Scar, Curse, Perdition
説明:
SCP-XXXXは、215の部位に分割された人型実体であるSCP-XXXX-1と、27のプレートアーマー様の鎧の破片群であるSCP-XXXX-2から構成されます。
SCP-XXXX-1は爆発により破壊された人体に酷似していますが、異常性のないあらゆる手段での更なる破壊は成功していません。
SCP-XXXX-1の各部位は、アメリカの平均的成人男性の1.5倍から2.1倍までの範囲の物理量を示しており、分割されているにもかかわらず、筋組織の収縮や破壊された組織の再生等の生体反応が認められています。
上皮組織には青色素胞に類似した未知の物質が含まれており、表皮細胞内に硬ケラチンとともに蓄積されることで、ヤング係数1.7GPa程度の硬く青白い表皮を形成することがわかっています。
光干渉非接触温度計測装置を用いた温度測定ではいずれの部位も、寒冷暴露時・暑熱暴露時問わず、常に華氏55度から60度(摂氏約13度から約15度)を示します。
各部位の皮膚等に温度受容体が存在することは確認されていますが、それらがどのようにして脳の温度感受性ニューロンに情報を伝達しているか、また視床下部から各効果器へどのように体温調節に関する指令が与えられているかについては不明です。
意思疎通について、多角的な試みが行われていますが、いずれも成功には至っていません。
SCP-XXXX-2は未知の金属で構成されており、そのロックウェル硬さ値は[ 編集済み ]、ビッカーズ硬さ値は[ 編集済み ]以上を示しています。
通常異常性は認められませんが、特定の条件下で触れた人間に対し、深刻な認識災害及び精神汚染を引き起こすことが確認されています。
具体的な条件及び効果を参照するには、セキュリティクリアランスレベル4以上の職員の承認を得た上で、指定の端末から資料を閲覧してください。
また、この認識災害及び精神汚染によるインシデント[ 削除済み ]による[ 編集済み ][ 削除済み ]は、財団に深刻な被害をもたらしました。
このことから、SCP-XXXX-2を用いたいかなる実験も、許可されることはありません。
SCP-XXXXは、2002年1月[ 編集済み ]カナダ連邦の■■■■■■■■■■■■海岸に、破損した鉄靴に中に入った、生体反応を示す足の一部が漂着したことで財団の注意を引きました。
当初より2001年8月[ 削除済み ]に発生したマレット島爆発・消失事件との関係が疑われましたが、詳細の解明には至っていません。
続く1週間の間に[ 編集済み ]海岸には合計49の部位及び6つの金属片が漂着し、地元警察により回収され、財団が収容しました。
通常生物の死骸が海を漂流した場合、軟組織を中心に腐敗や屍蝋化、海洋生物による食痕が認められますが、収容時の目視及び非破壊検査の結果、それらは一切確認されていません。
その後カナダ沿岸警備隊、カナダ海軍所属の太平洋海上軍及びアメリカ海軍所属の第三連合艦隊の協力のもと、166の部位及び20つの金属片が回収され、財団へと収容されました。
なお、この作戦に参加したハリファックス級フリゲート艦HMCSフレデリクトンは何らかの力による因果律の改変を受け、この後[ 編集済み ]年にわたり異変が観測されました。
最新の異変については、カバーストーリー『海軍、フリゲート艦火災について調査中』にて隠蔽されています。
07/??/2004 追記-1
現在はインシデント:SCP-****によるサイト19の襲撃を経て、SCP-XXXX-1はその形状を人型へと再構築されています。
詳細は補遺:XXXX-1、補遺:XXXX-2、及び補遺:XXXX-3を参照してください。
09/??/2004 追記-2
人型への再構築完了後、SCP-XXXX-1の意識レベル及び反応に変化がありました。
この変化に伴い、SCP-XXXXの収容プロトコルに変更がありました。
詳細は補遺:XXXX-4及び補遺:XXXX-5を参照してください。
01/??/2005 追記-3
収容違反が発生しました。
詳細は補遺:XXXX-6及び補遺:XXXX-7参照してください。
【参考資料】
[ 削除済み ]大主教からの書簡
【Tale】
