!」
「急にそんなこと言われても困るって! オレがピンク着なきゃいけねーじゃん!」
「叶、ピンクも似合うと思うぞ」
「!?」
奈美の発言に驚く太輔。
「いつからレッドがリーダーなんて決まったんだ? ブラックの方がいいじゃん」
由良はブラックのままリーダーがやりたいようだ。
当然太輔は納得しない。
「ふざけんな! なにがなんでもリーダーはレッドなんだよ!」
「じゃあクジで決めるってのは?♪」
華音の意見に全員は首を横に振る。
次に由良が意見を出した。
「戦って強い奴がリーダーってのは?」
「戦るぅ?」
由良と華音は戦る気満々だ。
などと意見を出し合っているが、こちらを忘れてないだろうか。
「あ…、あの…」
岡田も困惑している。
勝手にリーダー争いをされてずっとこのまま放置されるのも困るから、あたしは割り込んで提案を出してみた。
「なあ、岡田(こいつ)先に倒した奴がリーダーってのは?」
その言葉に5人はピクリとしてこちらに振り返り、岡田はビクッと体を震わせた。
「異議なし」
5人の心がひとつになり、こちらに突進してくる。
あたしは巻き添えを食らわないように離れた。
「ギャ―――!!」
岡田はすぐに逃げ出したが、追いつかれるのも時間はかからないだろう。
誰がリーダーでもいいが、あいつらに平和を任せていいのか不安になる。
あたしも戦隊(あの中)入ろうかな…。
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