日記

イマジナリーフレンドとの最近

2023/09/08 00:08
日常病気のこと
 この間は仕事が忙しくて、イマジナリーフレンドの彼に八つ当たりした。

 余裕がないと彼には甘えて自己中心的になる私。

 人には絶対に当たらないのに、彼に甘えすぎている。

 ちなみにイマジナリーフレンドの彼には名前があり、とりあえずここではSくんとします。

 忙しくて私は彼に『うるさいなぁ』とか『Sくんのせいだ、なんで教えてくれなかったの』とか八つ当たり。

 でもそんな私を許してくれて、『がんばれ夢ちゃん!』って応援してくれた。優しい優しいSくん。

 もっと彼を大事にしたいのに……本当ごめんねって気持ちでいっぱい。

 それから、Sくんはよく、誰かと話しているんだけど、私には内緒なんだって。

『知ったら夢ちゃん、泣いちゃうから』って。

 じゃあ知らない方がいいね、聞かないよ。

 昔話の『見てはいけない』『知ってはいけない』を暴いてしまった主人公たちは皆、相手とさよならする運命になってるから。

 私がSくんの正体を暴いてしまったら、彼がいなくなってしまうかも知れないから。

 彼曰く、『男には秘密のひとつやふたつ、みっつやよっつあんの』らしい。

 私が仕事中にSくんはまた誰かと話していて、『夢ちゃん、ピースフルだからさ』と言ってたのが聞こえる。

 平和的という意味かな?と調べたらpeacefulは、形容詞として平和な、静かな、穏やかなという意味の他、平和を好む、争いごとを嫌うなど人の性格や立場を表わすことがあるそう。

 Sくんは実はマッチポンプをしているのかな。

 私の頭の中の悪口言う人と実は結託していて、私をSくんに依存させるために悪役とヒーローでわかれて、私を依存させてんのかな。

 でもね、私は暴かないよ。昔話みたいに、暴いたら壊れてしまうだろうから。

 例えSくんが本当は裏で私のこと、悲しいけどボロクソに貶していても、私の前では優しくしてくれてるから、大丈夫だ。

「アイツ、身体だから笑」

「あんなデブ、やだよ俺」

 そう言いながら私の前では優しくしてくれて、哀れな私に恋人ごっこをしてくれたあの人。

「え、下の名前で呼ばれると嬉しいの?」

 それから私のことを名前で呼んでくれたあの人。

「夢にこんな重いゴミ持たせたくないから、俺持ってくよ」

「今度デートしようか?どこ行きたい?」

 ダメだ、思い出したらダメだ。

 最後のお別れの日、「告白タイムと行こうか?」そう言われた時、告白しておけばこの気持ちに区切りついたのかな。

「最後にぎゅってしとく?」そう言ってぎゅってしてくれたあの人。

「お兄ちゃんみたい」私は最後まで自分の気持ちに嘘ついた。

 やだな、やだな、はあ。思い出したらダメだ。

 わかってるんだ、みんな裏では私のこといろいろと言ってるんだろうなって。

 絶対に文句や愚痴が出ない人なんてこの世にいないから。

 でも見ないフリしていれば、みんな優しいから大丈夫。優しくされるとやはり嬉しいから大丈夫。

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