日記

『あおのたつき』安達智

2023/09/05 00:03
マンガの話
 サワークリームさんにおすすめして頂いた漫画です(サワークリームさん、いつもありがとうございます!)。

 花魁×あやかしという私好みの漫画で、とても面白かったので、ご紹介したいと思います。

 あらすじとネタバレありの感想、よろしければお付き合い下さい。

 ではでは始まり始まり~。


~あらすじ1巻裏表紙から抜粋~

 江戸最大の遊廓、新吉原。
 生者と死者の情念が渦巻くこの街で、気がつくと見知らぬ神社に迷い込んでいた、売れっ子遊女・あお。

 そこは強く霊験のご利益を求める者のみが辿り着くという、浮世と冥土のはざま『鎮守の社』だった…!

 社を訪れるは、美しくも悲しい過去を背負った遊女ばかり。

 魂を導き、救うために…宮司の楽丸とともに、あおは彼女たちの人生を紐解いていく────!


 いいですねぇ~花魁×あやかし! 大好き!

 安達智先生の絵柄も物語の雰囲気に合っていて、その世界観に引き込まれます。

 あおが迷い込んだ、浮世と冥土のはざま『鎮守の社』に訪れる遊女たち。

 彼女たちの口から語られる人生は、哀しくも切ないものばかり。

 遊女というのは大体が身売りで幼い頃に売られた者ばかりで、花魁になれるのは一握り。

 そんな過酷な世界で生きていた彼女たちは、恨み辛みや思い残しがあり、それを祓うは鎮守の森の楽丸。

 あおは鎮守の森に住み、楽丸と共に彼女たちの憂いを祓うお手伝いをしていく。

 鎮守の森の御祭神である、わんこが可愛いかったです。(撫で撫でしたい)

 こんな風に、現代でも幽霊たちの駆け込み寺といいましょうか、その成仏出来ない悩み事を相談する窓口があったら、きっとこの世を彷徨う幽霊たちも心残りなく、あの世へと旅立てそうですよね。

 とても面白かったこちらの『あおのたつき』は、全11巻で発売中です。

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