日記

映画『インタビューウィズヴァンパイア』

2023/08/24 00:14
好きなもの
 何回も繰り返し観た映画で大好き過ぎて、原作小説『夜明けのヴァンパイア』(アン・ルイス著)も読みました。

 ではさっそく、あらすじとネタバレありの感想を書いていきたいと思います。

 よろしければお付き合い下さい。




 ~あらすじ~

 現代のサンフランシスコで、ある若者(クリスチャン・スレーター)が、ひとりの青年ルイ(ブラッド・ピット)にインタビューをする。

 ルイが語り出したのは自分がヴァンパイアになった経緯と、その結末。

 人間だった頃、愛する妻と娘を亡くし絶望していたルイに、見目麗しいヴァンパイアのレスタト(トムクルーズ)が彼をヴァンパイアにした。

 レスタトは残虐非道な性格で、人間たちの血を飲むのを狩りをするように楽しみ、残虐に殺し、いたぶる。

 ルイは人間の血を飲むのに抵抗があり、鼠や獣の血で喉を潤わしていた。

 そんな時、母親をペストで亡くしたひとりの少女と出会うルイ。

 泣いている彼女を慰める内に湧き上がってしまった衝動のまま、ルイは少女の首筋に牙を立て血を啜ってしまう。

 それを知りレスタトは大喜びして、少女クローディアをヴァンパイアにして、ルイに与える。

 そこから、レスタト、ルイ、クローディアの3人の生活が始まるが、その日々はクローディアのいつまでも大人の女性になれない苛立ちから、やがては復讐心へと変わっていき、崩れていく……。



 とにかくレスタト役のトムクルーズが、格好よすぎる!

 性格も残虐非道なんですが、彼独自の美学があり、狩りを楽しむように人間の血を奪い、殺していく。

 クローディアたちに3度殺されますが、その度に生き返るレスタトは、最強に恐ろしい……!

 他にもブラッド・ピットやアントニオ・バンデラス、クリスチャン・スレーターにキルスティン・ダンストと豪華なキャスト。

 初代『スパイダーマン』映画の恋人役のキルスティン・ダンスト演じるクローディアが、可愛さの中にも残酷さを秘めていて、大人になれない少女のままの葛藤を抱えた女性を、見事に演じています。

 クローディアは最後は悲しい死を迎えてしまい、可哀想でした。

 それからまたね、ルイがモテるんですよね。

 レスタトもクローディアもアルマンも、ルイを愛して欲した。

 なんだろう、あの悲壮感を漂わせた中にある優しさと弱さ、どこか放っておけない感じが魅力なんでしょうか。

 原作小説の方では続編が何冊か出ており、映画の方でも『クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』という続編がありますが、『インタビューウィズヴァンパイア』には、敵わない感じです。(そもそも続編映画の方は、小説を読んでいないと分からないような……)

 そんな魅力溢れるヴァンパイア映画の金字塔(勝手に決めました笑)、1994年と古い映画ですが、ヴァンパイアに興味がある方は是非観てみてはいかがでしょうか?

 上手く魅力を伝えられたか分かりませんが、今回は大好きな映画を紹介出来て満足です。

 ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

 

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