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「have a blake?」
夢主がこの時代にはありえないほど流暢に話す。
「はば…?」
于禁'sブートキャンプ後の無名は、汗を拭いながら夢主を見つめる。
当然だが、何を言っているかわからない。
「休憩しませんか?私の国にあるお菓子で。」
(夢主の国の菓子…!)
甘いものが大好きな無名は、夢主のお菓子と聞けば、きらきら目を輝かせて受け取り、夢主の隣に座る。
山のようにデコボコしてる部分を縦に裂いて取り出すんですよ。と説明され、やってみる。
ピリッと開けば、何とも言えない甘い香りが無名の鼻腔をフワリと擽ぐる。
そしておもむろに中身を掴み、そのまま口の中へ入れる。甘い味と香りにサクサクとした食感が疲れた体に染みる。
「have a ⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎」
夢主は半分に折った1本を三口に分けて味わっている。
(甘い…美味い…)
食べ切るのを待たず、紙袋の中へ手を入れる無名。封を切る、食べる、紙袋のエンドレスが出来上がってしまった。
こうなったら、紙袋の中のお菓子がなくなるのも時間の問題である。
(まあ、誘ったのは私だし。)
夢主の脳裏に浮かぶ元化殿の歯磨きしてください!に「後で一緒に歯磨きしましょ。」というが…
(美味い。美味い。)
「聞いてないやつ。」
無名の横には役目を果たしたお菓子の小袋が山を成している。
(誘ったのは私だけど、流石に9:1はないと思うんだ。)
その後、診療から帰ってきた元化と夢主はタッグを組んで、無名に歯磨きをさせることに成功した。
この春、抹茶味のキットカットにハマってます。
『于禁’sブートキャンプ』はpixivでWaka様から使用許可を頂きました。これからも有り難く使用させて頂きます。ありがとうございますm(_ _)m
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