Tale:客員研究員W博士について
SCP-XXXXは、215の部位に分割された人型実体であるSCP-XXXX-1と、27のプレートアーマー様の鎧の破片群であるSCP-XXXX-2から構成されます。
SCP-XXXX-1は爆発により破壊された人体に酷似していますが、異常性のないあらゆる手段での更なる破壊は成功していません。
SCP-XXXX-1の各部位は、アメリカの平均的成人男性の1.5倍から2.1倍までの範囲の物理量を示しており、分割されているにもかかわらず、筋組織の収縮や破壊された組織の再生等の生体反応が認められています。
上皮組織には青色素胞に類似した未知の物質が含まれており、表皮細胞内に硬ケラチンとともに蓄積されることで、ヤング係数1.7GPa程度の硬く青白い表皮を形成することがわかっています。
光干渉非接触温度計測装置を用いた温度測定ではいずれの部位も、寒冷暴露時・暑熱暴露時問わず、常に華氏55度から60度(摂氏約13度から約15度)を示します。
各部位の皮膚等に温度受容体が存在することは確認されていますが、それらがどのようにして脳の温度感受性ニューロンに情報を伝達しているか、また視床下部から各効果器へどのように体温調節に関する指令が与えられているかについては不明です。
意思疎通について、多角的な試みが行われていますが、いずれも成功には至っていません。
SCP-XXXX-2は未知の金属で構成されており、そのロックウェル硬さ値は[ 編集済み ]、ビッカーズ硬さ値は[ 編集済み ]以上を示しています。
通常異常性は認められませんが、特定の条件下で触れた人間に対し、深刻な認識災害及び精神汚染を引き起こすことが確認されています。
具体的な条件及び効果を参照するには、セキュリティクリアランスレベル4以上の職員の承認を得た上で、指定の端末から資料を閲覧してください。
また、この認識災害及び精神汚染によるインシデント[ 削除済み ]による[ 編集済み ][ 削除済み ]は、財団に深刻な被害をもたらしました。
このことから、SCP-XXXX-2を用いたいかなる実験も、許可されることはありません。
SCP-XXXXは、2002年1月[ 編集済み ]カナダ連邦の■■■■■■■■■■■■海岸に、破損した鉄靴に中に入った、生体反応を示す足の一部が漂着したことで財団の注意を引きました。
当初より2001年8月[ 削除済み ]に発生したマレット島爆発・消失事件との関係が疑われましたが、詳細の解明には至っていません。
続く1週間の間に[ 編集済み ]海岸には合計49の部位及び6つの金属片が漂着し、地元警察により回収され、財団が収容しました。
通常生物の死骸が海を漂流した場合、軟組織を中心に腐敗や屍蝋化、海洋生物による食痕が認められますが、収容時の目視及び非破壊検査の結果、それらは一切確認されていません。
その後カナダ沿岸警備隊、カナダ海軍所属の太平洋海上軍及びアメリカ海軍所属の第三連合艦隊の協力のもと、166の部位及び20つの金属片が回収され、財団へと収容されました。
なお、この作戦に参加したハリファックス級フリゲート艦HMCSフレデリクトンは何らかの力による因果律の改変を受け、この後[ 編集済み ]年にわたり異変が観測されました。
最新の異変については、カバーストーリー『海軍、フリゲート艦火災について調査中』にて隠蔽されています。
07/??/2004 追記-1
現在はインシデント:SCP-****によるサイト19の襲撃を経て、SCP-XXXX-1はその形状を人型へと再構築されています。
詳細は補遺:XXXX-1、補遺:XXXX-2、及び補遺:XXXX-3を参照してください。
09/??/2004 追記-2
人型への再構築完了後、SCP-XXXX-1の意識レベル及び反応に変化がありました。
この変化に伴い、SCP-XXXXの収容プロトコルに変更がありました。
詳細は補遺:XXXX-4及び補遺:XXXX-5を参照してください。
01/??/2005 追記-3
収容違反が発生しました。
詳細は補遺:XXXX-6及び補遺:XXXX-7参照してください。
【参考資料】
[ 削除済み ]大主教からの書簡
【Tale】
Tale:客員研究員W博士について
